2022年5月6日金曜日

バッさんの未来語り テンペスト・オブ・ウォーについて

 皆さんこんにちはー

 

お元気でしょうか?ゴールデンウィークは出かけている人が多いと思いますが、お気を付けくださいませ。私は琵琶湖をバイクで一周するプチツーリングとバイクの整備以外は基本的にウォーハンマーをやってます。というのも神戸三宮店の周年イベントがあったので、遊びに行ったりしています。

 

さて、その辺はさておき、今日の話題はテンペスト・オブ・ウォーのカードセットについてのお話をしたいと思います。結構周りで気になっている人がいるのではないでしょうか?あんまり情報が無いようなので、とりあえず私のレビューをブログに書いておきます。ちなみに私は数回しか遊んでないうえ1000ポイントでしか遊んでません。そのうえでの初期のレビューだと思っていただければよいかと思います。それでは行ってみましょう「バッさんの未来語り テンペスト・オブ・ウォーについて」

 

さて、知らない人は全く知らないテンペスト・オブ・ウォー。これのざっくりした説明からやりましょう。まずカードパックです。そしてカードがよくわからないサイズです。これ何サイズなんでしょうねぇ。。。トランプの倍以上ありそうな変なサイズです。とりあえず知ってる限りカードスリーブとかには入りません。

 

で、中には

 

・目標物トークン(切り抜き式厚紙製)6

・遊び方説明の用紙

・コア策略(命令更新)カード(副次目標引き直しの策略カード)2枚(各プレイヤー1枚づつ)

・主要目標カード6

・ミッションルール12枚(ウォークライでいうところの特殊状況カードの様な物)

・初期配置カード6

・副次目標カード20枚を2セット

 

という感じの内容になっています。

 

まず説明をしておくと、このカードセットはミッションパックで、イメージとしてはチャプターアプルーブド・グランドミッションパックに置き換わる物だと思ってください。なので、このカードセットを使ってミッションとかを決めていきます。

 

で、まずミッションをカードを引いて決めます。初期配置、ミッションルール、主要目的のカードを一枚づつ引いて、ミッションを決定します。この辺はウォークライっぽいですね。少し違うのが、テレインのセッティングはカードに書かれてないです。その後、副次目標のデッキを各プレイヤーがもってゲーム中に使うように準備しておきます。

 

副次目標は3枚まで各自軍ターンの指揮フェイズ開始時にドローします。そしてターンの終わりに好きな枚数を破棄できます。問題はカードをドローしきってしまうと、それ以上引けなくなること。要するに20枚以上のカードは引けないという事です。ちなみに先ほど記載した「新たな指令」策略を1CP使って副次目標カードを1枚捨てて、1枚ドローできます。

 

戦場のサイズとかはいつもと一緒ですが、作戦目標の配置はゲームサイズによって変わります。1000pt4個、2000pt5個になります。そして何故か作戦目標マーカーの配置は「年齢の若いプレイヤー」から行います。遊んでるプレイヤーベースより「少し」年上な私としては少しイラっとするルールですが、年上を立てる日本では逆でもよいのではないかと思う今日この頃。細かいルールは省きますけど、置き方のセオリーはあるっぽい感じですね。

 

 

まあ、ここまでがざっくりとした製品説明。ここからは私の個人的なイメージとか意見とかをネットの海に垂れ流す感じになります。

 

まず断っておくと、私は割と好きです。ただ、真面目に真剣にゲームしたいときはグランドトーナメント・ルールを使います。ただ、普通に「フラっと」遊びに行って野良ゲームを拾いに行くときは別にこれでいいんじゃあないかなーというイメージ。ただ、私の仲間はこのカードセット、不評な人いる。

 

なんとなくの偏りとイメージを聞いていると、副次目標をドローして、完了するまでのスパンで事前情報ないから妨害できないので、不満という意見。もともとアーミーの中に副次目標をする様に作ってあるのに、それをドローするのがランダムというのが気にいらないという意見。ランダム性が高すぎて、嫌という意見がちらほらあります。そして1000ptでの初期配置の近さがめちゃくちゃ近い。下手したら一番近いところで初期配置ゾーンが12“とかしか離れてない場合もあります。(一番近い場所と一番近い場所を直線で結んだ時の距離です)

 

まあ、全て正しいと思うが、普通の人はそこまで考えてゲームしていないと思うのですよねぇ。なので、日本にいる90%以上のプレイヤーはテンペスト・オブ・ウォーは良いと思いますよ。というか普通にストアとかのゲームはほとんどこれに移り変わっていく未来も見える程度には優秀だと思います。

 

まず説明すると。

 

・グランドトーナメント・ルールセットの更新頻度

チャプアプって半年に一回なんですよねぇ、最近。という事は6か月に一回は本を買いなおす必要がある。嫌気さしてる人も多くないです?私は全く気にしないし、ハイエンドのトーナメントレギュレーションを真面目に考えて、しっかりバランスの取れたミッションを半年に一回の新しいアーミーのパワーも考慮したうえで更新してくれるなら、私はそれに喜んでお金を出しましょう。ただ私は少数派なのはわかってます。普通の人は「なんで普通に遊ぶのに半年に一回高い本を買わんとあかんねん!」ってなってると思います。そんな皆様に朗報です。テンペスト・オブ・ウォー。次のセットが出るまでは、これ一つでいけますよ?

 

・そこそこの戦略性

さすがにランダム性があるドロー方式なので、戦略性とかバランスにはバラつきがあります。ただ、そこまでひどくバラつかない。というのも、実はそんなに激しくルールが変わらないから。なので、良い意味で普通にはバラつくけど、悪い意味でいうとミッションルールは若干浅く感じる。普通に遊ぶ分には十分バラけますし。何よりもランダムなんで、変なの引いてもあきらめれる。

 

・手軽

ゲーム前に二人してミッションルールを読んで、理解して、副次目標を唸りながら決めてというステップってありませんか?下手したら30分ぐらいミニチュア並べた状態で二人そろって唸ってません?テンペスト・オブ・ウォーではすべてランダムで決めてくれますよ?

 

 

 

まあ、個人的に思うのは気軽にゲームを遊びたい「カジュアル勢」はグランドトーナメントよりこちらの方が遊びやすいのではないかという事ですねぇ。俗にいう「ガチ勢」はランダムに決まっていく副次目標がストレスでしかないと思います。もうこの辺はゲームの考え方と趣味への向き合い方じゃないでしょうか?私はどちらの方が正しいとは全く思わないし、日本は変に「カジュアルの方が正しい」みたいな風潮があるので、いつも不思議なんですが、真面目に真剣にゲームする人も楽しいのだよ?ゲームは。

 

私はどっちかといわれると「別にどちらでも」派です。理由を説明しておくと、副次目標のランダムドローでの「自分の予期せぬことへの対応力」を鍛える良い練習になるからと思っています。私はゲーム中へのレスポンス力という物をすごく大事にするプレイヤーだと個人的には思っているので、そういう「対応力」という事で勝負することは個人的に好きです。とは言ったもののグランドトーナメントルールをやるときではちゃんと副次目標の事を考えてゲームメイクを考えるし、リストも副次目標を達成できるようにシッカリとできてます。

 

とは言いつつも12“しか近いところが離れていない配置をドローしてて、私がミリタルムで相手がオルクという事も考えられるので、その場合は先攻後攻ダイスロールでほぼ勝敗が決するゲームになりそうです。()

 

 

さて、次は私の色々な意見をQ&A方式で書いていきます。

 

Q:初心者に進めるか?

A:進めます。というか初ゲームが終わって策略とかを使えるようになってきたら、別にそのままテンペスト・オブ・ウォーへ突っ込んでもいいかもしれない。初1000ptゲームがテンペスト・オブ・ウォーでも全然良いかと思います。

 

Q:どういうプレイヤーに進めるか?

A:初心者、中級者、カジュアルな人、対応力の練習をしたい上級者、毎日トーナメント環境でなくてもいいよというプレイヤー。まあ、ほとんどの人ですね。オススメは一度、他の人の持ってるカードセットで遊んでみて、気に入るかどうかを確認してもらって購入してもらっていいと思います。ただ、年に23回しか遊ばないという人はぜひ買ってもらって問題ないと思います。グランドトーナメントルールを1回とか2回のゲームのために購入するのはもったいないかと。次からポイントも無料になりますしねぇ。

 

Q:ウォークライみたいにゲームが始まった瞬間終わるという事はあるか?

A:ありえない事ではないが、起こりにくいと思う。さっき言ったミリタリウムとオルクなイメージで、ありえるのはあり得ます。特にミリタルムとかタウみたいに偏ったアーミーに起こりやすいことですが、そういうアーミーはそもそもピーキーな仕様なので、プレイヤー自体もそういうリスクは知ってるはず。というかタウは新しいコデックスでそういう事になっても対応できるようになってるし、ミリタルムはもはやコデックスやルールが古すぎてそもそも問題がありますので、あまり気にしなくて良いかと。ナイト?ナイトは副次目標とかでなく相手を殺せ。敵がいなければ目標物を取り放題だ。巨大兵器はどんなに頑張ってもインファントリーになれなくアクションが出来ぬ。旗は立てれないんだ。あきらめろ。というか物理的にできないアクションカードは破棄するように書いてるから大丈夫です。

 

Q:ゲームの難易度はテンペスト・オブ・ウォーとグランドトーナメントどちらの方が高い?

A:個人的にグランドトーナメントの方が高いと思います。ただし、「迷い癖」がある人はテンペスト・オブ・ウォーをやると無限に迷えると思うので、その辺は人の感じ方次第だと思います。私個人がゲームしてるときに迷わない人間なんで1000ptのテンペスト・オブ・ウォーだと相手とアーミー次第ですが1時間30分ぐらいでゲームが終わります。

 

Q:テンペスト・オブ・ウォーが得意不得意なアーミーはあるの?

A:あくまでも個人的な感触ですが、若干近接有利な気がしなくもない。もちろんテレイン次第。1000ptだと4つの目標物で2つが自軍陣地、2つが中央よりになって近接アーミーだと真ん中付近に両方固まるか、片方が真ん中に行くかになりそうなので、必然的に中央での殴り合いに発展しそう。特に配置からの距離が短めに感じるので初ターンからの近接もあり得る感じに見える。両方近接アーミーの場合は血を血で洗う世紀末対戦が勃発しそうな感じはしている。まあ、だからといって射撃アーミーが戦えないわけではなさそう。あくまでも若干有利な気がするだけ。

 

Q:使ってみた感触は?

A:私が使ってみた感触はゲームがわかりやすく、早いペースで進むイメージ。というかおそらく普通にやると34ターンでどちらかが投了するパターンが多い気がする。むしろ火力の高いアーミー同士だと2ターン目に決着がついているパターンが多いと思うレベルで物騒。主に目的物の配置、初期配置などに左右はされるが比較的に1ターン目からのドンパチが発生しやすくなっている気がする。なので2000ptのグランドトーナメントであるような「様子見ターン」が発生しない気がしている。

 

とまあこんな感じですかね。今日は短いです。(毎回なろう小説の短編は書けない(-_-;)

まあ4100円で目標物マーカーもついてきます。ちゃんと40㎜で割と優秀ですよ、目標物マーカー。というか最終的にこれが一番良いポイントかもしれないぐらい優秀な目標物マーカー。そういう意味では買っておいて損はないかもしれない。特に初心者から抜け出して、そろそろ策略とか使い始めて、ちゃんとゲームを覚えていきたいという人にはいいと思う。一人がカードを持っていれば二人で使えるのもよいポイントだと思います。なので私個人としてはオススメします。

4 件のコメント:

  1. 結構気になっていたカードなので、レビュー助かります!
    特に目標物マーカーが使えるって情報はありがたいです!

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  2. JILL64さん
    コメントありがとうございます!
    喜んでいただいて何よりでございます!
    地味に優秀なんですよねぇ。目標物マーカー(笑)

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  3. 気になってはいたのですが、中身がよく分からないので、
    スルーしようかなと思いましたが、このレビューを見て購入してみました。
    とても参考になりました。

    いつも参加してくれる人でも、チャプアプよりこちらの方が肌の合いそうな
    人が多いかなとも思ったので。

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  4. ナワさん

    コメントありがとうございます。
    良かったですー。

    チャプアプは少し複雑な所があるんで、カードに書いてあるのは魅力的だと思います。
    またそちらで使用してみての感想も教えてくださいませ。

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