皆様こんにちわ。
コロナの新規感染者が滅茶苦茶多くなってきておりますが、皆様はお元気でしょうか?
さて、最近は40kのオルクコデックスもリリースですし、来週はオルック・ウォークランのバトルトームもリリースされます。ここでGW社に言いたい。。。
オルクトーバーはどこへ行った!?
いや、いいんだよ、別に。。。でも俺はオルクトーバーが好きだったんだよ!10月はオルクの月だヒャッハー!的なノリが好きで、一応前は10月にオルクのコデックスがリリースされてプレオーダーとは言え10月中に何かがあったではないですか?今回は9月に全部来るって、どゆこと?マーケティングどうなってんの?もう忘れた!?
まあ、その辺は一度置いておきます!この他に40kの他のオルクどこ行った!?的な突っ込みはあるにはあるのですが、キルリグとスクイッグザウルスのリリースはいつになるのでしょうか?(割と切実に)
さて、とりあえずその辺は置いておいて、今回はキルチームですよ。リリースから1週間以上たち、数回ゲームして、やっと所感が書ける程度にはゲームを理解できたと思ったので今日の記事は「バッさんのボックスゲーム評価 キルチーム所感」です!
さて、皆様、始める前に言いますが、私のレビューは割と辛口です。なので、そういうバイアスがあると思ってください。私は前にも言いましたが何十年もミニチュアゲームをやっており、割と雑食な方なのでゲームズワークショップ社以外のミニチュアゲームも結構やってます。なので、色々なゲームをやった後での感想になるので、どうしても辛口になりがちです。その辺は初めてミニチュアゲームをやる方、そしてウォーハンマーしかやったことない方からしたら「ズレてる」部分があると思いますので、その辺はあらかじめ頭の片隅に置いていただけると大変助かります。多分色々同意できない部分などあると思いますが、その辺は「こういう考え方があるんだ」と思っていただければよいと思います。別に感想や考え方などは個人の物なので正しいも正しくないもないので。
さて、という長い前置きを一度置いといて始めていきましょう。
まずキルチームなんですが、私は多くのストアやショップの「売り手」がうたう「文句」が正直「違うな」と思います。多分聞いたことあるのですが
・手軽に
・簡単なルールで
・安価に
・早く遊べる
という事を言われると思います。
まあ、あえてきつく言いますが
私はほとんど嘘だと思っています
失礼。ほとんど嘘というよりは
信じたいマーケティング文句
と思っています。まずこれを言って説明しないのでは殺されそうなので、細かく説明していきます。まずその前に言っておきたいのが、皆様一度、この瞬間で「ウォーハンマーを始める前にゲームという物に対して持っていた感性」を一度思い出してみてください。これは金銭感覚とかゲームという物への感覚です。これが大事になります。
まず「手軽に」という所。ぶっちゃけ手軽ではないとおもっています。まずプレイするのにテレインの数がかなりの数がいります。しかも一部のミニチュアゲームで使うような2Dテレインではなく、しっかりとした3Dテレインが複数の種類が必要で、なおかつバリケードという特殊なテレインが必要になってきます。で、まあオクタリウスのスターターはあるので、箱を一つ買って「手軽」と言えば手軽化もしれないんですが、作ってみてわかるんですが、結構複雑なプラキットで、なおかつ編成を適当にやったら積みます。という意味では、そもそもベースのルールとミニチュアのルールをゲームを遊ぶ前に理解しておいてからビルドする事が一番良い方法だと思っていますが、これが手軽か?と言われると正直、審議だと思っています。ぶっちゃけ40kのスターターの方が武器オプションが少なく初心者にはわかりやすいかと思います。というか最低本が2冊必要ですしねぇ。キルチーム。。。
次に「簡単なルールで」という所。
ぶっちゃけ、40kの方がルールはわかりやすくないか?
と思います。こちら色々語弊があると思うので、説明します。私は40kのルールが慣れているので、そもそも慣れている物から慣れていない物へのバイアスは存在します。でもベースのルールだけ(コデックスのルールなし)で言うと、正直40kのルールの方が分かりやすい。原因は凄くシンプルで、ルールブックの書き方。
キルチームのルールブックはとりあえず読みにくいんですよね。おそらく色々やってくるとなんでそういう風に書いたかはわかってくると思うんですが、とりあえず「とっつきにくい」んですよね。というかルールの一部とか本当にわかりにくい書き方で書かれてます。なので、正直「簡単なルール」という点では正直ベースルールだけでは40kの方がとっつきやすいと感じております。キルチームでも(カッコ内のサマリーがあれば全く評価は違うと思うんですが)
次に「安価に」という点。こちらも私は正直、審議な所があります。これ色々言いたいんですが、「ミニチュアだけ」というのが私は意味が分からないです。まず先ほど言った「ゲームをする前の感性」に戻っていただきたいんです。ルールブック7000円ですよ?コンペンディウム7000円ですよ?ミニチュアのボックスって安くて7000円とかですよ?高けりゃ1万超えますからね?という事は最低金額、ミニチュアと本を2冊で2万超えますからね?
スターターは28500ですよ?全部入ってるけど。
冷静になって考えてほしいのですが、40kのスターターは23500円ですからね?メインゲームのスターターより5000円高いからね?で、普通の感性を持ってると7000円で本一冊って結構な狂気のお値段ですからね?広辞苑で9900円ですよ?3000ページ超えますよあの本。。。
じゃあ、よく聞く「40kやAoSに比べて安い」というお話。まず色々言いたい。「どのレベルの40kのお話し?」か?というのが私の40kで言うと普通に高級車が中古で買えるよ?大御所の方だと一軒家が変えるレベルの人もいるよ?人生で一番高い買い物よりウォーハンマーにお金使ってる人もいるからね?そして下で言うと500ptゲーム。このレベルだと正直同じ値段で全然そろうかと。
というか他のミニチュアゲームで言うとスカーミッシュゲームのルールはpdfで無料公開の時代ですよ?というか無料公開のフルルールされてないスカーミッシュってほぼゲームズワークショップだけじゃないかな?それはいいんだけど、それを「安価」と呼ばれるのは、ちょっと違うとおもうんですよねぇ。。。
次に「早く遊べる」という点。正直キルチームって一時間以上かかるよね。。。というか慣れるまでは2時間半とかかかるよ?それって1000ptはおろか、人によっては普通に2000ptゲームできるよ?
これも説明します。まず時間だけで言うと40kの方が時間がかかると思いがちです。だって、動かすモデルも多いし、振るダイスも多いから。でもアクティベーションのお話しをさせてもらいたい。キルチームで10体のキルチームがいるとしましょう。10体全てに一回のアクティベーション(動かす手数)というのが発生します。という事は実質40kでいう所の10ユニットが存在します。そして、キルチームは戦場が小さい上、スカーミッシュなので40kの様に「動かない」ユニットがあまり存在しません。基本全てのモデルが「重要モデル」なので慎重に動かします。40kの様に「適当に前に出して、相手に突撃させよう」的なユニットがあんまりいないイメージです。なので「慎重にアクティベーションを行う」という関係で正直慣れないうちは40kより時間がかかる事も正直多いんじゃないかなと思います。慣れたらどうなだろう、1時間を切る未来があんまり見えないのだが。
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さて、ここまで割と「ボロクソ」に書いたと思われガチだと思うんです。。。でも個人的にキルチームの出来はルールの書き方以外は凄く良くできたゲームだと思っています。
で、ここで説明されてもらうと。
手軽ではなく、複雑なルールで、そこそこお金のかかってきて、時間をかける良いゲームだと思います
やっとここまで言えた(スッキリ)
そもそも前のキルチームもそうなんですが、同じミニチュアを使っているせいなのかキルチームって「40kライト」と思われがちなんですよね。で、ここで言わしてもらうと「40kライトではありません」前のキルチームの一番の失敗点は「40kに引っ張られすぎ」だと思ってました。今回は全く違うルールになったので本当に良くできたゲームになっていると思います。なので、皆さんに個人的にお願いしたいのは「 40kと切り離して考える」という事です。
というのがルールの一部で「40kをやってるから受け入れにくい」が結構あります。たとえばダッシュした後に射撃できるとか、撤退した後に射撃できるとか、40kプレイヤーからしたら「ワケガワカラナイ」ルールが結構あります。
なので完全に分けて考えた方がルールはとっつきやすいかと思います。キルチームはやっと「独立したゲーム」になったと感じてます。トータルでは凄く良い事だとは思っています。
さて、細かくルールの説明はやりません。遊び方はやってもいいのですが、ぶっちゃけ私が何を書こうとわかりにくい事に変わりはないので。というかFAQ待ちのルールが多すぎて、自分でさえも「正しい遊び方」かどうかがわかりません。もちろんストアマネージャーなどもルールチームではなので、本を見て一緒に頭をひねりながらやってますが、正直わかりにくいです。一応言っておきますが「日本語の翻訳が」というのをよく聞きます。というかよくあります。でも、それ以上に英語の書き方も相当悪いので、これに関しては「翻訳チームも苦労しただろうなぁ」と思っています。というかマジでこの英語何とかならなんかったのだろうか?
まずやったことない人に対して「キルチームってどんなゲーム?」と聞かれると思うので説明すると、「少数精鋭(5から15体)までの舞台を率いて小規模な戦闘を行う」ゲームです。様々なミッションがあり、そのミッションを達成することによってポイントをもらい、勝敗をポイントによって決めます。
必要な物
・ルールブック
・キルチームオクタリウス(スターターの)本、もしくはキルチームコンペンディウム
コンペンディウムは40kの既存のアーミーをやりたい人が必要。オクタリウス本はスターターに入ってくるエリートガーズメンとオルクコマンド―のルールが入ってます。
・メジャー(キルチームエッセンシャルに入ってるプラ定規でもOK)
・テレイン キルチームスターターに入ってるものがオススメだが、持ってるテレインでも
遊べる。40kとは違い、小さな壁とか低い壁が必要。
・バリケード バリケードという名の小さなテレインが必要。これに関してはスターターにも入ってくるし、キルチームエッセンシャルにも入ってる。マッチプレイとかをする場合、1プレイヤー最低数2は必要。場合によっては3つ必要。
・ダイス 5から10個ぐらいあれば十分
・ダメージカウンター(必須ではないが、あると便利。ウォークライのヤツとか10面ダイスとかがオススメ)
・ミニチュア 遊ぶキルチーム用のミニチュア。詳しくはコンペンディウムかオクタリウス本参照。
という感じですかね。こういう風に見ると結構必要ですねぇ。
さて、まずキルチームを遊ぶ際にキルチームを構成します。これに関しては他のミニチュアゲームの様にポイント制ではないです。単純に使いたいキルチームにより部隊の編制が着合っています。例えば1キルチームは2部隊で編制可能とかがあります。この2部隊はキルチームに乗っている数種類の部隊から選べます。そしてその部隊の編制条件から部隊を編成します。なので、武装とかも限定されているし、割とハッキリ決まってます。
で、キルチームは40kの様に3種類の遊び方があります。オープンプレイ、マッチプレイ、ナラティブプレイですね。オープンプレイは40kと違って、色々わかりやすいので初心者の方はオススメします。私の様にオープンすっ飛ばしてマッチプレイを行うとルールを確認しながら初ゲームが3時間とかになるので、とりあえずやってみたい方はオープンをオススメします。で、マッチプレイは色々細かいルールをオープンプレイに追加した感じ。オープンが入門編ならマッチプレイは応用編というイメージですかね。そして、ナラティブプレイに関してキャンペーン戦です。自分のキルチームを使ってキルチームを成長させたりするルールです。
ルール編は細かくやりませんが、色々目についたことだけ書いていきます。ここからは申し訳ないのですが、あらかじめ40kのルールやキルチームのルールをザックリよんで、ルールを理解した上での方のみ理解できる内容化もしれません。
・コマンドポイントは割と多めに設定されている印象。
ゲーム前に2ptで各ターンに1ポイントもらえるので、割と使いやすい。優秀なアビリティも多いので、割と良い感じで使える。
・Tac Opsシステム(すいません、日本語名がわかりませんが。副次目標のヤツ)が優秀。
システム的に面白いと思います。まず使えるTac Opsのセットがあり、そのセットはキルチームのアーキタイプによって変わります。で、これが6枚あり、その6枚の中から2枚づつドローして、1枚を選んでいくシステム。ランダム性もあり、絞り込むこともでき、良いかと思います。
・隠密と戦闘態勢のルールは複雑で良いが、どのアクションをどの態勢で出来るかの早見表は欲しかった。
・全体的にルールの書き方がわかりにくい。何が何処に書いてあるかがわかりにくい。
アクションシステムというAPというリソースを使うシステムなのですが、このアクションを1アクティベーションをどういう風に組み合わせてよいかのリストが無いです。なんでゲーム中に「そのコンビネーションってできるの?」とかの議論が色々発生します。
・視線ルールがわかりにくい。視線、射線妨害、遮蔽などのルールがとりあえず理解しづらい。
・テレインルールは簡略化されているが、先にテレインルールと視線ルールを同時に見ておかないと両ルールともわかりづらい。というか40kで色々テレインのルールがありすぎる関係上、ここまで簡略化してくれるのはありがたいが、40kに引っ張られて「数個覚えておけば大丈夫」的なノリになると視線ルールがわかりにくい。特に軽と重遮蔽のルールは本当に覚えておかないと視線ルールが理解できない。
・白兵戦の殺傷力が高い。
一部の変なルールは除きますが、基本最初に突撃して殴ったプレイヤーは最低でもダメージは入るような仕組みになってます。特に受け流しや打ち込みをできるシステムなので、セーブが高いユニットに対して有効打になるのは大変良いシステムだと思う。ただ、白兵が弱いキルチームで相手が突っ込んでくると割と大変なので、その辺はまだゲームをもう少しやらないとバランスが分からない。
・エリート兵でも特殊武器を持った雑魚の射撃からでも蒸発する。
グレイナイトの兵がプラズマ一発で蒸発しました。結構こういう事がありそうです。辛い。。。
・ 特殊ルールがほとんどコアルールに記載されているのは良いのだが、一覧はコンペンディウムにも入れてほしかった。。。コアブックとコンペンディウムを両方開かないといけないのがゲーム中に割と苦痛。
この辺がルール的な感じのものですかね。次は全体的な所感です。
・ゲーム用にしおりは用意しておくと良い。
参照ページが多いので、せめて数枚用意しておくと良いです。やってるミッションのページ、自分のキルチームのルールのページ、アクションののってるページ等、色々参照できるページがあると良いです。
・テレインの配置ミスるとメキシカンスタンドオフ状態になり、塹壕から相手の塹壕を睨みつけて時間だけが立つようなゲームメイクになる可能性になる。
メキシカンスタンドオブが分からない人は以下ウィキペディアより
「メキシカン・スタンドオフ(Mexican standoff)とは、互いに武器を向け合ったまま、「自分が攻撃を開始すれば、自分も攻撃されて助からない。かといって、武器を引っ込めればすかさず攻撃される」と考え、誰も動けない状態を指す言葉である。しばしば3人以上の当事者によるものを指す[1]。転じて、膠着状態(deadlock)、行き詰まり(impasse)、「ある衝突における、(しばしば不満足な状態で)勝者と敗者が定かではない結末」といった意味合いを持つ[2]。」
建物の上から隠密状態の敵を射撃できるので、前に出た奴から射殺されるというゲームメイクになる。
・キルチーム同士のバランスは正直微妙。
数種類のキルチームと遊びましたし、自分も2種類で遊びましたが(グレイナイト、クリーグ、サウザンドサン、オルクコマンドー、アドメク)、正直強い弱いはありますねぇ。圧倒的というわけではないですが、どうしてもバランスが「凄く良い」とは思えないです。ただ、「まあまあ良い」という所にはあります。この辺は「ゲームズワークショップのゲームだなぁ」と思いますし「ゲームズワークショップの基準」から言えば、かなり良いバランスだと言えると思います。少なくともウォークライより大分マシ。。。
・少数のキルチームでも戦えるギミックが色々あるのが嬉しい。
こういうゲームってどうしても数が多い陣営が強いという事が多いのですが、少数のキルチームでもボルター規律や警戒射撃などで相手の数を減らせれる「物量」に対しての備えがあるのは良いと思います。
・大事な局面が割と発生するのでドラマチックな展開が割と多い。両プレイヤーともに「熱い」展開が割とあるので、楽しいゲーム。
・スカーミッシュゲームは「軽く」作られている物が多い中、「シッカリ」作っているスカーミッシュゲームとしてはキルチームは凄く優秀だと思う。
これに関しては色々海外でもファンが多い理由として挙げられる。ミニチュアは多く持ちたくないが「深い」ゲームを遊びたいというプレイヤーは一定数存在する。ルールは簡単でなくていい、ミニチュアは多く使いたくない、複雑でもいいから本当に深いゲームをやりたいという人口には本当に良いゲームだと思う。
・4ターンでゲームが終了するので割と悠長にやる時間がない。
40kをやってると5ラウンドあるイメージなので4ラウンドで終わると「あれ?」ってなる。これには慣れが必要。
・ ミニチュアの武装は「40kでも使えるように」と思い始めると割とドツボにはまる気がするので、40kのミニチュアをキルチームに流用するのは良いと思うがキルチームを40kに使う前提で購入すると色々困る事があると思う。特に1キルチーム内での武装バリエーションが割と1キルチーム単位で複数使えたりするので、40kに流用しにくい感じがする。なので、一度はキルチームのみでだけ組み立てを行ってミニチュアを後で40kに「使えたら使う」程度の方が個人的にはキルチームをやる上では幸せな気がする。できないわけではないが、割と面倒な感じがする。
・ キルチームではスペマリが「ベーシックなキルチーム」ではない。
スペマリも使えるんですが、割と1キルチーム内でのバリエーションがない。アサルトインターセッサーだと4体+サージェントで武装オプションはサージェントのピストルのみ、とかの編成条件になるので、結構遊ぶには弱めの調整な感じがしている。もしかしたらスペック上でとんでもなく強いのかもしれないが、少なくとも武装バリエーションとかでは少ないし、特殊ルールも少ない。
・テレインの並べ方を書いてはいるが、正直例が悪すぎて全く参考にならない。
これは正直、オクタリウスにもウォークライの様な「配置マップ」を作ってほしかった。それがあればよかったのに。。。
という所が今のところの全体的な所感です。 次にちょっとした懸念事項をやっていきます。こちらも個人的な懸念事項です。
・ルールにはFAQが必要で、割とガッツリと説明するデザイナーズ・コメンタリーも必要。なにせ書き方が悪いルール(英語)があまりにも多い。これをハッキリさせないと「解釈の違い」で大変困る未来が見える。
・ エキスパンション(拡張)の方向性次第ではバランスがガッツリ壊れる未来が見える。
エリートとコマンダー。。。前のキルチームでの例です。そもそもキルチームって潜入作戦ですよね?なんでエリートとかコマンダーとかおるん?ってなってました。前の時は正直バランスも割とクソゲー的なバランスのとり方だったので、正直一気にやる気がなくなってた原因でもありました。そのバランスが悪く、後でアリーナとか作っても手遅れだったので、今回も「もっと強いモデルがつかえるよ!」的な拡張はマジで止めていただきたい。
拡張するのであれば、ミッションの種類、副次目標の追加、存在するキルチームのカスタマイズオプションとかの拡張をしていただきたい。テレインセットも期待。先ほど言ったテレインセットの配置マップとかあれば最高です。
・40k入門へ引きずられてほしくない。
というか40k入門は別でミニゲームを作れば良いと思う。キルチームは本当に別ゲームとして考えてもらって、40kはまだ怖いからキルチームをやってから慣れて40kまで行くという扱いは個人的にはあんまり好きではない。キルチームは単独で良いゲームと思うので、他のゲームの踏み台にするにはあまりにももったいないと思う。
という所が個人的な懸念点ですねぇ。色々拡張性があるが故の懸念点でした。
で、次に個人的に目についた「強そう」なキルチームの所感を書きたいと思います。
・カストーデス:ステータスだけでなく特殊ルールで頭一つ抜けてる感じがする。普通に4体もいるので、ミッションも遊ぼうと思ったら遊べる。メルタとかプラズマの「一発食らったら蒸発」する系の武器にさえ気を付けるとほとんどのゲームは勝てると思う。本当に一つ頭が出てる気がするキルチーム。
・グレイナイト:ストームボルターが優秀。振り直し付きで射撃性能も悪くないので、近接と射撃両方を使える優秀なキルチーム。正直ガンナーはいらないと思う。(ストームボルターが優秀すぎるため)ボルター規律などを使えば複数の雑魚敵を1アクティベーションで仕留める事も出来るし、何もなければ2+セーブにサイキックに出来る。サイキックが爆発しないキルチームでは使わない理由がない。隠密状態で、高い所からの射撃から撃たれなくするギミックもあり、優秀。
・ハーレクイン:全ユニット飛行持ちの近接+近距離射撃特化型キルチーム。というか近接性能が割とおかしい。そして飛行という事は上から急降下で突撃も出来る。隠れるギミックも盛りだくさんなので電撃攻撃な感じのキルチームで強そう。
・オルクコマンド(オクタリウスの分):受けたことある人は分かるがグロットがテレポートしてくるんですよ。。。分からない人は分からないですが。。。まあ、そんなことよりキルチームの白兵と射撃のバランスが良い。4+ヒットの射撃をしてくるのでオルクの割には当ててくる。スモークグレネードで視線を切ったりのギミックも多く、グラップルフックで上方向への移動とかも出来る割と優秀なキルチーム。
・ティラニッド:普通にジーンスティーラーの白兵能力はヤバイと思う。ただ、ハーレクインとかグレイナイトと違い、高い所から撃たれる事に対する備えは少ない。ただし、人数は多いし、スペセも持っているし、他の射撃ユニットも詰めるので割と強そうなイメージは受ける。移動とかを行うというギミックも割とあるので、遊んでみれば悪い事がいっぱいできそうなキルチーム。
正直このほかにもいっぱいあると思います。色々遊んでみて、対戦してみて経験してみようかと思います。
全体的にまとめると、個人的には良い出来のゲームだと思います。内容は深いですし、色々読み込む必要があり、ニュアンスが物凄く色々あるゲームだと思います。ただ、間違った印象で入ってしまうと、「萎える」事が発生すると思うので、最初の所でも分かる通り、辛口な言い方をさせてもらいました。なんというんですかね。「軽いと思ってゲームが全く軽くなかった」という事って色々初期の情報で軽減できると思うんですよね。正直「何も考えずにダイス振ってキャッキャしたーい」という人には全く向かないゲームだと思います。正直ウォークライの方がその辺遊びやすくできてると思います。すみわけという意味ではウォークライより大分思いキルチームは良い調整だと思います。なので、最初の印象だけ騙されなければ、本当に良いゲームだと思いますので、是非やってみてください!
それでは皆様、良いウォーハンマーライフを!