さて皆さま。今回もやってきましたバステトブログ更新のお時間です!
さて、文句言ってもいいでしょうか?ウチのブログの問題かもしれないんですが、書いている途中の記事とかシリーズのトドメを書いてるタイミングでトドメを差さないでいただきたいのですよ。。。公式さん。。。マジで。。。なんでこのタイミングで「夏に10版でるよ!」だよ!マジかよ!ファンとしては大歓喜だよ!でも俺の始めたブログシリーズどうしてくれるんだよ。書いてる途中で余命半年無いと分かったんだよ!モチベ落ちるでしょうが!
というわけで、今年の夏に10版が出ます。コデックスも全て一掃されて、全て一度はオンラインのインデックスという資料に戻るらしいので、この記事とシリーズの寿命は10版がリリースされるまでの間だけとなりました。。。。。
。。。。
ファ!!!#“##$###――――――”“”“!”!$“#ク!!!!
失礼いたしました。取り乱しました。偶にありますので、発作と思って読み飛ばしてください。きっと私の中のコーン神の力が強まったのかと思います。
さて、そんなアホな話はさておき、皆様、ケイオス編ですよ。とりあえず2023年現在ではケイオスと言えば超最強、超最強陣営といえばケイオスと言われるぐらいには超最強です。一応AoSのスレイブ・テゥ・ダークネスと言われるアーミーで関東にいる某有名人の方が広めた言葉なのですが、今や日本中の混沌信者が「超最強」と連呼しており、日本ではその呼び名が付きました。
ちなみに別に性能が強すぎて超最強ではなく、もはや愛の強さを表す言葉だと私は理解しています。辛くなったらレンジャーとか叫ぶとか、プロポーズの言葉とか色々大事な言葉ってあると思うのですが、超最強は愛の言葉と思っても良いと思います。気になる人は超最強StDとか調べてみましょう。余談ですがStDはウォーハンマー界ではSlaves to DarknessというAoSの混沌のアーミーですが、普通の世界ではSextually Transmitted Disease、性病の略です。調べると超最強の性病が出てくる可能性がありますが、私は皆様の検索AIの精度を信じます。当ブログは一切の責任を負いませんので、ご注意ください。
さて、アホな話題からアホな下ネタまでぶっ飛んだ本日の記事ですが、さっそく(?)始めていきたいと思います。
なんども言いますが、あくまでも私の個人的な意見ですし。ケイオスに関しては私の好き嫌いがハッキリ出るアーミーですので、割とバイアスきつめになります。まあ、基本辛口と塩味が有名な当ブログですが、その辺はご愛敬だと思っていただければよいかと思います。
それでは行ってみましょう「バッさんの初心者講座 アシェットで始めた人向けアーミー紹介 混沌編」
概要:まず混沌とはケイオスと読みます。ケイオスはワープ空間に存在する悪しき神々が使う力です。主に歪みといい人類などに特殊な変異をもたらします。悪魔に乗っ取られたりするオカルトな感じがあります。グロキモ系のモデルも結構いるので、好きな人は好きな見た目かもしれません。まあ、40kの世界観は基本度の勢力も最高のクズ野郎の集まりなので、善悪と言っても、正義の味方はいないんですよね。本当に暗黒の未来です。グリムダークとはよく言ったものですよねー。
で、ケイオスはそういう悪魔に魅入られた勢力でもあるのですが、実は色々な理由で帝国を反逆したメンツも含まれます。例で言うと「上司が裏切っていたけど、自分はそんなこと聞いてない。気づいたら反逆者にされていたから、生きのこるために戦う」もケイオスの勢力になったり。「遺跡探索中にロストテクノロジーを拾ったら、なんと中にデーモンが入ってた」とか。「帝国の上司があまりにもクソヤロウで、私腹を肥やし過ぎて、糞独裁者。生き残るために政府にデモしてたら反逆者にされた」とか一定数の「可哀そうな人達」もいます。結局大半は悪魔に屈して、反逆するんですけどね。
で、ケイオスは基本的にどこぞのブラック帝国と違って、働いたり、成果を上げた物に関しては褒賞をシッカリ与える勢力なので、実際にデーモンプリンスになったり、便利な腕が生えたりします。でも失敗するとナーグリングにされたり、スポーンにされたり、神様に直接折檻されたりします。そういう意味ではちゃんと厳しい勢力です。まあ、そんな勢力ですが、割と日本では人気のある勢力です。というか信者がいます。なので、基本的に愛を感じるプレイヤーが割といるので、始めようとしている人はご安心ください。プレイヤーの質でいうと「大人」なプレイヤーが日本では多いと思うんですよねぇ。なんというのかとりあえず良い意味で「余裕のあるマイペース」なプレイヤーが多いイメージ。まあ、あくまでも偏見ですけど。
さて、最初はこのアーミー!皆大好きケイマリ!In the House!
ケイオス・スペースマリーン
混沌に堕ちた、元スペースマリーン。スペースマリーンがプライマリス化などを行って遺伝子操作や新兵器を作る代わりに、ケイオス・スペースマリーンは悪魔との契約によって変異溶かして強くなる。
ゲームプレイ的には万能なアーミー。どちらかというと少し近接よりだが、全然射撃も出来るし、特化すれば射撃も強くできる。各ユニットに刻印という物を付けれるので、カスタマイズ性も多く、同じユニットでも色々なカスタマイズが出来る。そういう意味では「オプション力」は凄いアーミー。
スペースマリーンが戦術ドクトリンで貫通を上げる代わりにケイオスマリーンはヒットロールで6を出したら2発ヒットになるルールを持つ。要するにスペースマリーンは攻撃の質が上がるが、ケイオススペースマリーンは攻撃の量が上がる。
日本ではかなり人気の高いアーミーで、どのストアやショップでもプレイヤーは多い。日本語のコデックスが少し手に入りづらいのがネックではあるが、基本的に機能面では良いアーミー。サブファクションの組み方によっては同じアーミーで色々遊べるので、好きな色に塗って、色々ルールを組み替えて遊ぶのも楽しい。一つのアーミーで色々遊びたい人向けでもある。
初心者へのオススメ度:B
基本的には文句なしで初心者にオススメできるアーミーではあるが、少し注意点もある。まず持ち運び。棘は折れる。これはウォーハンマーのモデルという物でゲームをする為に運搬をする必要という目線で見たら、基本的に長く使っていくと棘やスパイクはどんどん短くなって、いずれ無くなる。これはもはや宿命なので、あがいても良いが諦めるのも一つの手である。リアルで私に合った事ある人間は知っているが「折れたり、壊れたりするパーツはつけない」という信念の元に基本的にトゲトゲパーツをつけないので、「ツルっと」したケイオススペースマリーンを持っている人は一定数いる。もしくは元々はトゲトゲしてて、「トゲが抜けて丸くなった」ケイオススペースマリーンは一定数いる。大体こういうマリーンは見た目は丸くなっているが、性能は尖るので見た目と性能が半比例するので個人的には凄く面白いと思っている。
ベテランプレイヤーは知っているが相手のケイオススペースマリーンを見て、いい感じにスパイクとかトゲが折れているのをみたら少し気を引き締める。「おっ。こいつはやるな」と思うようになる。そういう意味では壊れてからが本番なイメージがある。
長々とある意味どうでもよい事w語ったが、次はゲーム面で少し初心者にオススメづらい点を。
刻印ルールやバフが多いので、少しわかりにくい。スペースマリーンは素の性能で全然戦えるが、ケイオススペースマリーンは少しバフが欲しくなる。これはスペースマリーンの様な「とりあえず入れておけば戦える」という支柱(リデンプターとか。リデンプターとか!)が無いからというの大いにある。そういう意味では相手の方がゲームに慣れていると最初のゲームを勝つのに少し読み込みが必要なので、最初っから勝ちたい人にはオススメしにくい。扱いを覚えれば、組み換え自由な凄く良いルールなので、そういう意味では「長い目」で見た時の性能はピカイチなルール。
良くも悪くも、単一のデータシートの強さでガンガン押すタイプのアーミーではないので、少し初心者にはわかりづらいかも。ただ、底は高いので、ある程度までは戦うので、初心者は一番最初には「歯がゆい」思いがあるかもしれない。なんというのか「惜しい」というゲームが最初っから多いアーミー。戦えるし、いい勝負ぐらいまでは持っていけるけど、最初っから「とりあえずドカーンと当たって、ガン!って勝利をもぎ取る」みたいなアーミーではない。別に最初っから勝利をもぎ取っていかず、複雑に絡み合うルールを少しづつパズルで組み合わせて行ってというイメージのコンボビルドを楽しみたい人には問題なくオススメできる。ある意味、リスト編成で「雑」に勝てるアーミーではない。
サブファクションについて:
ケイオススペースマリーンはサブファクションで遊び方がガラっと変わるアーミーなので、サブファクションの特筆点を少し。本当にザックリと書きます。
ブラックレギオン:アバドン様を使いたいならココ!とりあえずアバ様が強い。小技的な悪い事も多くできるので、長くやるならオススメなアーミー。万能型
ワードベアラー:白兵よりなアーミー。基本サブファクションルールのヒット振り直しがとりあえず優秀。特にケイオススペースマリーンは爆発ヒットなどあるので、使いやすい。問題はスピードを上げる方法があまりないので、初心者に扱いやすいかと言われると少し躊躇する。
ナイトロード:白兵よりのアーミー。相手の士気などに影響を与える能力があるので、相手を恐怖に叩き落して、殴るイメージ。初心者には扱いにくいアーミーなので、初心者には進めにくいサブファクション
アイアンウォリアー:射撃型。というか防御型でもある。カバー無視と貫通1,2を軽減という結構使いやすい能力を持つ。策略なども結構優秀。何より塗りやすい。初心者でも扱いやすく、塗りやすい。トラ柄が塗りにくい人は細いマスキングテープを百均とかで買ってくるか、「筆を引きながら」塗るやり方をして練習すればよろし。コツがあるので、近くのベテランペインターさんに聞いてください。
アルファレギオン:撤退後アクションとか撤退後突撃ができ、12“以内の射撃にはヒットロールのペナルティを掛けれる。どちらかというとトリッキー型に分類される。大変言うのは心ぐるしいのだが、初心者にはオススメしない。というか使いこなせないと思う。アクション系は結構ベテランがガッツリやるギミックだし、初心者のゲームだと撤退後突撃の良さはわかりにくいと思う。12”以上からヒット-1とか言われても、初心者は前にで体だろうから、使いにくいと思う。心苦しいと言った理由はアルファレギオンで始める初心者が多い事。ペイントが格好良く、設定も中二病感をピンポイントで指摘してくれ、イマイチケイオスなのか帝国なのかはっきりしない優柔不断感が日本人にささるのであろうと、私はなんとなく感じてしまう。どちらにせよ、愛があるなら止めはしないが、ルールだけで言うなら他のサブファクションを押す。もはやアルファに塗って、ルールは他のサブファクションでも色々問題ない気がする。
エンペラーズ・チルドレン:スラネ特化型のサブファクション。というかケイオス神の特化型兵団で唯一ケイオススペースマリーンの本に残存した兵団。そういう意味では不遇。だが、ルールはアホ強い。射撃特化型。なにせ、ヒットペナルティ無視とウーンズロールで6が出れば貫通が1上がる。最近までは最強候補に残っていたアーミーのアーキタイプなので、普通に強い。ルールもややこしくは無く、スラネが好きなドMな方は是非良いかと思います。気持ちよくなりましょう。
レッド・コルセア:ブログ主がイチオシのサブファクション。なにせ宇宙海賊。ホルスの大逆の時に存在しなかった兵団が2つケイオススペースマリーンの本にあるが、その一つ。白兵型アーミー。全力移動後突撃という白兵アーミーの抱えるジレンマである「どうやって相手に近づく」という問題に対しての強力な答えになる能力をアーミーワイドで持っている。それに目標物の確保に関しても2体扱いになったりするんで、主目標で戦うゲームでも強い。この優秀な能力に追加でバイクが白兵フェイズに移動するという「ターン外移動」という策略があり、普通に強い。扱いやすく分かりやすく強い箇所がある良いアーミー。
クリエイション・オブ・バイル:ブログ主が一番良く分かっていないサブファクション。ファビウス・バイルと言う名前のマッドサイエンティストが率いるサブファクション。「お前エンペラーズ・チルドレンやったやん!」とか思ってたブログ主。最近のれん分けで独立したらしい。移動距離+1と攻+1というわかりやすく強い能力を持ち。死んだ後に自分が殴ってなければ殴り返しとかいう強力なルールを持つ。見る限り白兵特化。出た当初は最強の候補の一つだったが、何かしら弱体が入ったと聞いている。詳しい事は知らない。初心者にオススメは出来るだろうけど、ファビウスバイル。割とガチモノのメンヘラ変態ですよ?
ケイオス・デーモン
ワープ空間に生息する悪魔。主に5種類いる。各ケイオス神に属する神様と全ての神様の悪魔がいる。まず興味のある初心者さんに2つの質問をします。1.ベ・ラコール様のモデルが好きですか?2.2万円クラスの大型デーモンモデルで戦いたいと思いますか?この二つの質問に「いいえ」と言った人は別のアーミーを探しましょう。この質問のどちらかに「はい」と言ったプレイヤーは自分の力への渇望とのせめぎ合いなので、始めた後に色々悩みましょう。強さを求めていて、両方ともの質問に「はい」と答えた人はとりあえずベ・ラコール様を買いにいって問題ないと思います。
良くも悪くもベ・ラコール様とグレーターデーモンと呼ばれる大型デーモンのアーミー。というか、力を求めるなら普通に大半のプレイヤーはベ・ラコール様が入るし、基本的に絵面敵に「大型デーモン運動会」になることが多い。小型も強いのは一部いるが、基本的に強さを求めるプレイヤーに対する明確な「答え」があるアーミー。とりえあず手っ取り早く2000ptで強いアーミーが欲しい人はベラ様、ブラッドサースター、ロードオブチェンジ、フレイマー3ユニット、エグザルテッドフレイマーを積んでいけば、普通に勝てる編成になる。そういう意味では遊びの無いアーミー。
特殊ルールで混沌の風(?)というルールがある。単一の神様のキーワードを使えば、ボーナスを得たりできる。神様を混ぜると、その一部しか使えない。基本2000ptでは使わない。というか基本的には失うものが多すぎる。これは前のルールがデタッチメント編成的に作りやすかったのでそういうルール。時代の流れに取り残されたルール。10版に期待。で、デーモンはテレポートでゲームに突入できるので、ワープ空間から突撃をかましていくアーミーになる。一部射撃は出来るが大半が白兵特化のアーミー。射撃できるフレイマーなどは射撃がアホ強い。
初心者へのオススメ度:C+
始めストアに行って、デーモンについて聞くと一度は言われる「AoSでも同じモデル使えますから!」というのは間違いではないが、大きな罠だと思っている。ティーンチなら通用するが、普通に他の神様ではあんまりゲームを重視する人間はしない。やってもいいし、出来るけど、「聞こえが良い」だけで現実ではかなりやりにくい事だと思っている。だって、皆さん「それでちゃんとしたゲーム」がしたいのであって「とりあえずならべる」ではないはずだから。そもそも40kとAoSでは使うアーミーが違うし。AoSでは神様一つに縛られる事が多いので、使いにくい。
正直言うと、好みがかなり割れるアーミーだと思う。良くも悪くも大味なアーミーになりがちなアーミー。大きなモデルを使ってドッカンドッカンゲームしたい人は良いと思う。だが、デザインの統一性が少ない感じなるので、イマイチ「一つのアーミー」感が少ない。セコンドアーミーとかサードアーミーでやりたい人はいいけど、初心者のファーストアーミーという点では普通の人に関しては「止めといた方がいいかも」と止めるアーミーの一つ。正直扱いにくいと思う。
デスガード
始めに言いましょう。デスガードに関しては「多大」なバイアスが入ります。他のアーミーに対して不公平というレベルのバイアスが入りますので、あらかじめご了承ください。腐敗と疫病の神様のナーグルを信仰するケイオス兵団。固い事がウリのアーミー。ブログ主が初心者にオススメするトップ候補の一つ。ブログ主の持ちアーミーの一つでもある。
分かりやすく言うと固く、足が遅い以外は結構何でもできるアーミー。特化するのは難しいが、ベーシックなゲームをできれば、誰でも扱えるアーミーだと思う。崩れにくいが、崩しにくいというアーミー特性なので、ある意味コツさえつかめば、マイペースにゲームが出来る。
データシートが少ない上、キャラクターが多い。編成に幅を持たせにくいが、どのみち言うほど持たせれないから、迷う事が無い。
弱点は足が遅い事。プレイヤースキルで悪い事が出来ない。だが、初心者などにはそもそもプレイヤースキルで何とかするという事が難しいので、あるチョイスの中で最善のチョイスを拾っていくしかない。なんというのか、焦ってもどうしようもない事はウォーハンマーではよくある事。で、その「無理」を成立させようと無理をして、中級者ぐらいなプレイヤーは「やめとかよかった」と思う事が多い。特に格上との闘いはそうなることが高確率で一回はある。デスガードの場合、その無理がしにくい。そしてしても、割とリカバリできる力がある。シッカリとゲームプランを立案しないと、そもそもゲームが成立しないので、狭い選択枝の中から最善をチョイスしていく。長くプレイすると「圧力」という言葉どういう物か良く分かってくるアーミー。
初心者へのオススメ度:A-
塗りやすく、遊びやすく、8版スタータ―のアーミーなので中古品も多く転がっている良いアーミー。シェイドをよく使うアーミーなので、割とペイントはごまかしがきく。そして何より壊れにくい。ウォーハンマー共通で言える事だが、太いモデルは壊れにくい。なので、持ち運びが凄くやりやすい。細いモデルがあるアーミーはそうはいかないので、そういう意味でも有利。
まあ、ちょっとバイアスかかり過ぎなのは個人的に意識しているので、マイナス点も少し書きましょうかね。
まずコンパト。あれはいけない。なんで中途半端な数のポックスウォーカーにスぺキャラなんよ。あれがポックスウォーカーが40体、ティファウスがロードオブコンタギオンかヴィルレンスでもう一体のキャラクターがファウルブライトスポーンだったら神スターターだったのに。で、言うとスターターは今のボーディングパトロールかと思います。あれは良いボックス。まあ、そもそもコンパトはコンバットパトロールが作れないという大地雷ボックスなのでお気を付けください。新のコンパト箱はモータリオン先生です。(嘘だけど本当)
ちなみにデスガード、硬いと言いますが、そんなに固くないです。一応説明しておきます。普通の武器は強いんですよ。ダメージ軽減は凄く強い。でもゲームの火力が今現在高くなりすぎて、少しぐらい固くても普通に気を抜いたら数ターンで全滅します。これはデスガードだとかどうとか言う問題ではなく、全アーミーそうです。もうゲームの問題です。普通はそれでもスピードで何とかしてりするんだけど、デスガードは足も遅いのでどうにもならん事があるので、マッチング的に難しいアーミーは一定数存在します。例で言うと致命ダメージを飛ばしまくるサウザンドサン、ティラニッド、ヴォータン。足が速く、ピンポイントで崩されるデゥカーリ、アエルダリ(特にヘイルオブデゥーム)。長距離特化のタウ、ミリタルム、メカニクス。この辺はマッチング的に厳しいですねー。そのほかは、まだ戦えます。
一応補足で言っておくと、相性が悪いだけで勝てないわけではないです。デスガードで上にあげるアーミーに勝ってる事もありますし、負けてる事もあります。というか今の環境だと何を使っても「不可能」なマッチングは無いので、ご安心ください。
見た目が気に入ってて、他のアーミーと迷っている方は一度デスガードは私が全力でオススメしますよ。
サウザンドサン
青いエジプトテーマのマリーン。ティーンチ神をあがめる。サイキックが得意。とりあえずサイカーが多い。そしてサイキックを強くしたり、安定させたりできる強化が多いアーミー。白兵はそんなに強くないので、注意。そこそこ高いミドルクラスのAPの弾数で圧倒しながら、サイキックによる致命ダメージで相手の硬いユニットを倒していくスタイル。全体的に足は遅いが、一部のユニットの足はそこそこ高い。デスガードとは別ベクトル(ほぼ全てのユニットに5+スペセ)がついているため、普通に固いのもある。マリーン系ユニットのもつ全ては灰(オールイズダスト)のルールで1ダメ武器に対しては2+セーブになったりするので、驚く程固くなることもしばしば。
最近フレイマー(ケイオスデーモン)を入れれるようになって一度強くなったが、フレイマーの弱体によって、また少し弱くなったという判断。だが、言わしてくれ。メタウォッチはどう言ってようが、「とりあえず強くなったから」18体フレイマーをとエグザルテッドフレイマーをガンガン突っ込める財力の無い我々一般市民には関係ない話だと!
すいません、メインターゲットが初心者さんだという事を忘れて、かなり厚くなりました。まあ、ようするにゲームのトップエンドのプレイヤーが遊んでる編成は我々が出来る編成ではない事が多く、それが弱体したところで我々一般人には関係ないという事を言いたかったです。
さて、話を戻します。基本的にはサイキックのダメージと射撃ダメージを合わして戦っていくアーミー。弱点はサイキックと致命ダメージに大きく対策された時にダメージが出ない事。キャラクターなどの主要サイカーが打ち取られるとズルズル火力不足を引きづって負けてしまう事。もう一つが「安いモデル」を大量に入れられて致命ダメージの効果が半減すると火力不足で勝てなくなる。要するに「質」の高い相手には強い傾向があるが、「量」の多い敵には弱い傾向がある。
初心者へのオススメ度:C-
前にも言った事ありますが、サイキックは大変なんです。覚えるのも大変だけど、相手に説明する事も大変。説明しても相手がピンとしない事も多く、下手したら数回説明する事になる。これが一番大きなネック。とりあえずアーミーが複雑。
で、一応断らせていただくと、複雑なルールは奥深さと強さにもつながる。昨今の40kはとにかく複雑なので、最新のコデックスと考えれば、それほど悪くないかもしれない。
ただ、サイキックに関しては書き方がわかりにくいので「どういう事?」という風になるうえ、それを「取る」必要があるので、大変。
私が個人的に初心者さんがサウザンドサンを使って「大変だなぁ」と思うのが、「調べる事」。例えばの話をしましょう。私が対戦相手をしてるプレイヤーで「射」の値とかが気になる場合はこっちでアプリ開けて、調べれられます。武器の性能とかもしかり。でもサイキックの場合は、相手に聞いて、分からなければ聞いて、それでも分からなければ、相手のコデックスをお借りして、読み込む必要があります。ゲーム中に。変な事を言うと自分で調べれないんですよね。なんでフォローがしにくい。特殊能力が多いアーミーはどうしてもなぁ。
ただ、ビジュアルは秀逸でオンリーワン性が高いので、見た目好きなら性能なんて慣れれば良いのですよ。愛で乗り越えましょう。
ワールドイーター
全アーミーで最も白兵特化。最新のアーミー。コーン神の信者。脳筋というアーミーを探せばワールドイーターかブラッドエンジェルが思い当たる程度にはガチな脳筋アーミー。とりあえずアーミーの遊び方は最短距離で最速で敵に近づいてシバき倒す事。以上。それ以上、それ以下でもなんでもない。ただし、その遊び方をしたいなら、このアーミー以外を遊ぶ意味が分からないという程度にはその一点に関しては優秀。サイキックを一切行わず、飛び道具は邪道というばりに射撃もしないアーミーなので、本気で白兵で全ての敵を撲殺するアーミー。ある意味男らしい。
初心者へのオススメ度:A
分かりやすいという事は初心者に遊びやすい。10版を見据えて作られているかどうかは知らないがルールが少ない。少ないからといって、別にアーミーの奥が深くないというわけではなく、本当に良くできているアーミー。コンパクトに自身の得意な事をきっちりまとめており、必要な分だけの必要なルールが乗っているスタイリッシュなコデックス。個人的には超好み。
これまでになんども初心者さんの白兵アーミーのネックの一つはスピードという話をしてきたが、このアーミーは特化させるとびっくりするぐらいの火力が出る。第一ターンに突撃も全然できるし、初手取って、アホほど白兵が強いユニットをガンガン相手にぶつけていける。
硬さで言えば、滅茶苦茶固いわけではないし、射撃ができないデメリットはあるが、復活ギミックなどあるので、思ったより粘り強い。ベテランになってくると「使える」と「使う」を使い分けできる戦い方が出来るので、そういう意味でも分かりやすい「相手にも分かる」ルールは奥が深い。
なんというか、ルールがシンプルという事は一度食らうと相手は覚えるのですよ。スペースマリーンとかその典型なんですが、それは良くもあり悪くもあるんです。私がたまにスペマリプレイヤーにいう事なんですが。「相手が知らないから通じる技は良くて3回しか使えないし、下手したら一回しか使えない。相手が知ってても止められない技は何度でも通じるし、使わなくても通じる」。ベテランなら分かってくると思う。ウォーハンマーは対人ゲームなので心理戦の側面があります。なので相手に「知っててもらう」というのも武器の一つではあるんです。例えば、「テレポートしたら、射撃される」という事が分かっていてテレポートします?これは答えが分かれるんですが、知ってても抑止力になってくれるアビリティはいっぱいあるし、相手が知ってるアビリティはそれはそれで使いこなしによっては強力な武器になります。私が良く「見せ札」と「伏せ札」と言ってる事です。この辺はシンプルなルール程、その側面が強いんですよね。強力なわかりやすい技というのは対策されやすい。でも対策をするという事は相手にそれに対してのリソースも支払うし、プレイも考えて動かす。自分は逆に「あるかも」という「可能性」だけを示し続ければ、相手のリソースを勝手に消費させれるという事です。難しいけど、その辺まで煮詰めれれば、凄く面白いアーミーです。それまでは「最短距離で、最速で、シバきに」行きましょう。
ケイオスナイト
混沌に堕ちたナイト。インペリアルナイトの反対。遊び味は実は結構違う。ただ、基本的に詳細はインペリアルナイトと大して変わらない。ケイオスナイトはインペリアルナイトと違いバフの種類が違う。3種類の表があって、そのうちを選ぶのだが、横並びの3つの氷河あって左側、真ん中、右側のバフを選んでいく。次のターンに前のターンの隣にあるバフを乗せれるのだが、バフの選び方によってその次のターンのバフが変わるという不思議なアーミー。以外にテクニカルなアーミーでもある。
大きな特筆点はインペリアルナイトに比べて、少し小さいウォードッグ(アーミジャーとほぼ変わらないシャーシ)の種類が多い。9版で新キットが出て、それにて増えた。普通に強い性能。
初心者へのオススメ度:C
詳細はインペリアルナイトを見てください。オススメしない理由は同じです。むしろトゲトゲやパーツが多いケイオスナイトはもしかしたら運搬の都合上ワンランク落ちるかもしれぬ。ただ、9版になってベラコール様に拉致られたインペリアルナイトの惑星でワープから出てきたら反逆してたとかいうナイト宗家もあるんで、是非ストーリーだけでも見てくれると良いかも。面白いですよー。(レイヴン宗家という割と8版でポピュラーな宗家がストーリー上堕ちたので、個人的には公式的に強くなりすぎるとこうなるぞという見せ閉めを疑っている)
まあ、もう一度言いますが、好きならやってもいいけど、よほどの理由がない限りは遊びにくいと感じるアーミーなので、ご注意を。それをわかった上で、やるのであれば、是非。愛を突き通してください。
さて、今日はこれぐらいですかねー。最後のゼノ編は長くなりそうなので、ちょっとドキドキしています。それでは皆様良いウォーハンマーライフを!