2020年5月6日水曜日

バッさんの初心者講座 第6回 パーフェクトリストの幻想

皆様こんにちわー。
深刻なネタ不足で書きたいけど書くことがないバステトです。
なんか、書くべきことはやってしまった感があるので、何を書いてももはや「この話したしなー」みたいな感じになってしまうのですよ。

ウチのアーミーの設定というアドバイスも頂いたのですが、正直その辺は弱いんだよなぁ。イマイチAoSの全体ストーリーにハマれない自分がいる。設定だけでいうなら40Kの方が好きなんだよなー。ゲームは個人的に断然AoSなんだけど。(あくまでも個人の意見です。バッさん40kが嫌いとか言わないでください。嫌いじゃないんだよ。仲良くなりたいとは思ってるけど、今は無理なだけで)

まあ、そのうち他のミニチュアゲームの話もしようかとは思っています。ツイッターのフォロワーおよびブログ読んでいる人の9割9分がウォーハンマープレイヤーなので嫌がる人もいるでしょうが、さわりだけでも書いておこうかと思います。私個人は雑食なミニチュアゲーマーなので他のゲームもするので、そのうちその理由などについてもお話ししようかと思います。

まあ、とりあえず今日は「パーフェクトリストの幻想」という事についてお話ししようかなと思います。この前、しょっちゅうやってるペイントDiscord(ボイチャ)で出てきた話題だったので、ちょっと書いておこうかなと思います。毎回しつこいように言いますが、私個人の考えです。一般的でもないかもしれませんし、「間違ってる!」っていう人もおそらくいると思います。ただ、私個人の考えを書いても許される(と本人は思っている)ブログなので、人を怒らせない程度にはガンガン書こうかと思っています。こういうところが辛口ブログとか言われる所以なんだろうなぁ。

さて、突然ですが、ウチのブログってウォーハンマーを始める前の人とか、ゲームをやったことがない人とか、ゲーム初心者さんが多いと勝手に思っています。というかAoSだけでいうと「永遠の初心者シンドローム」があると思って疑わない私です。16歳から一年たてば17歳だし、初めてゲームを何回かやれば初心者じゃないけどなぁと思う。だがそれは一般的な意見じゃないようである。が、まあそれは一度置いときましょう。年齢の話をすると命の危険を感じるのと、周りの若い衆に煽られるので。

まあ、その初めてしばらくたつ、ゲームし始めの頃って、やはり色々リストについて調べます。最終的に英語をしゃべる人は英語のサイトを見て「トップエンドのトーナメント」のリストだったりとかを調べて出てきます。で、日本語しかわからない方は、本当に困ってウチのブログとかに行きつくわけです。(なぜかは知らぬ)

スマホゲームとか、PCゲームとかって人口が凄く多いのもあるので、「理想的な構成」みたいなものが数多く存在します。ちょっとパソコンゲームで「理想的な構成」とか「効率的な編成」とかを探そうと思うと、ゲームそれぞれにあります。なのでAoSでも「パーフェクトリスト」を探して回る人が多いと思うのですよ。

で結論から言うと、パーフェクトリストは存在しないと思うのですよね。正直。

前にもお話しをしたことがあると思うのですが、私はAoSも40Kもウォークライもキルチームも大してゲームバランスは良い方のゲームではないと思っています。これについて怒られる人も多いと思うのですが、別にこれは悪い事だけでもないので事実として「バランスがあんまり良くないゲーム」と思っています。なのでプレイヤー同士でバランスを取ったり、自分の「好き」なユニットやアーミーを「楽しく」使ったり「楽しく競ったり」するゲームだと思っています。

で、このバランスの悪さって何からきてるかというと「大人の事情」(金銭)だったり、メタゲーム(アーミー間での相性)だったりポイントコストの換算方法(明らかに割高なユニットがある)だったりします。

 なんで個人的にはプレイヤーがマナーとかフレンドリーとか楽しさとかを殴り捨てて「ゲームという数字の集まり」だけの話をするとバランスが悪い方だと思っています。

で、結果やはりユニットには「強いユニット」「弱いユニット」はありますし、アーミーでも「強いアーミー」や「弱いアーミー」がはっきり言って存在します。

まあ、はっきりとして例で言いましょう。
一部の人には残念なお知らせになってしまうかもしれませんがハッキリ言ってしまいます。

以下の条件
・プレイヤーの腕が同じぐらい(中級ぐらいを想定)
・バトルプランは開戦!(ルールブックにあるやつ。ストレートなドツキあい)
・アーミーは1000か2000ポイント
・構成は割とガッチリ組んでる
・指揮アビリティ、アーティファクト、バトル特性、テレインなど全てあり。

の元でオシアーク・ボーンリーパーとナイトホーントがプレイします。
ぶっちゃけ7割オシアークが勝ちます。単純にそういうゲームだと思っています。
ユニットの性能がそれだけ強いですし、アーミー特性の+1セーブなど持っていれば基本的にドツキあいでナイトホーントに勝ち目なんてほとんどないです。

でもバトルプランが移動型の目標確保型になると話は変わってきます。プレイ一つで全然変わります。それを想定した場合、双方ともにアーミー構成などが変わってきますし、配置やプレイの仕方が変わります。したがって、アーミーバランスも変わってきます。
といったところでもオシアークが有利だとは思います。で、これを10戦やるとどうなるかというと、ナイトホーントプレイヤーの方の腕が伸びます。簡単な話、工夫が必要になります。勝てるための工夫をこなすことによって自分のアーミーの持ち味、使い方、使えないユニットに対しての考慮、シミュレーションをすることになります。しなければ、別のアーミーに行きます。(残念ながらよくある話)

で、いうと効率的なリストはアーミーの相性によっても変わりますし、自分のスタイルによっても変わりますし、変な話でいうと自分の腕によっても変わります。私が今「アイアンジョウのトップトーナメントリストを渡すから勝ってこい!」と言われても使いこなしがわかりませんし。周りのプレイヤー達をそのリストで遊んでも正直楽しくないです。

で結局、最終的に「自分のパーフェクトリスト」ってなんなのか?という定義付けだと思うのですが、どちらにせよ一つのリストではないです。で言うと「強い」ユニットでも使いこなしや周りの相性でも変わります。

でも個人的な意見で言うと「使えない」ほど弱いユニットは少ないと思っています。少なくとも私の詳しいアイアンジョウ、ボーンスプリッター、グルームスパイト、コーンではいないですし、他のアーミーでも「このユニットは使えない!」ってユニットは少ないです。なので「コイツ使いたい!」「コイツかわいい!」といいながらそのユニットを運用したい人に関しては良いと思います。

ただ「究極のリスト」と「究極のアーミー」と「究極のユニット」と言われると正直「ねぇわそんなもん!」というしかないです。全て相対的に見ていくのがウォーハンマーなのでユニット考慮でもいうことがあるのですが「こういうことをすれば強い。こういう他のユニットと組み合わせれば強い」とかが主な意見です。

この辺がウォーハンマーの難しい所だと思います。初心者にはとっつきにくい所だとも思います。「初心者はコレを目指せ!」みたいなリストは物凄く出しにくいし、「効率的なユニットはこういうのだ!」みたいな指標もない。アーミーにおいても「こういう大原則のもとにアーミーを作れ!」なんてものも無ければ「こういう注意点!」というのも出しにくい。なにせアーミーや相手や自分の好みによって違うんで。(汗)

なので個人的にはある意味初心者さんで「とりあえず教えてください!」とか「分からないんで、色々知りたいです!」
という人より
「オレ、このユニットが大好きです!このユニットが使いたいです!」とか
「こういう遊びかたがしたい!アーミーのオススメを教えてください!」と
いう人の方が教えやすい。

なんせ種類が多い。何十種類のアーミーの氏族やスタイルまで含めると下手したら3桁のパターンがあるなかで自分に合ったものを探すゲームなんですよね。だから自由があるし、個人の「わがまま」を実現化できる。だから相対的に見てバランスも悪くなるし、格好良さに犠牲になる事も出てくる。そういう趣味という事をわかった上でプレイするので「ゲームだけ」を見るとバランスが悪くなりがちなんですよねー。ただし、ゲームバランスの弱点を補うのがプレイヤーマナーとかコミュニティのフレンドリーさだと思います。「ゲームバランス悪いから、こういう事はしてない」とかって中級者から上級者になってくると絶対にあります。そしてプレイ中に「うーん。2ターン目だけど。これをすると、このゲームここで終わるな」みたいな瞬間もあります。そこであえて「面白い」方向にもっていったり「相手の勉強になる」方向にもっていったりするベテランプレイヤーが数多くいる良いゲームだと思っています。

ここで初心者さんにアドバイスさせてください。ゲームに負ける事というのは悪いことだと個人的には思いません。もちろん悔しい思いもしますし、嫌な思いもすると思います。私もそうでした。ファンタジーバトル時代の最初の一年の勝率なんて良くて3割でしたし、本当に勝つのに凄い苦労をしました。でももし、「ゲームを上手になりたい」とか「ゲームを本当に知りたい」という方ならば、その負けは「工夫するチャンス」だと思っていいと個人的には思います。

神戸三宮勢はちょっと笑うかもしれませんが、知り合いにとあるプレイヤーがいます。
最初、お店に来て「このアーミーでやってみたい!」と言って出してきたのがバトルトームもないアーミーでした。正直弱かったです。そこで「うーん。いいと思うけど、覚悟は決めておきやー。最初は茨の道やで?」といったところ「大丈夫です!これをやりたいです!」と彼は言いました。

そしてかれこれ1年ぐらいが立ちますが、その中で彼は最初負けに負けました。本当に最初のゲームからスタートして、色々なゲームをしてきました。戦ったアーミーも私の知ってる中でも多くあります。でもその「強くない」アーミーで「どうやったら戦える!?」「どうやったら強くなれる!?」を追求しながら「負けていました」。

でも安易に勝てないということは色々工夫するのですよね。色々考えて、色々聞いて、色々試して、そして色んなゲームをする。これってある意味ウォーハンマーゲーマーとして理想的だと思うのですよ。あんまり最初に勝ちすぎると「負けれない自分」を作ってしまうと思います。個人的にそうなったこともあります。格上に挑めない自分が出てきますし、「泥臭く」戦うことの楽しさがなくなるのですよ。

で彼の話に戻すと、本当に上手になりました。時間では1年ぐらいですが、プレイヤーとしての腕はガンガン上がってます。バトルトームが出たからと簡単にいう人もいるかもしれませんが、最初っから見てる私は「うーん。本当に上手になったなぁ」と思います。うらやましくもあり、楽しみでもあり、自分にとっての良い勉強でもあると思っています。あー。こういうの書くとゲームしたくなってきた!

個人的にも一番ゲームとしての「経験」が上がるのは「お遊び」のリストや「ほかの人が作った」リストを遊ぶ時です。自分の作ったリストとか真面目に組んだリストの時に避けて通る様な「死角」が出てきたときに「うーん。マジでどうする?これ何とかせんとアカンやつやな。これなんとかせんと積むわー。」とか考えながらゲームします。リストは遊びですが、中の人の頭は高速回転しっぱなしです。他の人のリストなんかは自分が使いこなしが分からないので「おう。ちょいまち、これってギミックどうなってんの?どうやって戦うんこのリスト?もしかして決まった戦い方がないパターン?バトルプランについて考えて組んでるのか、このリスト!?」とか思いながら四苦八苦しながら遊びます。メッチャ楽しいです。私は誰かに渡されたリストで遊ぶのが一番楽しいのかもしれない。。。

で、それで言うと昔ファンタジーバトルで「最弱アーミー対抗戦」というイベントをやったことがあります。これは他の人にアーミーを触られるので、信頼関係が大事になるんですが、まず自分が考えられる一番「最低で使えない」と思える「最弱」のアーミーを作ります。そこで皆で同じことを行い総当たり戦をします。トーナメント形式ですね。そこで自分のアーミーを置いて、リストをテーブルに置きます。

この時点で相手のアーミーの方へ行き、相手は自分のアーミーへ来ます。そこでアーミーをトレードして配置を始めます。まあ、びっくりするほどショッボイアーミーが来ますよ。「おま!まじで!?」とかいうユニットとか「いやいやいやいや」とかいう構成でヒーローとかの組み方もぐっちゃぐちゃ。マジックアイテムも使えないものの嵐で、武装とかもあえて使えない系の武装を使うという徹底ぶりでした。「いやいや、オメー。ハンツマン5ユニットを最小構成で組んでどうしろと!?」とか「いやいやいや、なんでこのユニット旗とミュージシャン入ってないの!?ってかチャンピオンどこよ!?」という割とガチなディスりあいが始まります。

そこからはそうプレイヤーの高度な頭脳戦ですよ。口から出るのは小学生もビックリな悪口の言い合いなのに双方ともに高度な頭脳戦という凄いシュールなイベントでした。凄い疲れましたよ。。。なんというのかボートレースやってるのに皆そろってオールでこぐスワンボートでの最強決定戦みたいな感じですね。

というアホな事をやるほど、このゲームが楽しくなります。なんでパーフェクトリストとか「効率」とかを追い求めるのは「トーナメントでトップを狙いたい」人だけにしてもいいと思うのですよね。強いアーミー、強いユニットはもちろん楽しいしいいんだけど、相手や自分のスタイルを作っていって「自分なりの遊び方」を見つけるゲームだと思います。

これは私がウォーハンマーのゲーム部分で一番楽しいのが「工夫」だと思っているからだと思います。強くなるための「工夫」、ユニットを使いこなすための「工夫」、そしてアーミーを使いこなすための「工夫」をどれだけできるかが楽しみになっていると思っています。他の人は違うって人もいると思うので、一概には言えないのは理解していますが、私一人ではないはず!

で、結論的に何がいいたいのか?初心者さんが初めてアーミーを作るときの方向とかの指針はどうするのか?などの事についてあいまいだと思います。

で、いうと結論はないし、初心者さんの指針は周りの環境やその人の相手とかの「その人だけの組み方」ではないと思うのですよ。ガンダムで言うと周りが一年戦争でジオンのズゴッグばっかりで水中戦ばっかりやってるのに「ボールって凄いいいよ!安いし、宇宙で飛び回れるし!」と言ってるのと一緒だと思うし「 フリーダムって凄い良いモビルスーツだよ!ズゴックなんてワンパンだよ!」も違うと思うのですよ。なんで環境や相手を見て、色々考えてみよう。そして負けるのを怖がる必要はないと思うんだ。とりあえず遊ぼう!遊ぶために色々買って、組んで、塗ろう!

ゲームをするのに腕なんか必要ないんで、怖がらずに遊んでみよう!というのが結果論だと思います。何戦かやって、自分の進みたい方向が見つかってから進めるのもありだと思います。モデルは(特殊な事情がない限り)使えなくなりませんから(押し入れの奥に封印したトゥームキングは4000年後に使えるようになると信じてる)。

で、結論。早くコロナ自粛終わらないかな。ゲームしたい。。。
 悲しくなってきたので今日はこの辺で。まとまりない記事ですいません。
 読んでいただきありがとうございましたー!

それでは皆様良いAoSライフを!

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