2020年6月19日金曜日

AoS初心者講座 第10回 書籍などについて


皆さんこんにちわー。
ゲーム熱が上がってるけど、全然ゲームできてないバステトです。
先日ウォーハンマーストア立川にお邪魔させてもらい、ツイッターで仲良くさせていただいている方お二人とお話しができました!
いやー。東京と神戸で全然別の所での趣味人が繋がれるのって本当にいいですよねー。

で、帰りの新幹線。
Twitterをなんとなく見てるとこんなツイートが
「ゲームを始めるのに書籍が色々ありすぎて、何がゲームを始めるのに必要か分からない」

これを読んで。
「そうだよチンパン!お前書いてないじゃん!なんか色々書いたけど必要な本とか書いてないやん!?」
というサルでもわかる当たり前な事を見逃していたチンパン脳のバステトです。

というわけで今日の記事
AoS初心者講座 第10回 書籍などについて」
行ってみましょう!


さて、AoSですが書籍の数が多いです。
未来戦争ほどではないですが、パッとみ何が必要か全くわかりませんよね?
私も最初はそうでした。というかもはや何のルールがどこにあるか今の私でもおぼろげにしか把握しておりません。

で、先に結論から先に言ってしまうと
ゲーミングブックと自軍のバトルトームがあれば余裕でゲームができます。

ゲームで必要なのは大まかに分けて
・全体のルール。(魔法やアビリティの発動方法、動かし方、撃ちかた、突撃の仕方、近接戦闘のやり方、バトルショックのやり方、ターンの流れ等々)
・自分のアーミーのルール(特殊ルールなどが凄く多い。固有ユニットのルールも含む)
・ピッチバトル制限(アーミーの組み方の制限。バトルラインやリーダーの数等)
・バトルプラン(ミッションの説明)
・その他追加ルール(永久呪文、アーティファクト、新しい遊び方等)
があります。(マッチプレイという遊び方を想定しますが)
これらのルールを大体網羅しているのがゲーミングブックで自分のアーミー部分はどうしてもバトルトームがいるのでバトルトームが必要になります。
ですが、ここはもうちょっとふかぼって行きます。

まずAoSの書籍の種類。
コアブック:AoSの設定が7割ぐらい書いてる本。ルールもあるし、バトルプランというゲームのミッションとかもあります。基本的にバージョンを気にしなければコアブックでも遊べます。ちなみにコアブックのベースのルールの部分のみは無料でGWからダウンロードできます。そしてアプリでもその部分は読めちゃいます。

ジェネラルズハンドブック:毎年新しいルールを発表する際にまとめてジェネラルズハンドブックという本に収録されます。基本的には新バトルプラン、あたらしい遊び方、ポイント修正などが入っています。ここで一番大事なのはポイント修正ですね。
で。皆さん「どうやって正しいポイントがわかるの?」モデルにはポイントが書いてあるのですが毎年変わりますし、なんだったらアーミーによってはFAQで更新されます。
結論からいいますね。ウォーハンマーコミュニティーのウォースクロールビルダーを見ましょう。アーミーを作れるソフトなのですが、基本的にそこのポイントが正という理解でいいと思います。

もうちょっとポイントについてふかぼって行きます。
基本的には
最新FAQのポイント>
一番最新のジェネハンの後に出てるバトルトーム>
一番最新のジェネハン

という優先順位でいきます。去年から今年にかけて新しいポイント修正がジェネハンでかかるというややこしいことがあったので、一部面倒ですが、基本的にはFAQになければジェネハンを見てください。そこにも載っていなければバトルトームのポイントが正しいです。ポイントのところにかならず日付が乗ってるので、一番最新が正しいです。

ゲーミングブック:コアブックのルール部分、ジェネハン2019,2018のバトルプラン、禍々しき魔術の凡庸部分などが全て詰まったゲームブック。ちなみに一部の翻訳の修正なども入ってる本です。基本的にはこれ一個で大体のルールがわかります。

バトルトーム:自分のアーミーの細かい設定とルールが書いてます。ぶっちゃけいうと買う本の中では一番優先順位が高い本です。「AoSのアーミーを遊びたい!バトルトームを持ってない!」っていう方はバトルトームを買いましょう。モデルよりも遊びたいなら先にバトルトームを買いましょう。マジで。

で、バトルトームですが、実はアーミーより重要だと個人的に思います。特にベテランとか周りに遊んでる人がいるのであればバトルトームさえあれば教えてくれます。同じアーミーでもしていない限りは相手のバトルトームは持っていないし、そもそもアーミーを組む際に必要になります。例えば公式ストアで遊ぶ、そして周りにベテランがいる場合は別にルールブック無くても誰かが持ってますし、なんだったらルールは教えてくれます。もちろんルールブックやゲームブックは大事ですが、ある意味なんとでもなりますが、バトルトームはそうではないです。細かいルールや言い回しのチェックはバトルトームがほとんどです。

禍々しき魔術:永久呪文のモデルとルール、そして全アーミーで使えるアーティファクトが乗っている本。ここら辺が初心者と初級者の差だと思います。何回か遊んでみて、ガッツリやってみました。でもなんかアーティファクトでピンとくるものが無いという方がいれば是非禍々しき魔術を試してください。まあ、腐るほどアーティファクトがあります。80種類ぐらいあるのかな?使えるものも、使えないものも、状況によっては超使えるものも、色々あります。永久呪文も楽しいですよ。

封じられし力:永久呪文の追加パック。確か神器はないけど、欲しい人は面白い永久呪文がそろっている。正直、禍々しき魔術の方が優先順位は高いと思う。

ラース・オブ・ザ・エヴァーチョーズン:さて、皆さんなんで私がここにこの本を入れるか分からないと思うと思うんですが、実はこの本城攻めルールが入ってます。ちなみに城と友達は別売なのでご自分で買うなり作るなりしてくださいませ。私は遊んだ事ないですが、ちょっと憧れますよねー。MDFという材質の割と安い城のテレインが売ってるはずです。確かTTCombatだったかな?

という感じかな。そのほかのキャンペーン系の本とかはとりあえずの所、気にしないで問題ないかと思います。


さてと。一つ説明しておきたいのが遭遇戦についてです。
基本的にウォーハンマーはマッチプレイという形式が主に行われます。ポイントを双方合わせてバトルプランによって遊ぶという感じですね。でマッチプレイの遊び方が二つあります。

普通のマッチプレイと遭遇戦です。

遭遇戦は1000ポイント固定です。そして独自のルールがあります。まず初期配置が違います。アーミーが全て最初から出ている普通のマッチプレイと違い、アーミーを3分割して出てくるタイミングが違います。そしてボードが若干小さい規模になります。編成などにも制限がありますので、少し大変ですが良いバランスでまとまっていると思います。

で、この遭遇戦のルールはジェネラルズハンドブック2019にしか乗ってないです。なので遭遇戦を遊びたい方はジェネハンを買いましょう。

さて、無料のルールで乗っていないものがあると聞いている人が多いと思います。では何が乗っていないのかを説明しましょう。
・バトルプラン
・領域ルール
・マッチプレイの制限(バトルライン等)
・永久呪文のルール
4大同盟の指揮アビリティ(基本的に必要はない)


以上です。なので、ゲームを遊ぼうとするとバトルプランが足りなくなるんですよね。
最初の方は領域ルールやっても難しいのでパスで大丈夫だと思いますがバトルプランとマッチプレイ制限は欲しいですねぇ。


という感じですかね。
何か抜けてることがあればまた教えてください。

また、質問や記事のリクエストなどあれば教えてくださいー。
では皆さん良いAoSライフを!

2020年6月11日木曜日

バッさんのグルームスパイト戦術講座 第2刺 グロットスクイッグ説明編

皆さんこんにちわー。
最近またネタ不足なバステトです。
前の記事が人気あったみたいなんで、ちょっと安心してます。
やっぱりああいう「自分は何タイプ」みたいな記事って皆興味あるんですねぇ。
勝手な偏見とかで書いてますが、人気があったようで何よりでございます。

さて、今日は掘ってたグルームスパイトギッツの戦術指南。というかもはやアーミー説明になってますが。。。第二刺をやりたいと思います。(リクエストもありましたし)

んー。こういう記事をやる前に断っておきますが、こういうのって自分のスタイルとか考えで進めていいですからね?最善ってないんで。正直ほとんどの事は誤差でしかないです。私の書くことはあくまでも個人の指標でしかないので、あくまでも参考でお願いいたします。正直自分のアーミーは自分で組むというのが基本です。「自分はこう思う」のも全然問題ないですし、「自分のポリシー」は持っておいてください。

ぶっちゃっけ言いますが、私はアーミーリストを書くのが大っ嫌いです。もはや他の人に「ハイ、バッさん、このアーミーやって、どう思うか教えて」ぐらいが一番良いのですよ。私は数字だけでやるとマンチになる可能性もあって、色々「効率化」を目指してしまうので、どうしても順位をつけたがります。

誤解がある様なので良く言うんですが、私の目指しているのは「ゲームが上手なプレイヤー」であって「ゲームが強いプレイヤー」ではありません。ぶっちゃけ、「俺の最強アーミー」で勝っても個人的には何のうれしさも無いです。勝って当たり前のリストなんてなんぼでもあるので。でも「マジでこれで戦って勝てるの!?」と言われたリストで戦って、工夫して、勝つのが私のスタイルです。

信じてない人もいますけど、私のアイアンジョウのリストは誰でも普通に一度は組むようなリストです。捻りは数か所入れてますが、こちらに関しても「ティーチング」目標であって、別に「もっとも効率的」な組み方もしてません。しかもその捻りがもはや周りに周知されているので「注意点」的な扱いになってます。私はアイアンジョウのポリシーはTACといわれる誰とでも戦えるリストなので、大体同じリストでほとんどの人と戦ってます。たまにお遊びで豚増やしたり歩兵増やしたりはしてますけど、基本的にユニットを漫勉なく取ってどのミッションでも対応できるように組んでいます。

とまあ、そこまで言っておいて、初心者の方は「まだわかんない」という人が多いと思うので、あくまでも参考程度にこういう記事を書かせてもらってます。別に相手を見てからリストを組んでも問題ないですし、とりあえず複数持っておいて相手のアーミータイプによって使い分けるというのもアリです。私に言わせれば別に槍を持っててゲームの前に「コレって剣です」って言っても構いません。そこらへんは自由にやりましょう。買う前の検証とかはガンガンやってもいいと思いますよ。そうやって自分のアーミーを「叩いて固める」というのは私にとって大事な事なので、推奨いたします。好みって絶対ありますからねー。

さてと、今日はグルームスパイトの続編をやっていきます。今日はトロゴスとスパイダーファング以外の前にカバー出来ていないヒーローとかスクイッグとかを中心に説明してきますね。

ヒーロー系のザックリ説明
・ゴバパルーザ:セットで購入というバッファー。実は殲滅戦で凄く活躍する。(全員打ち取らないとポイントが取れないので)一式で勝って、個々で動く。基本的にバッファーだがキーワードが鬼面倒。一定のキーワードをバフするので全てが役に立つことは意外に少ない。モデルがかわいいので買う人が多いのだが、初心者にはあんまり進めていないユニット。ぶっちゃけバフが多いグルームスパイトでわざわざゴバパルーザまで行く必要はないと思う。3000ポイント級なら全然使っていいと思いますが、2000ポイントではちょっと優先順位が低いと個人的に感じるユニット。ちなみにバフとデバフは優秀なのが多い。

・ファンゴイド・ケイヴシャーマン:Malign Portentsに出ていたシャーマンその1.
ぶっちゃけ言いますよ。1000ポイントからは1体入れておきなされ。一切損はしません。理由としてはまずウィザードなので呪文対策になるし、バッファーとしても機能する。そして何より指揮ポイントが追加で入ってくる可能性があるので重要。グルームスパイトは他のアーミーに比べ指揮ポイントの使用用途が滅茶苦茶多いので、コイツの生み出す指揮ポイントでスタッバ20体が助かるなんてことも十分にありうる。ちなみに2体使ったら平均1ターンに1指揮ポイント入ってきます。

・マッドキャップシャーマン:シャーマンその二
安いシャーマン。そして固有魔法は射撃に対するヒットデバフ。80ポイントにしては優秀だが後10ポイント追加でファンゴイド・ケイヴシャーマンを買えるとなるとそっちに行くかも。最低ポイントのウィザードなので使う人は使う。

・ルーンボス(徒歩)
グロットのボス。徒歩のアビリティは大したことないがとりあえず安い。そしてとりあえずスタッバと組み合わせた時に指揮アビリティである「絶対命令」が優秀。(ダメージロール6でc致命ダメージ追加)なにせ70ポイント。
良く聞かれるのだが、コイツは使う意味があるのかが分からない人が多い。というのがポイント追加で射撃武器を持って、ジャイアントスクイッグを装備したルーンボスが帰るので。
コイツを使う理由は安いというのもあるのだが、もっとメタゲーム的な立ち位置。コイツ、目立たないように塗ると普通にスタッバに溶け込むのですよ。特に昔のメタルミニチュアの場合、見分けがつかない。なにせベースサイズが一緒なので見分けがつかない。なので絶対命令さえ「シレっと」やれば全然目立たない。そういう意味では狙われにくいという利点がある。

・ルーンボス(ジャイアントスクイッグ装備)
徒歩バージョンと同じで絶対命令を持つ。ポイントにして近接も優秀で射撃武器もついてくる優秀なユニット。基本的には徒歩でスタッバとかと組み合わせる事によって火力の底上げとダメージブーストに使う。なにせこのジャイアントスクイッグのダメージが優秀。

・ルーンボス(ジャイアントスクイッグ騎乗)
デカイスクイッグに乗ったユニット。足が速い(ロールが良ければ)。そしてスクイッグのキーワードを持っているユニットに指揮アビリティを行う事によってスピードが上がる。主にボイングロットバウンダーとかスクイッグホッパーと運用する。機動力のあるそこそこ安いヒーロー。単独でダメージを与えに行くには少し弱い。

・ルーンボス(マングラースクイッグ騎乗)
グルームスパイト・ギッツでムーンクランをやるときの単独最強戦力。とりあえず早い、ダメージ力が高い、そしてそこそこ固いの三拍子揃った良モデル。プラキットなので軽いのも高評価。スクイッグ系のダメージロールを上げるという驚異的な指揮アビリティを持ち、脅威のダメージポテンシャルを持つ。そしてダメージを食らうたびに減るはずのダメージポテンシャルがある一定の所からフルポテンシャルに戻ってくるという意味の分からないステータス持ち。指揮特性と組み合わせるとヒット&アウェイもできるという凄く意味の分からないユニット。スクイッグをベースにするなら確実に使いたいユニット。

ではユニット説明に移っていきます。
前にスタッバはやってるので、外します。 

先にシュータの感想から。シュータ、微妙だと思いますが、私は運用するなら20体ユニットで目標物確保用で使用します。なにせ目標の近くにいながら射撃(弱い)もできるので。数の暴力で射撃をしても良いですが、なにせ下手な鉄砲は数打っても当たらないのがAoS。ポイントの割には渋いのと。人数ボーナスがどうしても近接武器にしか発生しないので渋い。これが射撃武器にまで言ったら最強候補なんだがなぁ。

ファナティック系

・ルーンスマッシャ・ファナティック
ファナティックは二種類います。脳筋系とバッファー系。脳筋はルーンスマッシャ。他のユニットに隠れてて、突撃フェイズの開始時に出せます。ちなみにどちらでも良いんので、相手の突撃ターンでも良いですし、自分の突撃ターンでも大丈夫です。ただコイツら必ず最初に殴ります。火力だけで言ったらランダム要素を考慮してもAoSトップクラスです。なにせ15もいれば平均値でアーケイオン先生もぶっ殺せるので。なんで相手が射撃武器が無い場合にものすごく厄介な存在。ただし紙装甲。おそらくAoSでも防御力だけで言えばこれ以上弱いヤツがいないレベルで紙装甲です。

・スポアスプラッタ・ファナティック
バッファーファナティック。スポアスプラッタは相手の視線を切るのと、近くのムーンクランユニットをバフします。グロットと合わせると強い。コイツらもルーンスマッシャほどではないがダメージ力もあるので割と安定して使えるユニット。私の運用としてはアーミーにはまずスポアスプラッタを1ユニット。そしてその次にルーンスマッシャという形でバランスを取ります。(スタッバを使っているのであれば)

スクイッグ系

・スクイッグハード
ドストレートなスクイッグです。2傷持ちで攻撃力がかなり高い。ダメージバフを入れれば結構な火力になるユニット。バトルショックで逃げたら周りのユニットに致命ダメージが入る可能性もある。ちなみに勇猛度はAoS最低クラス。ある意味振りきったユニット。
変な話、コイツら傷数からのポイント換算でいえば一番「1傷事のポイント」が安い。なので普通に拠点確保として使っても問題ない。ただ紙装甲なので注意。

・スニーキースナッフラー
バッファーユニットの犬サイズのスクイッグを持ったグロット達。コイツラはスポアスプラッタと同じで攻撃回数バフを持つ。ただ、コイツらの注意点は移動が犠牲なるので、少し先の展開を見据えて配置をしておかないと後で困る事になる事。レンジも短くダメージが入ってくるとバフの入らなくなる可能性もあるので注意が必要。基本的にはスポアスプラッタ、スタッバ、ルーンボスと運用する。

・スクイッグ・ホッパー
D6ランダム移動で飛行持ち。飛び越えたユニットに致命ダメージを与える事ができる。最前線の機動力にも使えるし、全力移動して最大24mvバフなし移動という移動力を持つ。バフればもう少し伸びる。硬直した戦線の頭上をボヨヨーンと飛んで行って致命ダメージをばらまくのが通常運用だが、おそらくグルームスパイトギッツでは一番キャラクタースナイプの性能が高い。なにせ10体で平均5致命ダメージが入るので強い。致命ダメージの入り具合で撤退を判断したり色々なトリッキーな動きが可能になるユニット。こういうユニットは初心者の頃は「微妙」と思ってベテランになるほどテンションが上がるユニット。

撤退時に相手を飛び越えてダメージを与えれるという荒業もあるので、使いこなし始めると本当に厄介なユニットになる可能性がある。ベテランの使うスクイッグ・ホッパーは本当に質が悪い。ただ簡単に打ち取られるユニットでもあるので紙装甲をどうやって機動力などでカバーするかはプレイヤーの腕次第。

・ボイングロット・バウンダー
突撃時4+で致命ダメージが入る騎兵ユニット。2D6の移動なので早かったり、遅かったりする。重騎兵の様な火力がある割には装甲が柔らかいので、扱いが難しいユニットでもある。基本的には後詰として使用する。ぶっちゃけ何かのユニットを殲滅するだけの火力はないが、「後4傷!」を削りきるのは凄く強いユニット。

・マングラー・スクイッグ
ムーンクランモンスター枠。火力も結構ある。なにせ上に乗ってるグロット達は飾り。マングラースクイッグは入るバフもそこそこあるので、バフをできるモンスターとしては割と優秀。火力も他の240ポイント級のモンスターにしては高く、バフをつけて火力だけを考えると400ポイント級も狙いに行けるユニット。ただ、ポイントがあるならルーンボス騎乗をオススメする。神器や指揮アビリティがつくのはかなり強いので、失うのは痛い。まあ、軽ポイントベヒモスにしては必ずポイントなりの働きはしてくれる良ユニット。破壊の軍勢の割には雑な破壊力に乏しいグルームスパイトギッツにはありがたいそんざい。

とまあ、とりあえず一度はこんなところですかねぇ。
個人的にはスタッバ+ルーンボス+スポアスプラッタ+スニーキースナッフラーは基本のコンボだと思います。スクイッグは割と色々遊撃的な動きもできるのでムーンクラングロットでは少し困る機動力をカバーしてくれます。さすがにスパイダーファングほどの機動力は無いですが、かわりに何か特別な火力だったりがついてくるのがスクイッグ達の特別な所ですかね。(カワイイ所以外では)

グルームスパイトを最初1000ポイントとかでやり始めて1500ポイントぐらいまで上がってくると、ほぼ必ず「火力不足」におちいります。というのがグロットも火力は高いのですが、機動力が足りずどうしても「面」での戦いになりがちです。なので少し遠い所で「誘い受け」をされたり「自分の有利でない戦い方」を強いられるようになってきます。例でいうとテレインの横で回り込めない事や「数の暴力」を使いづらい状況に持ち込まれることです。

そこで私が推奨するのはルーンボス(マングラースクイッグ騎乗)です。
私のアイアンジョウなどが典型なのですが、ピンポイントで相手の痛い所をぶち抜くというのはかなり有用な戦法になります。1500ポイントとかになってくるとベヒモスも出てきますし、アーティラリーも出てきます。こういったところに「高起動型攻撃ユニット」というのがどうしても必要になってくるのですが、そこで活躍するのがマングラースクイッグとルーンボス(マングラースクイッグ騎乗)です。

私がいつも「雑にぶん投げる」という言い方をするのですが、相手の後列にもぐりこんで暴れれば相手のダメージアウトやバッファーがぶっ飛んでいきます。キャラクターハンティングにも使えますし、戦略の幅が広がります。残念ながらヒットロールのバフはないモノのダメージロールのバフはあるのでかなり高い確率で相手をしばきにいけます。そして何より「中毒性」があるプレイスタイルなので、爽快感が本当にいい感じですよ。

私、なんどかスクイッグオンリーで組んで遊んだこともあるのですが、その時にやはりスピードと柔軟性はスクイッグでカバーしているなぁと感じました。ムーンクラングロットがいなかったので、ぶっちゃけ紙装甲なアーミーでしたけど火力は高く機動力もある。柔軟性と防御力はないもののトリッキーなプレイスタイルで楽しかったですよ。一度興味があるなら是非。口が裂けても強いとは言い切れませんが、結構面白く全然遊べる程度には強いですよ。

さてと。今日はこんな感じですかねぇ。機会があれば第3刺もやろうと思っていますが、ぶっちゃけスパイダーファングとトロゴスは使った事ないんだよねぇ。誰かおしえてくれんかなぁ。

では皆様良いAoSライフをー。

2020年6月8日月曜日

バッさんの雑記:プレイヤースタイルについて


皆様こんにちは
やっとストア空きましたねー。ゲームやペイントをストアの中で出来るのはしばらく先になりそうですが、少しづつ戻ってきてくれて何よりでございます。

さて、先日のシグマーの城塞都市編いかがでしたでしょうか?わかりにくいアーミーなので少しわかっていただけたら嬉しいなーと思います。

さて、今日の記事ですが、少し「プレイヤースタイル」についてお話ししたいと思います。
勝手な私のイメージですので、もちろん真面目に読まずに「こんな考え方があるんだなー」程度に見てもらえると嬉しいと思います。

「バッさんの雑記:プレイヤースタイルについて」行ってみましょう!

さてその昔私は「バッさんってどういうスタイルでゲームするんですか?」「ルールをガッツリ」「まったりダラダラ」「ガチな編成でガチンコ」「遊びも入れる編成」と聞かれました。
当時私は、「周りに合わせますよー」と答えました。

多分、私を知る人間は「バッさんはルールをガッツリ派でしょう!」っていうと思います。ぶっちゃけていうと今はそうですね。主な理由はゲームコミュニティの成熟度です。昔練馬でこの話をされた時はほぼ全員が一騎当千の猛者でした。というか修羅の国って言われていました。ぶっちゃけそのぐらい激戦区だったと聞いております。その時代に新人がネギしょってやってくるとトラウマになるので聞いてくれたんだと思います。で、もちろん練馬は私が知る限りガチコミュニティでした。なので私がシッカリしなくても周りがシッカリしてたし、ルールも皆が知っていた。なので双方ともにルールがシッカリわかっていて、ルールでもめるときは「知ってる」と「知らない」でもめるのではなく「知ってる」と「知ってる」でもめていました。ルールのあいまいな所の解釈ですね。

ぶっちゃけ今はそういう所まで行ってない事が多いです。単純に「ルールを知らない」人が大勢おり「知ってる人」が「知らない人」に間違ったルールを教えているのが私が嫌うのです。というのが遊ぶところが公式のストアだったり「非公式であろうとも公式のストアで常連」なメンバーも多くあるので「公式店で間違ったルールを遊んでた」というのは私は個人的に避けたいと思っています。まあ、僭越ながらストアでは「AoSのルールの人」の様な扱いを受ける事も多いので、しっかりルールをしなければいけない!と思っています。なので現在と昔の私のお話しです。

さてプレイヤースタイルですが「カジュアル」プレイヤーさんが9割を占めるAoSです。なので「カジュアル」の定義がイマイチ人によって変わると思っています。

以下私の色々思う「カジュアル」
・アーティスト:ペイントメインでゲームはあくまでもビルドとペイントの付属だと思っている。ビルドのみのアーティストやペイントのみのアーティストもいる。

・ロールプレイヤー:自分のアーミーや全てのゲームを「ストーリー」の役どころとして扱い、役を演じる事に徹するプレイヤー

・ソーシャルプレイヤー:ゲームもペイントもビルドもいいけど、友達がいるし、集まる人が好き。ぶっちゃけゲームもペイントもしなくていいけど、周りの人が好きだからやっている。

・ライトゲーマー:ゲームのルールもいいけどダイス振ってたら楽しいプレイヤー。ルールとかはいいけど、あんまり覚えて無くても問題ない。

・ミドルゲーマー:ちゃんとルールを覚えて強くなって色々な人と戦いたい主にゲームメインな人。トーナメントも体験したり大規模戦とかもガッツリやりたいプレイヤー

・ハードゲーマー:トーナメントでゴリゴリ戦って最強を目指すプレイヤー。色々な難しいリスト作成から強さを貪欲に求めるプレイヤー。

・マンチキン:とりあえず強さを求めるが、それに払う犠牲を一切考えない強さのみを求めるタイプ。勝ちこそが全てであり、努力を惜しまない。ただし強さのために友情と楽しさは切り捨てれる。(あえて切り捨てるわけではないが、優先順位はあくまでも強さ)

・プロフェッサー:ゲームはしないがリスト作りが大事。とりあえずリストを作って、色々な検証が大事。ゲームはあくまでも検証や自分のセオリーの試し場であり、メインは思想。

・コレクター/バイヤー:買うのが大事。ペイント、モデリング、ゲームなどはある意味どうでもいい。とりあえず買って集めて家にあれば満足。

・ティンカー:全てのウォーハンマーはキットバッシュのビッツであり、コンバージョンやキットバッシュをすることが主目的。

・フォトグラファー:AoSの綺麗な写真が撮れれば満足。とりあえずすべては至高の一枚の為。

・信者:一つのアーミーや一つの種族にのめり込み、それ以外を悪と感じるプレイヤー。なぜかケイオス勢に多い。時たまデストラクション勢にも存在する。全ては一つのアーミーが至高であり、それ以外はすべて引き立て役でしかなく、ゲームやペイントはすべて、そのアーミーを引き立てるために存在する。

・トレーナー:ゲームを教える事が一番楽しいと感じるプレイヤー。ゲームを遊ぶのも好きだし、ペイント、ビルドもするが主に一番楽しいと思うのは自分と対戦したりしているプレイヤーに教えていくことが楽しいと感じるプレイヤー。

とまあ、色々好き勝手に書かせてもらいました。ぶっちゃけ、皆読んだ人は一つのスタイルではなく、それを合わせてスタイルでしょう。私の場合、ミドルゲーマー、プロフェッサー、トレーナーあたりかなぁ。

別に私は何が良くて何が悪いとは思いません。マンチキンはマンチキンやハードゲーマーと一緒にゲームしてると幸せだし、プロフェッサーはマンチキンと仲がいい時も多いです。ライトゲーマーとアーティストが仲が良くいいコミュニティを作る事もあるし、本当に様々だと思います。

まあ、それぞれの「何が楽しい」って思いが大事だと思うんですよね。そしてそれを「他人に強制しない」という事。日本人にありがちなんですが、自己主張がない人が割と多い。ぶっちゃけて言いますよ。イヤな事は嫌って言っていいからね?それが間違いなら他の人も間違ってるよっていうし。趣味なんだから人が嫌な思いをしない程度には発言の自由はあるからね?

何か知らないけど日本人って凄く「我慢」が好きなんですよね。私にはわかりませんが、我慢しちゃうんですよ。私の勝手な意見なんですが、気の合わない人は気の合わない人で別にいいのですよ。折り合いつけて、一緒の空間にいても周りが嫌な思いさえしなければ別に仲が悪くても良いのです。皆仲良しなんて妄想ですし、この趣味やってるとプレイスタイルやプレイヤーとしての哲学が合わない人なんか星の数ほどいます。別にそれが悪い事ではないし、理想的にはそれを尊重できればよいと思いますよ。

一つ例を出しましょう。別に仲が悪いとかではないですので変な勘繰りは無しで。
私は俗にいう「右肩上がり」な趣味人です。これがどういうことかというとゲームに近づくにつれテンションが上がっていきます。
コレクト>ビルド>ペイント>プレイ
の中で一番テンション上がらないのがコレクト。お金使うの嫌いなんで。モデルに飛んでいくお金をみてため息しか出ません。

そしてビルド。ビルド嫌いです。ニッパーもってパチパチ切って、ヤスリで削って、モデリングナイフでバリ取って、イライラします。イーーーー!ってなり。

そしてペイント。好きなペイントもありますが、とりあえず無心でゲームで遊ぶことを夢見てペイントしてます。完成に近づくにつれてどんどんテンションが上がってきます。

ゲームするとテンションは上がってます。ゲームによっては踊りながらゲームしてます。詳しくは三宮ストア常連メンツに「バッさんって本当に踊りながらゲームしてるの?」と聞いてみてください。普通に踊ってますから。

とまあ、こんな感じですが、実は中にはコレクトとビルドで完結している方もいます。

悪気も何もなく言いますが、根本的に私には理解できません。もはや未知の世界です。どうやったら自分があんなに「意味の分からない」ビルドを楽しんで出来るのか?マジで理解できません。でもマジでリスペクトですよ。というか何回みても「スゲーーーーー!」ってなってます。良くこんなに小さいモデルにナイフで削ってヤスリも何種類もかけて、ブラシも何種類も使って、万力で止めて、サフもこだわって吹いてできるんですか!?ってなります。私なんて、パチっと切って、サクっとナイフで削って、ゴリゴリってヤスリでやって、タミヤの刷毛のプラセメントでパシっとくっ付けて、サーっとサフで吹いて完了ですよ!?

凄いですよね。マジでリスペクトです。

という意味では全く違うスタイルの人でも理解ができなくても仲良くできると思うのですよね?一度この「プロ仕様」のモデルをペイントさせていただきましたが、凄かった。もうね、ベースの塗料からして乗りが違うの。マジですげぇ。そしてマジでありがとうございます。久しぶりにガチめにペイントさせていただきました!

なんでね。別にストアで「こいつあわないなー」と思ったら無理に好きにならなくてもいいと思うのですよ。人間生きてりゃ好きな人も嫌いな人もいますし、今更嫌いな物が好きな物になりませんて。頑張って嫌いな物を好きな物にしようとしたところで辛いのが残るのみですよ。ま、もちろん大人の趣味で大人な空間なので、空気が悪くならない程度には挨拶とか基礎的な事はする必要があるとは思いますが。

ぶっちゃけ、私のスタイルが嫌いな人も多いと思いますよ。というか聞いてて知ってる。
だって、うっとおしいじゃん、教えられるのって。ゲームしてても自分が勢いに乗ってるときに「そのルール違うよ?」って言われるのも嫌じゃないっすか。私は言うけど。ごめんね。悪気はないのだが、公式ストアで間違ったルールで遊ぶのであれば間違っていると分かった上でやってくれと思うわけですよ。でないと「間違ったルールで遊んでもいいから」という前提になると色々ギスギスしだすので。(経験あり)

なので嫌だけどやります。だってやらないと最終的に「ちゃんとルールを遊べるところでやる」って人も増えてくるから。経験ありますしね、それで内部崩壊したコミュニティ。というか「なあなあ」なルールで殴り合いになったコミュニティまで知ってますからね。(アメリカ)銃が出てこなくてよかった。マジで。

まあ、というのも教えられたいという人や間違ったルールは教えてほしいという人も多いのですよ。というか多分大半がこの類の人だと思ってます。誰も進んで間違ったルールで遊びたい人もいないし、ゲームが上手になりたいって人も多い。なので止められない限りはやりますし、いつも「いやだったら言うんやで」って言ってますしね。大体言ってこなくて裏で話をしている人が色々回って私の耳に入るだけで。別に気にしないけど、注意はしますよねぇ。というか私もよくルール間違ってますし。間違って、後で判明したら謝ります。皆さんが思っているより良くある話ですよ。多分常連メンツで私がそういう事を言ってたり見てたりする人多いんではないでしょうか?

まあ、というわけで今日はこんな感じにしましょうかねぇ。皆さんも是非プレイスタイルやプレイヤーとして「なりたい自分」について考えてみても面白いかもしれません。
早くゲームしたいなぁ。。。