2023年7月5日水曜日

バッさんの雑記 ゲームのスピードアップについて

 

 

はい、みなさまこんにちは。バステトです。

うん、正直いいましょう。あんなにペイント記事が盛り上がると思ってなかった。というか、割とマジで「書いてて大丈夫か?」とかおもってたんです。というか、ペイントというのは私にとってある意味の「聖域」。人の趣味は人の趣味だし、基本的にアドバイスをするなら、「していいか」の確認を取ってからするし、基本的にはしないというスタンスなんです。

 

特に私自身が「全てのモデルを持てる技術の全てをかけて、完璧なモデルにする」というスタンスでなく、「自分の納得いく程度の出来」でアーミー全てを塗って、自分の「コレ!」と思ったモデルを綺麗に塗ったりできれば良いというスタンスなので、基本的には普通のペインターさんとかとは考え方の根本が違います。なので、基本的にはペイントに関しては、よほど初心者さんか、明確にアドバイスすれば各段にステップアップできるという人ではない限り、なにも言いません。

 

とまあ、基本的にペイントについて他の人にどうこう言わないし、ブログの方も戦術とか戦略とかによってるんで、一生ペイント記事なんて書かないわーと思ってましたが、まあ「たるいさんに言われたらしゃあない。。。やるか。。。」となり、書いた次第でございます。少しでも皆様の役に立てたようで何よりです。

 

ただまあ。今見直して思ったんですが、あの記事、一切の写真を入れてないんですよねぇ。(いつも通り)。出来るんですねぇ、写真なしのペイント記事。私なりにテクニックとかではなく、もっと別な所なので「写真は不要!」とか思って書いたわけですが。。。

。。。

。。。

 

すいません、嘘つきました、ちょっとした縛りプレイのつもりでした、ゆるしてください。写真とか上げ方忘れたわーぐらいな感じです。すいません。

 

 

だって面倒なんですよ!写真とか。ウチのブロガーのソフトが面倒なのかどうかは分からないんですが、記事にそのままドラッグ+ドロップとかできないんですよねぇ。まあそもそも私がワードで書いてからコピペとかしてる関係上、写真がそもそも入れにくいんですが。(職場でブログ書いてると、「メッチャ仕事してるやん、この人!」とか思われてます。タイプは早いので。めっちゃカチャカチャしてますよ)というわけで、相変わらず今日も今日とて写真なしの記事です。

 

で、本日ですがプレイイングのスピードに関して。これも、結構センシティブな話なんで、触れない人が多いと思うんですよ。だって失礼じゃん!俺もそう思うよ。でも、頭の中にあるモヤモヤとか自分の感じてる隠れたイライラってあると思うんだ。ちなみに私はあります。で、それを言語化することによってスッキリするってあるじゃないですか?ウチのブログはツイッターと違って「目に入る物」ではなく「見に来る物」なので、比較的にブログ主が自由に書かせてもらってるんで、こういう事も書いていいかなーと勝手に思っています。不快な思いをさせてしまったら申し訳ないです。

 

とまあ、色々引っかかる人がいるかと思いますが、今日もいってみましょう「バッさんの雑記 ゲームのスピードアップについて」

 

とまあ、このスピードに関してなんですが、難しい問題です。というのもウォーハンマーって「目安」としてのプレイ時間はあっても、実際にその時間で終わらないし、何だったらその「目安」に行きつくまでにかかる経験値とゲーム回数が割と多いと思っています。もちろん中には時間のかかるアーミーだったり、逆に早いアーミーだったり、編成によっても変わります。なので、一概にスピードといっても簡単な話ではないです。で、特にスピードアップだけで言えば「雑」なゲームに感じられたり、相手からして「投げやり」にゲームしてると思われてしまう事もあり、本当に難しい話なのかなぁと思っています。特にこれに関しては「楽しい」と「早い」はイコールではないので、目指すものの差がプレイヤーによっては出るので、注意が必要だと感じています。

 

とは言いつつも、私のブログですので、「ゲームの腕」な話も入れて行きます。皆さん、良く「強いアーミー」や「弱いアーミー」の考慮は読むし、私も記事をよく書きます。海外のブログ、Youtubeも色々ありますし、皆さん本当にゲームの分析については書いています。でもね、「プレイヤーの腕は強いと弱いだけではない」のですよ。

 

まあ、いつも言ってますが、私の周りのコミュニティには色々なメンバーがいます。そして変な称号や二つ名とかで呼ばれたりします。一部で言うと「鉄砲玉」「狂犬」「魔王」「蛮族」「フリーダム」とか「サイコパス」とか。まあ、一部は悪口か!?とか思う感じで言われますが、色々います。で、そのうちの「魔王」がやはり最強です。少なくとも私が知るプレイヤーの中では最強です。でも魔王は「強い」のですよ。私は逆に「上手」なプレイヤーを目指しています。それは似ている様で違うんですよねぇ。強いプレイヤーが上手いわけではないと思いますし、上手なプレイやーが強いわけではないと思います。ちなみに魔王はプレイも上手なので、一応言っておきます。さて、ここまで書いたわけですが、スピードアップしていくという事はプレイスキルの上達によって達成されると思っています。なので、スピードアップを目指せばスキルアップではないにしろ、何かしらヒントはあると思うので、この記事を書かせてもらいます。

 

で、いつもの前置きになりますが、こちらのブログで書くことはあくまでも私の個人的な意見です。皆様は皆様の趣味があり、あくまでも参考になれば良いと思い、私のブログにこういって書かせていただいております。いつも読んでいる人は「またか」と思ってると思うんですが、この前置き、しつこいぐらいに書いておかないとよく誤解されるんで、書かせてください。まいどまいどすいません。

 

 

スピードアップをしたい人に:

ゲームのスピードを上げたからと言って、楽しいゲームが出来るワケではないです。というか、むしろ無理してあげると楽しめなくなります。特にテンパりやすい人、ペースを崩されやすい人、細かい慎重なゲームをしたい人にはオススメしません。

 

とはいいつつも、1ゲーム5時間をかけるのは、少し違うと思っている人もいると思うので、一応これを書かせていただきます。

 

スピードアップで得られる事:

・時間

ゲームのスピードが速ければ、1日にできるゲーム数が増える。要するに5時間1ゲームと2.5時間の2ゲームの差があるので、ゲームを多くこなしたい人には必須のスキル。

 

・一定の余裕

ゲームでスピードを上げる事は「迷い」を捨てる事も多大にあるので、そういう意味での「迷い」が減って、余裕ができます。

 

1ゲームをまとめて見直ししやすい

スピードが上がると、1ゲームの流れがスムーズになる事が多いので、1ゲームの流れをまとめて見やすいです。さっきも言った通り、迷いがなくなってくると、だんだんターニングポイントなどが見えてくるようになると思います。

 

 

スピードアップして失う事:

・考える時間

ゲームに時間をとる人は長考に入る人がいます。スピードを上げる事はそれをしないという事ですので、良く考えてゲームをするという事が無くなってきます。これが好きな人はスピードを無理に上げない事をオススメします。

 

・詳細で丁寧なゲームが出来なくなる:

ゲームのスピードをあげたいとなると「ある程度」の大雑把さが必要になります。これは好きな人と嫌いな人があるので、全員にはオススメしません。スピードが上がってくると丁寧で詳細なゲームプレイはできますが、それはスピードを上げてから、慣れが入ってきてからになります。別に雑なプレイが良いとは言っていないので、その辺はお気を付けを。

 

・ゆっくりする時間が減る

スピードを上げるという事はいかに無駄を減らすかです。なので、相手のターンをボーっと見てる時間が無くなります。なので「頭を休める時間」が減るので、お気を付けください。

 

 

正直に言うと人それぞれだと思うので、全員が全員ではないと思うのですが、割と失う物や減るものも多いとは思っています。その辺は自分の中の「必要な事」VS「スピードで捨てる事」を天秤にかけたら良いかと思います。

 

本日に関しては少しコツや考え方でスピードを上げれると思うので、自分が「もう少し早くゲームをしたい」と思っている人は読んでみてください。

 

 

まず最初に言っておきます。

貴方が「人の時間を使ってしまうので、申し訳ない。もう少し早くゲームが出来れば、人の時間を使わせてしまわなくて良いのに」とか思ってる人だったら

 

今すぐそういう考えは捨てましょう

 

人には人のペースがあります。相手にも相手のペースがあります。その色々な人と遊ぶからウォーハンマーは楽しいのであって、相手のプレイスタイルが自分の好みと合ってないから、気に入らないというプレイヤーなぞデジタルゲームでCPU相手に無双させておけばよいのです!捨ておきましょう、そんな人。

 

なんども言いますが、皆様の趣味は皆様のものです。ステップアップ、スピードアップには皆様のペースがあります。我々ベテランはそういう新しいプレイヤーさんをサポートはするものの、その芽を摘むことはあってはならないと思っています。(他のプレイヤーの迷惑になっている場合は例外となりますが。さすがに他のプレイヤーに迷惑をかけてまで我を突き通す人に関してはOHANASHIします)まあ、なにが言いたいかというと、そういう気持ちと考えに一度至るだけで大丈夫ってことです。遅い事は悪い事ではないのです。良い、楽しいゲームは遅くても良いのです。ゲームをする目的は勝かもだけど、全員が思っているのは「楽しい体験」をしたいからです。これは2人プレイのゲームでは1人だけであってはならないし、そのようにして1人だけが楽しむウォーハンマーは結局のところ目指すべき場所ではないのですよ。皆様が楽しんでなければ、ダメなのです。なので、まず自分が楽しみましょう。楽しむ為にスピードをアップしたいと思っているかた。そういう人は個の記事を読みましょう。相手の為にスピードアップしたい方は、むしろ読まなくて良いです。他人の為にしてやることなぞ必要ないです。自分がしたくもない事を他人の為にしてやる理由は何一つありません。

 

 

まあ、変な入り方をしましたが、まずスピードアップについての私が考える基礎を。

 

何もやっていない時間を減らす:

要するに、相手のターンで相手が色々動かしているタイミングで出来る事は多いし、スピードアップには必要な事です。この後使う策略を調べておく、必要そうなセーブ値を調べておく、相手との距離を調べておく等。相手のターンだと言って、自分は何もしないのではないのです。自分の次のターンはすでに相手のターンから始まってます。

 

待たない:

例えば武器が2種類あって、一種類目を撃ってから、ダメージが入ります。そのタイミングで、相手はセーブを振ります。そして、相手がモデルを取り除きます。そして次の武器を振ります。これ、順番的には正しいですよね?正しいと思うんですよ。

 

でも、実は相手がセーブを振る前でも振ってるときでも、次の武器のダイスは振れるんですよね。相手の信用具合にもよりますが、どのみちセーブによって自分の次の行動は変わらないので、どんどん次のダイスを振れます。ただ、その結果によって自分の次の行動が変わる場合もあるので注意です。それ以外はガンガン振っちゃいましょう。

 

迷うタイミングを間違えない:

「長考」する人にありがちなパターン。突撃フェイズで突撃するかを迷い始める人。射撃フェイズで射撃する対象を迷い始める人。初心者さんは「どういう事?当たり前じゃないの?」って思うと思うんですよ。ベテランは「あー。いるいる」と思われると思うんですよ。初心者さんへのウォーハンマーワンポイントアドバイス。「射撃対象と突撃対象は移動フェイズに決める」んだ。そのターンの射撃と突撃のターゲットは移動フェイズに決めれる。理由は射程や突撃に必要なロール値はすでにそのタイミングでわかってるから。で、これが決まるのは、相手の白兵戦フェイズの終わり。なので、突撃と射撃を迷うのは特殊な例外が無い限りは基本的に移動フェイズ。射撃で迷う理由は自分の思っていたダイスロールよりかなりうわぶって、「予備」で用意してた「とどめを刺す」ユニットが余ったりした場合とか。思ったよりダイスが振れなくて、予備でも仕留めれなくて、別の所から撃たなければいけないとき。突撃で迷うのは、突撃をする予定だったユニットが射撃で壊滅したり、変なアビリティで移動してしまって、どうするか迷っている場合。

 

賭け事で言うと、突撃と射撃のリスクはあります。そして射撃や突撃を成功させることによってリターン(戦果)を得るんですよ。で、そのリスクのベットするのは移動フェイズなんです。射撃と突撃をそのタイミングで迷うという事はすでにベットの終わってて、チップがテーブルに乗ってる状態でどうしようか迷うという行為ですよ?ちなみに、普通にゲームしてると勝手に身につくスキルです。そして、これが分かってきたら中級者♪

 

 

さて、ここからは色々の知識や雑学やコツを色々書いていきます。ちょっと纏まりが無いので、ご了承ください。うまい事カテゴリ分けできなかったんだよぉ。

 

 

・重要なステータス(能力値)は頭に叩き込む

「なんでそんなことしなければいけないんですか!?」とか言われそうだけど、意外に大事。理由は簡単「ゲーム中に調べる時間を減らす」こと。ウォーハンマーの楽しみ方の一番早い方法はゲームをする事。そして調べる時間は気も使うし、楽しくない。という事は主要なステータスラインを覚えていれば、割と調べる事は減る。

 

・必要な能力値

・武器の能力値

・使う予定の策略の詳細

・アーミーの能力

・デタッチメントの能力

 

で、上に書いたものはアーミー全部を覚える事は不可能。なので、コツがあります。

「とりあえず絶対に、どのアーミーでも使用しそうな1ユニット」のステータスラインを覚えておくという事。イメージで言うとスペマリのインフェルナスとかターミネーターとか、ティラニッドのターマゴーントとかハイヴタイラントとか。ネクロンのウォリアーとか、タウのブリーチャーとか、そういったステータスライン。「絶対にゲームで使うし、なんども使うから覚えておく」というのは大変大事。全部覚える必要が無い。そして、データシートの頻繁に使う所を覚える。例えば移動、セーブ、耐などは大事。逆に統は言うほど使わない。(10版では良く分かってないけど)

 

で、やりたくない覚え方は「耐は覚えてるけどセーブを覚えてない」とかのパターン。。。どっちかを知らないだけで、結局は調べる必要があるので、まとめて覚えよう。

 

で、これ早見表を作って覚えようとする人も多いんですが、個人的には早見表を作って安心しちゃって、今度はゲーム中でテンパって早見表ばっかり見てるパターンがあるので、お気を付けを。そういう人は早見表よりゲームを繰り返しやって、基本のステータスラインを「頭で覚える」のではなく「体で覚える」ところまでもっていくと良い。

 

そういう意味ではコンパトは本当にオススメ。まずはコンパトをデータ参照する必要が無いぐらい遊ぶと良い。かなりスピードは速くなると思います。

 

プレメジャーをしておけ:

ウォーハンマーは基本的に先に距離を測れます。で、結構皆さんしないです。今から初心者には異次元な事を言いますね。「相手ユニットに対しての次のターン、自分が突撃できる確率は相手の移動フェイズの終わりに分かる」(相手のユニットが突撃をしない、できないという前提)

 

意味わかります?

 

多分初心者さんは異次元な話だと思う。例えば、私がターマゴーントを前に出します。読者のあなたがマリーンのターミネーターだとしましょう。私が13.1“離れた所にターマゴーントを移動し終わりました。基本的にターミネーターが生き残る、相手が突撃をしないという条件さえ満たしていれば、この時点(私のターンの移動フェイズ終わり)で突撃に必要なダイス目が分かります。という事は確率が分かります。

 

まず結論からいうとターミネーターがターマゴーントへ突撃できる確率は41.66%です。(8が必要という前提)ようするに13.1“の距離という事はここからターミネーターの移動力の5を差し引けば8.1”の距離なんです。でこれが14.1“だった場合は27.77%、逆に12.1”だった場合は58.33“で相手が2.77%の確率で突撃が成功します。

 

で、ここで「41.66%の突撃を狙いに行くか?」という問いに関しての判断は人によっては違うと思うんですよ。特にリロールをつけるとたしか65%だったはずなので、CPつかってリロールをするかどうかも含めこの時点で判断が実はできます。

 

で、この判断をするのに、まず相手の移動フェイズの終わりで自分のユニットとの距離をプレメジャーしておくことが大事。射撃の射程も全部そうです。ようするにプレメジャーする事で自分のターンの組み立ての一部は相手の移動フェイズの終わりから出来るという事です。これを出来ると自分のターンが回ってきたときに「さあどうする?」という事になりません。相手のターンに組み立てた自分のゲームプランを実行するだけです。

 

 

突撃をする前に必要なダイス目を測って、相手に合意を取る:

自分も相手もプレイヤーです。なので、ロールしてから「届いている、届いてない」は「欲」がでます。なので、クリティカルな突撃がギリギリのダイスになった時に気分の悪い思いをするという事がたまにあります。それは人間として当然なんですよ。

 

で、これを回避する方法があります。「振る前に測れ」

これ凄く大事。以外に簡単だけど大事。というのはまず、イライラする理由がリスクを取った後に成功や失敗したと思ったときに「どうにもできない」というタイミングで「前提条件」がひっくり返る気がするから。なので、まず突撃をする前に距離を測って、相手に「これ〇“で突撃成功でいいかな?」と聞いて、まず合意を得てから突撃を振ると良い。もめるのはダイスを振る前にやると良いよ。全員が幸せになれる。そして、一番良いのは移動フェイズで相手のユニットを射撃する予定が無ければ、突撃に必要なロール目の合意はとっても良い。まあ、射撃する予定でも良いけど、やっておくと全員が幸せになれる。

 

射撃をできる、できないは移動フェイズで相手に聞こう:

射撃のタイミングになって相手に「それ見えてないから射撃できないよ?」って言われたことってありません?私はあります。なんども。そして私はその時に大ごとにしたくないし、そんなところでもめても仕方ないので「あー、はいはい」で終わらせてますが、正直納得はいってない。そんなことありません?まあ、そういう人は自分の移動フェイズに「ここから、私のユニットってあなたのユニット見えてる?射撃できる?」って聞くと良い。そしてNoならどこまで移動すれば見えるかは分かるので、基本的に言うと良い。自分がやってるときだけじゃななくて、相手のターンの移動フェイズでも「みえてない」ユニットがいて、相手が「撃ちたそうな感じ」をしてたら、言ってあげると良い。大事なのは「意図」だから。理解した上で、言ってあげよう。

 

この辺の二つは「もめごとが減る=スピードが速くなる」という感じですね。

 

ダイスの用意はしておく:

以外に時間短縮になるのは、相手が攻撃ダイスを振っているタイミングで、先にダイスを用意しておくこと。これには一定の慣れが必要ですが、慣れれば割とやりやすい。まあ、例えばですよ、ターミネーターがニッドのヴォン・ライアンズ・リーパーに撃つとしましょう。攻4の弾が16発がストームボルターで最初に飛んできますよね?3+ヒットで大体11発、5+ヒットで大体3発ヒットします。とりあえず相手が振り終わる前に三つダイスを持っておくと一つ足すにしろ、一つ抜くにしろやりやすいですよ。10個束にしてダイスを置いておくと便利。私は10個束と2セットの5個束を置いてます。

 

降らなくて良いダイスは振らない:

例えば1傷残ったターマゴーント。相手がインフェルナススカッドで5D6のフレイマーを振ります。振る必要あります?確かに楽しいかもしれないですが。時間短縮するならさっさとタマゴを取り除きましょう。ちょっとかわいそうな鳴き声とか出しながら取り除くと相手に失礼に見えないから不思議。(黙って取り除くと怒ってるように見えるから、泣きまねとかすると良いです。私は「お前の血は何色だぁ!?」とかいいながら取り除きます。

 

 

この辺ですかね。

次に注意点

 

テンパるぐらいならスピードアップはしなくて良い:

人間だれしも自分のペースという物があります。なので皆様は「自分に合ったペース」を探すのが目的で、それにたどり着く為に「スピードアップ」をしたいのだと思っています。で、自分の有ったペースは「自分が無理なく遊べるペース」なので、無理はしてもスピードアップにはなりません。単にゲームがしんどくなります。(疲れるという意味。すいません。関西弁で)なので、あくまでも自分に合ったペースを意識してください。余裕がある時だけに、上に書いてあることをやってみても良いかもですね。

 

相手のペースに流されない。相手のペースを気にしない:

これ以外に大事です。というか私が良く相手に言います。ハッキリ言いますと、私は異例にペースが速いプレイヤーです。AoSのトーナメントのスパーリングでやった、ガチモンの2000ptゲームを配置から終わりまで1時間半でしっかり6ターン遊びきったぐらいには早いです。(相手もプロ級に早かった)なにせ、戦闘フェイズのダイスロールがアホほど早いので。そして初心者さんが私がペースの速いベテランプレイヤーとやってるゲームを見て「なにやってるかわからん」と言われるぐらいには早いです。

 

で、その私がいつも言う事「私に合わせないでください」。相手が早いから乗せられて焦るんですよ。で、焦ると逆効果です。相手が早くしたければ、させておけばよいですし、自分がゆっくりしたければすればいいんです。相手が早いからって「セーブいくつでしたっけ?」とかの質問をしてはいけないワケではないです。それを聞くのが失礼でもないです。なので、自分のペーシングはシッカリ自分で把握して、流されない様にしましょう。これがなんだかんだで「無理なくプレイ」する方法で、ある意味一番のスピードアップになります。

 

手の速さはスピードではない:

手の動きが早いプレイヤーとか動きの速いプレイヤーがスピードのあるゲームが出来るプレイヤーではないです。あくまでも「段取り」「無駄を省く」「必要な情報を知っておく」などの整理されたプレイをするのが早さにつながるだけです。

 

楽しい「ムダ」は省かなくて良い:

変な話「無駄」かどうかは人次第なんですよ。一見「無駄」に見えても、楽しい時間がそこにある場合もあります。それを「無駄」と断じて切り捨てるのは簡単ですが、そのために「楽しい無駄」が取り除かれる場合もあるので、ご注意ください。例で言ったらさっきいった1体残ったモデルにどう考えても多すぎる攻撃をする場合のパターン。相手にとって「大事な見せ場」の場合はそれを取り除くのは「見せ所」を取り除くという事にもなるので、省く前に「これって降ります?」って聞きましょう。その自分にとっての「無駄」な行為は相手にとっての「宝物」かもしれない事を頭に置いておきましょう。

 

 

バステトの思う「良い早いプレイ」:

私が遊んでて、「早いなー」「上手いなー」と思うプレイヤーは「優雅」で「綺麗なプレイ」をします。私が必要な情報をスムーズに出してくれて、私がやってる事を認識しながらも、綺麗にペースを合わせてくれます。例えば、私が攻撃するときに。攻撃を行う先のユニットの耐、セーブなどの情報を私が分からなければ答えてくれて、そして注意点なども綺麗に言ってくれます。スペセ、特殊能力、痛みを知らぬ者などの情報やヒットロールやウーンズロールの-があるので、振る前にそういう情報をくれます。そしてセーブロールになった時に私が貫通とセーブ回数を宣言したタイミングからダイスロールを開始する時間が本当に短い。本当に「優雅」なんですよね。

 

スピードの速いプレイヤーでそれが上手に遊ぶプレイヤーは本当にゲームをやってて気持ちがよいプレイをしてくれると思っています。これには時間や経験などが左右するので、行きなりは無理なんですが、本当にやってて気持ちのよいプレイを見せてもらった時に「自分もああなりたいなぁ」と思う事が多いです。これは「強い」とか「弱い」とかと別のベクトルであり、そして結構なプレイヤーに軽視されがちな所なんですが、私がかなり大事に思っているポイントの一つになります。

 

 

 

2023年6月29日木曜日

バステト流塗装術 スピードペイント入門編

 

皆様こんにちは、バステトです。

いやー。リヴァイアサンボックス大変ですねー。さすがに物量が多い。私もティラニッド一週間チャレンジというアホな企画をやって、何とか5日でバトルレディまで塗る事が出来ました。いまだに、なんでそんなアホな企画をしようと思い始めたかが謎ですが、とりあえず「今やらないと絶対塗らない」自信があったからだと思います。いや、だって、正直プライオリティで言ったらかなり低めだったし。何かイベントにしないと塗らないと思ったし。かと言って箱のまま置いておくと大きいから場所を取るので、何とかしたいし。という感じで、そういうイベントにしてみました。とりあえず5日で何とか47体のニッドを塗る事が出来ました。詳しくは私のツイッターで!知らない人はBastetでググってみてください。白いキャベツのアイコンが私です。

 

まあ、今日の記事はその中のコメントの一つで来たリクエストです。あの日本でも有数のウォーハンマーブログ「たるいのウォーハンマーブログ」の管理人のたるいさんから、「スピードペイントの記事をやって」というリクエストが来ました。割と需要あると思ってなかったのですが、あるという事で半信半疑ながらも書かせていただきます。いや、ウチってほら、活字中毒で写真無くても気にしなくて、戦術とか戦略とか大好きな「ウォーハンマー理系」御用達な感じあるじゃないですか?私自身ペイントの腕自体は大したことないし、正直言える事ないと思ってたんですが、とりあえず塗る速さだけは人並み以上にあるかと思うので、とりあえずコツという感じで書きたいと思います。ではいってみましょう「バステト流塗装術 スピードペイント入門編」!

 

でまあ、とりあえず戦術や戦略の記事ばっかり書いてる私ですが、一応そこそこペイントもします。前にも書いてますが、私は5年前にウォーハンマーに復帰した時に「フルペイントしていないモデルでは遊ばない!」という変な自分ルールを設定しているので、ウォーハンマーに限って言えばフルペイントの終わってないモデルでは遊ばない様にしています。(他人のアーミーを借りたりするときは例外にするとは思いますが)

 

で、何故に私にスピードペイントの記事依頼が回って来たかというと、そこそこペイントが早い自信はあります。後、凄い量のペイントをしてます。

 

以下フルペイント済みの持ちアーミー。ポイントで。ちなみに+と書くのは、それ以上細かくポイント計算するのが面倒なので、最低でもこれぐらいあるという目安。多分酷い所は2000ptぐらい増えてるはず。

 

40k:

スペマリ(サラマンダー):4000+

ミリタルム:4000+

デスガード:3000+

ネクロン:2500+

オルク:2500+

ティラニッド:4000+

タウ:2000+

グレイナイト:2500+

カストーデス:1500+

ヴォータン:500+

ケイオスナイト:800+(ウォードッグ2,中ナイト1)

ケイオスデーモン:1000+(主にAoSから来る)

 

AoS

アイアンジョウ:2500+

グルームスパイトギッツ:3000+

ブレードオブコーン:2000+StD、デーモン含む)

ナーグル:2000+(デーモン含む)

セラフォン:1000+

シティ・オブ・シグマー:1500+(ドワーフのみ)

オシアーク:1500+

ソウルブライト:700+(呪われた街)

 

 

以上がフルペイントです。まあ、大体20アーミー。で最低平均50体ぐらいいるはずなので1000体は超えてるかと思います。というかギッツだけで200体は超えるんで、割と2000ぐらい行ってそうですが。

 

で、かなり話が脱線していますが、これだけ塗るとコツをつかみます。なので、少しコツについてのお話しをしようと思います。

 

まず、スピードペイントで一番大事な事は筆を握る前になります。考え方という点ですね。

 

さて、一度ここから前置きを入れさせてください。

趣味は自由なので、皆様は皆様の趣味をエンジョイしてください。私は皆様の趣味への取り組み方が、あってるとか間違ってるかとか、を言いたいわけではないです。私がここで何を書こうが、皆様の趣味への取り組み方は皆様が決める事なので、好きにしてください。特にペイントの部分は多くの方がこだわりを強く持つ部分です。普段私がブログでペイントについて書かないのも、その辺に関係しています。正直、色がついていようがいまいが、ゲームには特段関係ないですし、好きにすれば良いのですよ。ただ、皆様が「ペイントしたいけど、効率的な方法が知りたい」とか「バッさんがどうやってるか聞きたい」のであれば、この記事は読みごたえがある記事にしたいと思います。そう思っていない方には多分に失礼な事を書く可能性があります。あらかじめご了承の上、読んでいただけると助かります。特に私はペインターとしては大したことが無いんで、人のペイントをとやかく言えるほどうまくないんですよ。

 

で、絶対にコレ議論になるんで、私のポリシーと考え方を伝えておきます。

正直に言いますね。私は相手がペイントしてようが、してまいが、気にしません。使ってるモデルが少しわかりにくいなー程度の事は思っても、正直どっちゃでもいいです。ゲームという意味では私はフルペイントしてたら10ポイントルールとかは使いませんし、一切ゲームに関係しないと思っています。

 

ただ、フルペイントのモデルを使ったゲームはツイッターでの見栄えも良いし、テンションも上がると思ってるのもあります。なので、私は相手のツイッターの「映え」も気にして「この人とゲームすれば最低でもツイッター映えする写真が撮れる」と思ってもらえれば良いなーと思ってフルペイントにしています。後24年もやってる自他認める老害がペイントしていないなどという事をしたくないという古き「趣味人」なんですよ、私は。(「趣味人」の言葉を聞いて懐かしいと感じる皆様は恐らく、この言葉の意味が分かってくれると思います)

 

とまあ、前置きが長くなりましたが、私は私のペイントをします。皆様は皆様のペイントをしてください。

 

で、前置きが相変わらず長くなりましたが、本題に入ります。

スピードペイント「考え方編」:

 

私の経験上の話になるんですが、ペイントをしたくてできていない人は以下のパターンがあるかと思います。

・リアルの生活が忙しすぎて時間を捻出できない(本当にその通りの人)

・リアルの生活が忙しすぎて時間を捻出できない(自分が言ってるだけの人)

・こだわりが強すぎる人

・ペイント何が何でも楽しみたい人

・ペイントする環境を正しく整えていない人

 

で、ペイントをしたくてできない理由は様々ですが、まず以下の事が大事かと思います。

・自分の生活の中の優先順位

・自分のペイントの優先順位と妥協点

・環境の考え方

 

一つ一つ説明していきます。

・自分の生活の中の優先順位:

ウォーハンマーをやってる人って大半が社会人です。という事は仕事があります。そして、仕事は疲れます。色々束縛のある中、せっかくの自由な時間を不自由な事をして暮らすのは嫌と思う人が大半だと思います。で、いっぱいある塗りたくもないミニチュアを塗るのは嫌っていう人は多いと思うのですよ。

 

特に仕事だけでなく、お子様がいらっしゃる家庭や資格などのお勉強に家事、炊事、買い物、洗濯、付き合いでの飲み会等色々やることはあります。他の趣味を持っている人などは多いと思います。

 

で、結局この中で「ウォーハンマーのフルペイントアーミーを持つことがどの程度大事なのか?」というのはあらかじめ考えておいていいかもしれません。正直別にやらないのなら、やらないでいいと思うのですよ。ただ、そこそこ優先順位が高くないと絶対にペイントは終わらないので、それは理解しておいた方がいいかもです。スピードペイントと言えど、10体で35時間はかかってくるので、その時間を捻出できない方は、仕方ないかと思います。

 

・自分のペイントの優先順位と妥協点:

フルアーミーのペイントをしたくてできない人の中で、こだわりが強すぎる人がいます。それは悪い事ではありませんが、トループ1体に10時間かけてると、終わらないです。いや、中にはいますよ、終わる人も。でも普通の一般人はそんなの無理です。なんで、プロの仕上げたような出来上がりを全てのミニチュアに求めるのではなく、自分の中の「これなら許せる」という妥協点を探るのが大事になります。この辺は人によって違います。ただ、どれだけその妥協点に向けて効率化していくかというのが大事になります。

 

・環境の考え方

スピードペイントというかペイントで一番大事な事は「とりあえず一日に1分でもいいので筆を握って前に進むこと」。物凄く当たり前の事ですが、1分塗れば、その分ペイントは前に進むんです。どれだけ嫌でも15分だけペイントして、1色だけでも塗れば、1週間もあれば、モデルの大半は塗れます。なので、環境の考え方としては「どうやったら自分は15分でもペイントできるのか」という所を考えていきましょう。

 

ストレートに言いますと

・水

・筆

・ペイント1

・パレット(紙でもOK

・モデル

・キッチンペーパーの様な紙

 

これぐらいあればいいのです。水は何でもいいです。古いビンでもいいし、底だけ切り取ったペットボトルでも大丈夫。多分これぐらいだったら小さな百均のタッパーに入るハズです。これをすぐに出せる場所に出しておきましょう。で、一日5分でもいいので、出してペイントしてしまう。これだけで進みます。驚くほど進みますよ。最低5分と言いますが、どのみち5分だけといって筆を握ると、もうちょっと塗ったりしますから。(経験者)

 

という感じで考え方が大事です。筆を握る前にどれだけ頭を整理して、やり方を決めるかが大事になってきます。特に最後の所。ペイントをいちいち全て出して、全て片付けてにすると大変です。いかに手軽にやれるかがコツになります。なのでスピード云々の前に、まず「手軽にいつでも」ペイントできる環境を整理する事が大事になると思っています。

 

 

 

スピードペイント「配色について」:

スピードペイントで大事なのは、色使いや色についての塗り方。これについては各自こだわりがあるので、あくまでも「こういう風にしたら早くペイントしやすい」という感じのアドバイスを書きます。少なくとも配色編は「まだペイントのカラーを決めてない人」向けになります。決まってる人は次に進んでOK。ちなみに全てシタデルカラーを使った前提で書きます。他のペイントシステムを使ってる人は好きにしてもらっていいんですが、基準はシタデルにして、そこから各自のアレンジをどうぞ。

 

・明るい色にし過ぎない

・なるべく「主色」「副次色」「差し色」のセオリーに沿う

・ドライブラシに頼れる所はどんどん頼ろう

・「コントラストなら簡単」は罠。気を付けよう

 

・明るい色にし過ぎない

知ってる人は知ってると思いますが、シタデルのベースカラーはレイヤーカラーに比べて隠ぺい力が高いです。で、どこまで変わるかというと「全然違います」。例えばマリーン。サラマンダーはワープストーングロウというレイヤーの緑でダークエンジェルはキャリバングリーンというベースの緑。正直ダークエンジェルは1回か2回塗れば、黒サフ立ち上げでも綺麗に隠蔽できますが、サラマンダーは黒サフ立ち上げからだとキャリバングリーンを2回入れていたとしてもまだそこから3回から4回塗らないと綺麗なフラットな色が出ません。なので、メイン色としてオススメするのは「ベースカラーからエッジハイライト」で成立するパターン。マリーンの例で言うとブラッドエンジェル、ダークエンジェル、ウルトラマリーン。この辺はスプレーもあるので、特に楽です。主となる色をなるべく濃い色にもっていくと面積を塗るという意味で楽です。

 

・なるべく「メインカラー(主色)」「セカンドカラー(副次色)」「ターシアリーカラー(差し色)」のセオリーに沿う

配色のセオリーはなるべくメインとなる色を決める。これが「メインカラー」。その次に、そのメインの色とコントラストが映える「セカンドカラー」を入れて、アクセントとなる「ターシアリーカラー」要するに差し色を入れます。イメージで言うとダークエンジェルのキャリバングリーンがメインカラー、メフィストンレッド(赤)がセカンダリーカラー、そして差し色に黒とか銀とかがあります。この辺をずらしてマリーンの面をドセンターで半分で割ったり、チェックカラーとか入れ始めるとペイントが終わらない事故が起こります。早く塗りたい人はやるならキャラクターだけをお勧めします。

 

 

・シェイド、ドライブラシに頼れる所はどんどん頼ろう:

スピードペイントでシェイドとかドライブラシとかしないとか思われがちですが、実は結構やります。色々ハイライトとかできるし、ベースカラーでも出来るんですが、まず「ベースカラーにシェイドぶっかけて、同じベースカラーにドライブラシを入れて、そこからレイヤー色をドライブラシするだけでメインカラーは塗り終わった」的な展開は全然できます。楽しくもなんともない作業ですが、スピードだけは速いので、さっさと塗りたい人はやってみよう。

 

・「コントラストなら簡単」は罠。気を付けよう:

これを言うと公式の人に怒られそうなんで、あんまり言いたくないんだけど。「ワンレイヤーで簡単に塗れるよ」は罠だと思っています。で、私は個人的にコントラストは物凄く優れた塗料だと思ってますが、あくまでも「上級者向けのシェイドより扱いの難しいペイント」という扱いです。で、私がコントラストを初心者にオススメしない理由は以下

・剥がれる

コントラストはすぐに色がはがれます。なので、数か月から数年使ってると白い所(ベーススプレー色)が目立ちます。あくまでも私の経験則と友人たちとの話からの話です。トップコートを振っても剝がれます。

 

・修正がしにくい

一回で綺麗に色が入るのは素晴らしいが、ミスってこぼした時にベース色まで戻っての修正が割としにくい。特にレイスボーンとかのベース色は白ベースなので、フラットな色が出ない上、スプレーと色が合わなかったりするので難しい。ブラシコントロールがプロレベルでないと大変。

 

・ペイントプーリング(色だまり)の処理が難しい

コントラストの一番難しい所はペイントプーリングというペイントが溜まる所をいかにコントロールする事にあると思っています。正直これさえ出来れば、ものすごく優秀な塗料。ただ、それが難しい。シェイドで出来ないとコントラストはもっと難しい。しかも実際に乾いてみないと最終的な仕上がりは分からないので、かなり扱いが難しい。

 

・古くなったコントラストペイントの復帰はコントラストメディウムがいる

普通のシタデルペイントと違って水で復活させるのが難しい。そして濃さが分かりにくい。最近のウォーハンマーTVのペイント動画は「とりあえずコントラストとメディウムを1/4,3/4の割合で混ぜて」みたいなことをぬかしてますが、「あんなもん初心者にできるか!」と思っております。昔の古き良きダンカンさんのやってる簡単ペイントはどこへ行ったのか。。。(老害発言)

 

で、コントラストってどういう所で使うの?

私は滅茶苦茶難しいと思っていますが、コントラストメディウムを使ったグラデーションつけとかができます。今までエアブラシでないと難しかったグラデーションが綺麗に出ます。でも、そんなものプロのペイントでもないんだから、難しいと思ってます。やったことあるけど、スピードペイントでは使わない技術。

 

じゃあ、スピードペイントでコントラストは使わないの?

使います。とりあえず簡単な所で「骨」と「筋肉」この二つに関しては本当に優秀。「顔」じゃなくて「筋肉」な所に注意。正直顔だけなら白サフからライクランドフレッシュシェイドで充分と思ってます。

 

 

では、筆を握りましょう。

スピードペイント「実際のペイント」

実際のペイントのステップとして私は

・テストペイント

・バッチペイントの段取り

・実際のバッチペイント

・ベース

 

の順番でやっております。その前に言っておきますが

「私は組んでから塗るタイプ」です。後で説明しますが「組んでから塗ると届かない所が出てきませんか?」と聞かれますが「気づくのは自分ぐらい」という答えです。私は自分にしか見えない場所は気にしないタイプです。結論、私はそんなところまで気にしてると絶対にフルアーミーをペイントなぞ無理だと分かってるので(自分の事ですよ)気にしません。むしろ「腕の細かい所ぬってないじゃないですかー」とかいうヤツがゲーム中に出てきたら返答としては「文句はフルペイントのアーミーを20個用意してから言え」と返します。24年間ウォーハンマーやってますが、一度もないです。バリ処理について文句言われたことが一度だけですね。(その人は割と周りにもクソヤロウモデラ―として有名だった。ちなみにゲームしない人ですが、人のゲーム卓に来てはモデルのペイントや処理について文句言って帰るタイプの人でした)まあ、どちらにせよ組んでから塗ってます。どのみち塗ってから組むと継ぎ目とか面倒なので。

 

・テストペイント

スピードペイントで大事なのがスピードペイント。「何の色をどこに塗るか」をハッキリ認識しておきます。そこで大事なのが以下

・どのレベルで妥協するかを決める

・どのステップをまとめれるかを決める

・サフ色を決定

 

ではまず妥協点について。

「スピードペイントとは妥協点をどこで出すかで決まります」だから大事なのは

「どうしたら最高のモデルになる?」ではなく「どこまで塗ったら自分は納得できるか?」

を決めます。

要するに「労力」「時間」と「品質」「納得」

の天秤をシッカリはかって、自分の段取りを決めてくことです。

 

少なくともウォーハンマーは5体から10体のユニット、そして下手したら100体以上同じモデルを塗る事になります。それをシッカリ理解した上で、どのように妥協点を決めてくかは凄く大事です。これには「ハイライト」にするか「ドライブラシ」にするか「シャドーを入れるか」「シェイドでごまかすか」なども含みますし、「レイヤーを何層やるか」なども決めます。

 

私は「個には個の格好良さ」「群には群の格好良さ」があると思ってます。例で言うと、下手に塗ってるミリタルムの歩兵100体と1/3しか塗ってない100体のミリタルムの歩兵では100体のフルペイントの方が下手でも格好いいと思っています。

 

で。大事な事は今から言います。

「修正とか追加は後でやればいいんです」スピードペイントで自分が本当に満足する出来んいは絶対になりません。こうすればよかったとか、ああすればよかったとかはガンガン出てきます。なので、全部まとめて「とりあえずフルペイントにしてから後で追加とか修正」するんですよ。断言できますが9割しません。だって新しいモデル買うんだもん。ウォーハンマープレイヤーなんてそんなものですから、よほどのことが無いとすでに塗ったモデルを修正とか追加するより、次のゲームで使う積んである次のモデル塗りますから。でも、とりあえずスピードペイントで塗れば、ゲームした時に濡れてるんで満足できるんですよ。そういうもんです。ペイントの品質の満足を求めるんであれば、そもそもスピードペイントなど間違ってるんですよ。

 

・どのステップでまとめるかを決める。

これはシェイドとかハイライト色とか同じ色の部分をいかに1ステップでやるかという「効率化」です。もちろん一定は仕方ないのですが、少しシェイド色を変えたりするとかなり時間短縮になったりもします。例えばの例で言いますね。茶色と赤のシェイドを同じアグラックスアースシェイドに統一すると別々のシェイドを使うより早く終わります。銀とかも他のナルンオイル系のシェイドにまとめると楽です。例えば私はデスガードのプレーグマリーンとか塗るんですが、ステップとしては

・デスガードグリーンのスプレーを吹きます。

・黒、銀、金、骨のディティールを入れる

・モデル全てにアグラックスアースシェイドをこれでもかという感じでぶっかける

・必要あれば2回目のアグラックスアースシェイドをいっとく

・触手や肉などの「生態パーツ」を塗る。肉などのパーツですね

・必要な所にライクランドフレッシュシェイド、腐敗具合によって紫と緑シェイドを使い分ける

というステップで分けてます。まあほとんどシェイドでごまかしてますね。でも、最初に黒、銀、金、銀を塗ってガッツリアグラックス塗ったタイミングでほぼ出来上がってますんで、気持ちが楽でスピードも速いです。

 

なので、大事なのはどれだけ「ワンステップ」で出来るかを考えるですね。例えばドライブラシでやれるところとかもそうです。纏めてドライブラシを全体でやって、後で修正とかも全然大丈夫です。例えばグレイナイトとかネクロンだと先に全体に銀色を入れてナルンオイルを全体で入れてからのディティールでも大丈夫ですし、私は黒サフから銀ドライを全部入れてからディティールにします。細かい所を考えずに全部をガー!とやってしまうのが楽なので、それでモデルの大半が塗れるならそれで纏めます。それでも結構格好つくので、やってみる人はやってみてください。

 

実はマリーンとかその典型です。一度何も考えずにメインのベースからをガッツリぬります。気を付けてほしいのがベースカラーを塗る時にディティールを潰さない事。塗料の濃さには気を付けてください。薄いのを2回塗るんでも大丈夫ですし、慣れたら一発でいけます。

 

ちなみに「塗料の濃さがわからないです」っていう人

新品のボトル開けて使うじゃないですか?あれが「使える一番濃い状態」と思ってください。アレにもう少し水を入れて薄めるのが推奨です。(私はダイレクトに行く)

 

で、濃さが分からない人。ペイント用の紙を用意してみてください。造形村とかで売ってるペイント用のパレット紙とかオススメです。それにまずペイントをつけて線を引いてみましょう。

 

次に少しだけ水をつけて引いてみましょう。おそらく線が伸びるはずです。その線の長さが「薄さ」と思ってください。基本的に水をつけると塗料が「伸び」ます。この伸びによって隠ぺい力が決まります。そして、薄さによってディティールが埋まります。薄い塗料は割と5層ぐらい塗ってもディティールは消えないですよ。

 

 

次にサフ色を決める。

スピードペイントの大前提を忘れてたので、言います。「絶対にスプレーサフかエアブラシのサフをしましょう」。筆塗りするなとは言いませんが、スピードを稼ぐのは金で稼ぎましょう。そもそもよほどのプロでもない限り筆塗りサフは難しいので、初心者は初心者らしくサフに頼りましょう。24年選手がサフ使ってるんで、使いましょう。

 

で、サフ色。

私はあくまでもサフの色を決めるときにモデルの大半を覆う色で決めます。黄色、白、肌色、骨などがメインになる場合は白サフでやります。要するに薄い色ですね。そして、濃い色や金属色なら黒サフでやります。

 

初心者にオススメは黒サフです。塗り残しがあっても目立たない、塗料を塗っても剥がれてしまっても目立ちにくい等の良さがあります。貴方が初心者で迷ってるなら黒サフでやりましょう。

 

で、中級者の方で「中途半端な色」の場合。例えば顔がついてて、中途半端に濃かったりする色の上、黒パーツや金属パーツが少ない場合。オススメの商品があります。「グレーサフ」

具体的に言うと「メカニカススタンダードグレー」のサフ。そういう中途半端な色を塗るのは割と最適だったりしますので、割とオススメです。薄い色も濃い色も割とシッカリ出る上、塗り残しもそんなに目立たない万能な感じが良いです。

 

もう一つサフでのコツ。例えばマリーンを塗っていて、黒サフを使うとしましょう。別に頭まで黒サフでも大丈夫なんですが、頭だけ外しておいて、素顔の頭だけは白サフで塗って殻差し込むのもコツです。カストーデスなど良い例なんですが、頭が割と簡単に差し込めます。モデリング技術と道具が一定必要になりますが、ピン打ちようの真鍮線の穴だけボディに開けておいて、頭に真鍮線を打って、その真鍮線に差した状態でペイントすると簡単にできたりします。(真鍮線は差し込めるサイズにカットしてからペイント用のクリップなどを持ちてにすると便利)

 

なので、なにが言いたいかというと部分的に別のサフなどを使う事が手順短縮になるのであれば、是非してください。例で言うと大きな羽、頭、武器などですね。

 

まだサフまでしかはなしてないのに1万文字に到達しようとしている自分に少し嫌気がさしながら進めます。

・バッチペイントの段取り

でバッチペイントとは何ぞや。と思われる方。要するにまとめて10体とかまとめて塗ります。で、なんでこれが大事かというと時間短縮になるからです。要するに一番最初に言った「とりあえず一色用意しましょう」とかするじゃないですか。ダークエンジェル塗るとしましょう。キャリバングリーンを用意してリヴァイアサンボックスのインファーナススカッドを塗るとしましょう。

・とりあえず10体分のキャリバングリーンをまとめて塗ります。

・その次に黒のディティールを全部入れます。次に赤のディティールを入れます。

・その次にシルバーのディティールを全部入れます。

・その後にナルンオイルを全部にぶっかけます。

・そこから目を入れて、緑のエッジハイライト。必要なら赤のハイライト。

 

以上で出来上がるんです。この5ステップをテストペイントの一体で確率します。そこからは全モデルに上のステップを一つ一つやっていくだけです。これを確立するだけで、「今どの塗料を塗ってるか」がハッキリするので、全部まとめてやります。一番早いです。

 

とは言いつつも同じ色を塗ると気がくるってきます(ミドリコワイミドリコワイ)なので、10体いても5体を2セットやるのもありです。この辺は筋トレと一緒で、自分でペースをつけましょう。気が狂うギリギリのところをシッカリ見極めましょう。

 

ちなみにこの段取りを組むときに「乾く時間」を認識しながら組みましょう。どうしてもシェイドは乾くのに時間がかかるので、乾かす時間を考えて、「一日の最後にシェイドをする」とかにすると乾く時間を待つという時間が無くなるのでお勧めです。

 

これは少し心構えの所で言いましたが、ハッキリ言いますね。

 

「バッチペイントは作業です」楽しむもんじゃあないです。それでも楽しいという人は全然それでOK。それでも楽しくない人は多いと思う。なので、YoutubeでもNetflixでもいいし、友達とディスコードしても良いし、エアー友達とお話ししてもOK(一人でお願いします)。でも、なにか別の事をしながらやる方が進むことが多いので、その辺は皆様のお好きに。真面目な人は「楽しくないナラなんでやるの!?」と聞かれると思うのですが、もちろん理由があります。

まず「達成感」。終わった後気持ちが良い。面白い事をやって終わっても達成感は薄い。苦しくても終わったら達成感はあるのですよ。特に大きなバッチペイントが終わった後はスカっとしますよ。次に人に話せます。アホな事言うと思うんですが、人はちゃんと「偉い」って言ってくれますよ。大事じゃないと思うかもしれませんが、多くの人はそのためだけにツイッターで模型やペイントを投稿します。別に変な事ではありません。むしろ積極的に他の人のペイントが出来上がった時は褒めてあげてください。その「いいね」で人のモチベーションは維持されてるんですよ!マジで。。。世の中にはそのためだけに数万文字のブログ記事を書き上げるキチガイもいるんですから!(マジで。。。)

 

 

・実際のバッチペイント

段取りさえ組んでしまえば、後はやるだけ。もちろんコツはありますし、楽にできる方法もありますが、基本的にはプラン通りにやるだけ。今回はテクニックは説明しませんが、気になる人は以下の文字を知らなければググってみよう

・ベースペイント

・ハイライト

・エッジハイライト

・シェイド

・ドライブラシ

・ウェットブラシ

 

この辺が分かれば楽だと思う。特にウェットブラシは知らない人が多いと思いますが、慣れるとスピードペイントではかなり使うテクニック。

 

あえて一つバッチペイントのコツを上げるとすると。「境界線」は大事にする。はみだしは思ったより目立つので、ベースペイントをしてる時のはみだしは少し細かめに見ていくと良い。バッチペイントは「群」の格好良さなので、「遠くから見た」状態が大事になる。なので、アーマーの境界線とかはシッカリ「パキっと」出す事が大事。これがずれると汚く見えるので注意。それが苦手な人はシェイドでごまかすと良いです。

 

・ベースについて

結構な方がベースしないんですが、個人的にはフルペイントの定義として必要だと思ってます。で、最後にまとめてやります。面倒ですが、サクッとテクニカルのテキスチャペイント使ってやっちゃいましょう。知らない人も多いんですが、ベースのテキスチャペイントを塗って、その後シェイドとドライブラシをすると結構プロっぽい仕上がりになります。その後私はタフトという草の塊みたいなものを乗っけてます。タフトに関してはグリーンスタッフワールドのタフトが安くてオススメ。(GW比較。ぶっちゃけ安くはない)

 

で、特にベーステキスチャペイントは乾きにくいので、一晩は置いておく必要がある。中途半端に乾いた状態でシェイドとか塗ると、一見乾いて見えても、したがまだ塗れていて、シェイドと混ざってしまうという事故が発生するので、お気を付けください。こちらもまとめてやると良いです。

 

とまあ、参考になる様でならなさそうな話を1万②000文字程度ダラダラ書かせていただいたんですが、個人的に本当に役に立つかどうかはわかりません!(キッパリ)ここからはまとまってない私の考えを垂れ流す感じになるので、まとまってなければ申し訳ありません。まあ、本来ブログとは本人の日記をオンライン上で不特定多数に読んでもらうという物だと思うので、ご了承くださいませ。

 

当たり前だから大事な事:

 

今から当たりまえな事を言いますね。

 

「ペイントしなければ、色はのらないのです」

百人が百人聞くと「当たり前」だと思うんですが、分かる人には分かる言葉だと思います。

 

ツイッターとかで他の人は見てると簡単にやってるように見えると思うんですよね。でもどんなに簡単に早くやっても何時間もかかるのがペイントです。それをなるべく効率化して、やりやすい様になっても結局は作業感が増します。世の中「作業」をするのが好きな人もいるけど、大半の人が嫌いです。その「嫌いな事」を何が悲しゅうて自分の自由時間にやる必要があるのか?結果無いです。でもそれだと「好きな」モデルと「塗ってて楽しい」モデルしかペイントできないんですよ。そして「費やした時間分のペイント」しかできないんですよね。当たり前ですが。で、これには正解はないです。

 

それでも作業のペイントをしてでも「フルペイント」にこだわるのか?

「趣味」だから「好き」なモデルしか「楽しく」ペイントしないのか?

 

究極的に言って皆さん次第なんですよ。

 

でも知っといて欲しいのは、よほど特殊な例がない限り

「全部のモデルを楽しくペイントして、フルペイントアーミーを簡単に持ちたい」というのはよほど特殊な例がない限りは幻想です。それを達成する方法はペイント代行を頼んで、自分の好きなモデルだけを塗って、他のモデルは代行してもらう事かと思います。でも、自分の手でペイントにこだわるのであれば、冷たい言い方になりますが、どこかで「妥協」と「割り切り」が必要かと思います。だって新しいモデルほしいでしょ!?私はほしい!でも塗らないモデルは積みなんだ。そして私は「積み」を「罪」と感じてしまうんですよ。

 

とある有名な方とよく言い争いになってたんですが「積みプラの何がわるいの!?」。その人はウォーハンマーを売ってた人なので、あんまり反論すると営業妨害になりそうなんで、強くは言いませんでしたが、私は壁に箱が積んであるだけは嫌なんですよ。そんなのは私の趣味じゃないんだ。どうせ積むならインテリア買うわ。申し訳ないけど、私はプラモの箱をインテリアと感じる感性は無いんだよ。(これ言うと普通にプラモデル人口の大半に喧嘩売ってて大炎上しそうな気がするので、一応私の感性の話ですからね。。。炎上は嫌ですよ。マジで。勘弁してね。本当に。)

 

まあ、話長いですがその「積み」=「罪」プラはペイントしないと減らないんだ。そして箱が減らないんですよ。なので、ペイントするんです。作業と感じようが自分の「積/罪」と向き合うんですよ。それが私という趣味人だから。この前、贖罪の聖戦とか言ってたじゃあないですか。ある意味、私は永久に聖戦中ですよ。エターナル。・クルセイダーですよ。だって、新しいモデル買いたいんだもん。新しいモデルを出すんだもん。公式が。くそう。全て公式が悪い。。。

 

 

で、結局ペイントの技術とかやり方とかあるんですが、それよりスピードペイントで大事なのはいかに自分のペイントの時間を確保して、コンスタントにやり続けるか。要するにペーシングですね。やりすぎると飽きるし、やらないと熱が冷める。個人的に継続するには疲れない程度のペースをコンスタントに維持しながら可能ならどれだけ負荷を無理なく増やせるかだと思ってます。これだけ見ると筋トレみたいに見えるんですが、割と似てるかもしれません。

 

なので順番としては

・コンスタントに負荷が低くペイントできるペースや環境を構築する

・構築できた時間、ペース、環境を使ってどれだけ負荷を増やして効率化するか

 

というステップかなと思っています。それを確立出来ないと、そもそもフルペイントまでもっていくのが難しい。

 

 

狂気のイベントへのご招待:

で、ご存じの方はいらっしゃるとは思いますが、私は神戸で定期的に開催される「狂気のイベント」と呼ばれる「焼肉ウォーロードキャンペーン」の「発案者」兼「主催者」兼「参加者」です。

 

で、このイベントが何かというと、ペイントイベントです。

まず人数を集めて、アーミーを決めます。

6か月間のキャンペーンで今までは最初の二か月で20体相当(ベースサイズにより1体換算だったりそれより大きければ2体換算だったり、ビークルや大型モンスターは5体換算だったりします)を塗ります。基本3クールで2か月づつに分かれます。第一クールは旧スタコレとかセットの内容だったりします。

その後の2か月でもう20体換算のモデルをペイント。そして最後のクールで20体か巨大兵器を1体塗ります。

 

で、このイベントですが、「とりあえず塗る」という生ぬるいイベントではありません。

ノルマを達成できなかったメンバーは他の参加者に「遅延料」として牛角のコースを奢る必要があります。もちろん遅延料なんで、次の二か月で追いつく必要がありますので、1回奢ったから終わりという「奢ってドロップアウト」は禁止です。要するに塗らなければ、他の参加者に永久に焼肉を定期的に奢り続ける地獄のイベントです。

 

で、フルペイントの基準は「最低3色」「ベースもシッカリデコレート」その基準をクリアしているかは他のメンバーの承認にてクリア。なので、他のプレイヤー全員から「これはフルペイントではない」という意義が入れば、一度協議に入ります。

 

今のところ3回やってますが、まだ焼肉を奢った人間はいません。人数が多いと焼肉ではマジで破産するのでファミレスとかサイゼリアとかを金額上限をかけて奢るという事にしたりします。(一回8人参加でさすがにマズイとなった)

 

で、何故に我々(アホ)はこんな狂気のイベントに参加するのか?

まあ、そもそも、こういうイベントって割とウケがいいんですよね。なぜか。そして専用ライングループがまあまあ盛り上がります。最初の時は盛大な煽り合いが発生して、定期的に誰かがペース遅いと「他人の金で焼肉食いたい」画像と「牛角のメニュー」が張られる無法地帯でした。まあ、結構楽しいです。

 

ただ、このイベントのミソは「部外者は楽しめない」仕様です。外から高見の見物を決め込んで楽しむというのを許さない運営(私)がいます。そういう輩はシッカリと焼肉の恐怖におびえながらペイントしていただくことになっていますので。

 

まあ、そんなアホな事を言ってますが、結局最終的にこのイベントって、初めて、6か月間苦しんでから最後に1000pt程度にはアーミーが拡張するんですよね。新しいアーミーを始めても良し、持ってるアーミーを拡張しても良し。その辺は自由です。(実は最初は2版のロール結果で拡張ユニットが変わる「貴族の遊び」と呼ばれた栄光の道でやったので、阿鼻叫喚のイベントでしたが。ロール結果でチャリオット一つかデーモン20体かが決まるんですよ)

 

んで、6か月たって、焼肉の恐怖から解放された後に皆で打ち上げをやって、全員が心をそろえて思うんですよ。「もう二度とこんなイベントはやらん」と。そして、その後しばらくしてから一部のメンバーは自分の体の変化に気づくわけです。「焼肉の恐怖なくしてペイントができぬ」と。そして更なる罰ゲーム付きのペイントイベントを体が欲し始めるのです。もうここまでくると調教完了です。基本的に皆さん焼肉ウォーロードやる度に飛びついてきます。まあ、その冗談はさておき(冗談?)イベント終わりに皆さん気づくのですよ。「6か月で1000ptペイントできてる」と。

 

否が応でも1000ptのゲームの出来るフルペイントのアーミーが出来てるので、割と皆さん最終的には満足感があるイベントになってます。もちろんやってる6か月は厳しいですが。

 

で、嫌な所ばっかり紹介しましたが、個人的にはスキルアップにも良いイベントになってます。特に上手なペインターと一緒にやると、効率化のコツや上達のコツを教えてくれます。

ワンポイントアドバイスなども豊富にしてくれますし、一緒に塗ってるので連帯感があります。そして、ペイントの質問もしやすい環境が出やすいですし、そのライングループで質問しても結構な確率で皆さん返信を返してくれます。最近は完全に仲間のたまり場になってたりします。

 

まあ、結局何が言いたいかというと、「出来ない」人は「やる理由」を探すのも一つかと思います。結局人間って言い訳がいるので、言い訳を探すのも良いですよ。あえて自分を追い込むのも手かと。すいませんが、エンドレス焼肉地獄に陥っても私は一切の責任を負いません。負いませんからね!本当に知らんからね!

 

 

そして最後に。何度も言いますが、別にアーミーなんてペイントしたくなければ、ペイントしなくて良いと思います。これは大事で、「ペイントしなきゃ」というプレッシャーは感じなくて良いと思いますよ。あくまでもやりたければやるというスタンスは崩さなくて良いと思います。ただ、自分が「ペイントしたい」「フルペイントアーミーを持ちたい」と思うのであれば、それはとても大事な事だと思いますし、趣味という物に充実感をもたらす事だと思います。私は前に模型もやってなければ、小学生の時にガンプラのHGを2体ぐらい組んだぐらいでプラモデルに一切馴染みのない状態でウォーハンマーに出会いました。本当に手探りで自分のやりたいように3年ぐらい中途半端に塗ったアーミーを遊んでましたし、別にペイント指定な事をどうこう思った事はありませんでした。私がフルペイントにする必要を感じたのは当時のトーナメントが「フルペイントにしないと塗装ポイントをもらえない」という割と現実的な問題があったので、そのポイントをもらうために塗りました。もちろんペイントが上手ならそこそこポイントをもらえたので、必死になってペイントしました。

 

なので、私が最初のフルペイントのアーミーを仕上げた理由はある意味モデラ―さんとかペインターさんからしてみれば不純です。なので、私が他の人のペイントについてとやかく言える立場ではないのですよ。ただ、読んでくれる方がいらっしゃるので、私なりに色々書かせてもらいました。でも結局言える事は

 

1. 塗りたいという気持ちがあるなら、人は塗る

2. 塗らないと進まない

3. 効率を考える前に、継続的にペイントできる環境を用意する事の方が大事

4. 定期的にペイントできる環境が出来てから効率化を進める

5. 効率化も大事だけど、ペイント時間の確保やモチベーションの維持も大事

6. プレッシャーに感じたら「終わる」ので、プレッシャーなど感じない様に

7. 作業だけど強制された作業ではないので、嫌気がさして来たら一度止めるのも大事

8. どうしてもペイントされたアーミーが欲しい、なおかつ塗れない人は「塗る理由」で自分を追い込んでも効果的

9. ペイントは楽しいだけではない。作業にもなるが代わりに終わった後の達成感は出るので、それを忘れないでおこう。

10.      社会人なんだから仕事もあるし、ワークライフバランスだけでなく、ワーク、ホビー、ライフバランスが大事なので、その辺を意識していこう

11.      学生は勉強しよう。勉強した上でウォーハンマー。バイトも大事だからワーク、スタディ、ホビー、ライフバランスが大事。もう一回言うけど勉強しよう。(そして就活頑張れ。良い仕事に就くとウォーハンマーをいっぱい買えるから頑張ってください)

 

ぐらいですかね。テクニックなど二の次なのですよ。効率化するという事は組み立てが大事です。

 

まあ、多分に失礼な事が多くあったと思います。特にペイントは戦術とか戦略とは違って「こだわり」が強い人も多く、個人的にその辺はノータッチで行きたいのですよ。人の趣味は人の趣味で自分の趣味は自分の趣味です。「こうしなければいけない」を決めるのは皆様次第ですし、それを効率化していくのはコツがいりますが、難しい事は「効率化していこう」と思う心で、別にテクニック自体は大したことないんですよ。

 

とまあ以上です。

皆様良いウォーハンマーライフを!

 

(マジでこんな記事で人の役にたつのだろうか。。。)