2020年7月26日日曜日

雑記:フルペイントについて。美学について!

皆さんこんにちわー。
NoTトーナメント参加の皆様お疲れ様でした!
この時期ですが、トーナメントがシッカリ開催されていて、日本は本当に恵まれた環境だなぁと思います。素晴らしい。
さて、ウォーハンマー界では色々リリースなどが多く、盛り上がってますねー。
AoSではジェネハン2020、40Kで9版とインドミテゥスセット。
はい。全て購入しました。そろそろ40kも真面目にやっていこうと思いまして。
ジェネハン2020に関してはおいおい感想をもう一度書きます。プレイをして色々わかって来た事もありますし、色々考えるべき事も増えてきたと思うので、考えをまとめてから書きたいと思います。

で、今回は少し新しい9班ルールで気になった「フルペイントしてたら10勝利ポイントを獲得できる」という所からの私の個人的な感想と、色々フルペイントにかかわる私の感想についてを書こうかと思います。

で。毎度のごとくなのですが、お断りを入れさせていただきます。ウチのブログは辛口でまっすぐに思ってる事を書くブログだといわれています。書いてる本人がそういう人間なのであらかじめは仕方ないのですが、読んでる人を不快にしてしまう事もあると思います。
実際に会ってお話しをするときは言い回しであったりとか、雰囲気であったりとかを見ながらお話しして印象をやわらげたりする事もできるのですが、文字だとそうはいきません。

実際にお会いしたことがある方もいらっしゃいますが、私個人は別に嫌味とか悪気があって言ってるわけではありません。ブログというモノは個人の感想をネットに晒してやるものだと思っています。だからブログとは面白いモノであり、読み応えのあるものだと思っています。なので、私はスタイルを変えるつもりはありません。これを見て不快に思う方に対して謝罪をお駒いますが、他に楽しんでいただいている方がいる以上はそういうスタイルで行きたいと思います。

で。ですね。その辛口ブログでも多分今日はトップレベルに読んでる人が不快になる可能性が高い記事です。なのでイラっとしやすいとか、見てて不快に感じたことがあるとか、次合ったときにバッさんに怒ってやる!とか思っている人は今日の記事は読まないでください。

では相変わらず前置きが長いですが、行ってみましょう!
「雑記:フルペイントについて。美学について!」

まあ、前置きが長かったのは、実はこの題に関しての記事を過去二回書いて、自分で読み直して、「うん、これはアカンな」と思い削除したことがあります。というのもあくまでもウォーハンマーとは個人の趣味であり大前提として他人が相手に対して同行言わないのが大前提だからです。で、私もそれには賛成ですが。

だがなGWさん。先にやり始めたのは君だ!だから俺もやる!

で、ですね。要するにゲームをする時にフルペイントのアーミーであれば追加でポイントをもらえるというルールが追加になったそうなのですよ。で、今までGWさんはゲームとペイントは別々にしてたと記憶してます。一部のトーナメントでは参加資格とかにペイントがあったり、トーネメントでのボーナスポイントとしてあったのは過去あります。で、このトーネメントに関しては「これはゲームのトーナメントでなくホビーのトーナメントだから」という理由だったのを記憶しています。ちなみにそのトーナメントはルールブックを閲覧可能な「小テスト」もあって、ゲームのストーリー上の質問とかも出てきてました。

今回初めてペイントをすることによってゲームで有利になるという、前まであった境界線が壊れました。あくまでも個人的な意見を言わしてもらうと

余計な事しやがって。

と思います。

ここからはもっと個人的な意見です。
趣味とはあくまでも自己満足な世界だと思うのですよ。どこまで行っても自己満足だと思うし、何をしても自己満足の世界だと思う。だから趣味だからやりたくない事を「やりたいこと」で有利になるために「しなきゃいけない」という事に強制するような事をルールに書き込むべきじゃないというのが個人的な意見です。

なんで、このルールが導入されたかを理解できないほど、私はこの趣味が浅くないです。理解はできますし、理由もわかる。確かにゲームで有利になることによってゲーマーは「じゃあ塗るよ」と言うし、結果として「バトルレディでフルペイント」されたアーミーが増えます。だってインセンティブがあるから。(インセンティブとは意欲を引き出すことを目的として外部から与えられる刺激の事です。確か直訳が無かったと思う)

でももっと広い意味で考えるとやりたくない事をやってるプレイヤーがそれによって増えると思うと、やはり個人的には入れるべきじゃないと思うんですよね。だって結局「塗りたくない人が塗る」という事例が単純に増えるわけですから。

世の中「ペイントは楽しい」人から「ペイントが苦痛」という人がいます。で「ゲームをするのが大好き」から「ゲームは嫌い」という人までいます。それをすべて許容できる趣味というのがウォーハンマーだと思っています。したがってその全てのプレイヤーが「自分のスタイル」を突き詰めて進めるというのが趣味であり「自由」だと思うのですよ。

そして世の中には「パワーゲーマー」とか「マンチキン」というゲームの利点などを貪欲に追うプレイヤーがいます。その人達は今までペイントに興味がなかった、でもそのゲームの利点を追うためにペイントをする。その過程でペイントが楽しくなった。というのが理想な流れです。でもその過程でペイントできないから、この趣味をやめとくという「ハードル」の高さが上がったというのが私の今回の結論です。

というのがゲーマーからして見れば「同一の条件でゲームがしたい」「ルールブックの規定に乗っ取ってゲームをしたい」のであれば「バトルレディに全てのモデルをしなければいけない」という事実があります。一部ゲーマーには「ポイントが減っても遊びたい」という人もいると思うし。俺はそれが最高に格好いいと思う。で結局こういうことをGWさんの信者さんに言うと「じゃあ、それをしないと合意すればいいんだよ」という事に落ち着きます。

その通りなんだが、だったら「フルペイントしてたら10点加算に合意」がスタンダードな方がいいんではないか?と思うのですよね。合意でゲームのルールブックにあるルールを削ってたらルールでなくなってサジェスチョンなので。なんでそのルールが存在するかは理解できるし大前提というのが「合意があった上で」という理解はできるんだが、結局それって日本人の考え的には「我が強い方が勝つ」というルールにすり替わるだけだと思うんだよね。

例えば初心者さんが頑張ってペイントしてきて、ベテランさんと相手をします。ベテランさんが「このルールは間違ってると思うからナシでいい?」と聞かれて初心者さんは「No」って言えます?日本人としてNoと言えても社会人として間違ってるといわれるのが、ウチの国だよ?グローバルなルールなのはわかってるし、一部の国では理論と弁護でドツキあって解決する国もあると思うけど平和と共存を主とする日本国では無理だと思うんだよね。

でまあ、ここまで書いてると「フルペイントアーミーが無いから言ってる」みたいに聞こえると思うので、一応私は自分の弁護をさせていただきます。ウォーハンマーからしばらく休んでたのですが、その休みから復帰したのが3年前(もう三年か。。。)その3年前の復帰から一度も私はフルペイントされてないミニチュアでゲームしたことがありません。私の使うミニチュアはすべてフルペイントが大前提です。アーミーに至ってはフルペイントで3000ptを超えるのをAoSで3つ持ってるし、40k2000ptを2つに1000ptを2つ持ってます。全てフルペイントです。

で、私は自他ともに見とめるゲーマーです。GW四台元素のコレクト、ビルト、ペイント、プレイの4つでの優先順位をつけると
・プレイ
・ペイント
・コレクト
・ビルド

です。

でも趣味としてやってる時間はおそらく
・ペイント>超えられない壁>ビルド>プレイ>コレクト

の順番になります。
で、大体「辛い辛い」いいながら塗ってます。大体ストアで仲間にアウト「マジ○○塗るの辛い」とかの愚痴を吐きます。もはやスタンダードです。ペイントを楽しんでないわけではないんですが、やはりトループとか40~120体とかはもはや作業になります。

でなんでそんなことをやってるかというと「個人の美学」です。

で、ここからがこの記事のキモです。
あくまでも個人の感想なのですが
「趣味とは美学を追求するモノである。美学のある趣味は最高であり、美学の無い趣味は飽きが来る」
と思っています。
美学を自己満足に変えてもらっても問題ないとも思っています。
趣味って自分のわがまま、こだわりや自己満足、そして美学を追求する場だと思うのですよ。

なので「ペイントなんてどうでもいいからゲームだ!」がその人の美学なら追求してくれと思うんですよ。「深く考えないでとりあえずダイスを振りたい!」が美学ならそれでもいいし「ごっこ遊びで楽しみたい!」が美学なら、それでもいいと思うのですよ。

それに私はとやかく絶対に言わないし、逆に私の美学に何人たりとも文句は言わせません。だってそれが趣味だから。

で私は物理的にも電子的にも「声がデカイ」人間です。色々な人に知ってもらうし、私の意見や主張を知ってる人も多いです。というかあったことない人でも知ってることが多いんだよなぁ最近。うれしいけど。
ですが、矛盾があったり質問があったら聞いてくれていいのですよ。私の美学に突っ込むところがあれば突っ込めばいいんですよ。私は弁護しますし、戦います。あくまでも私に対してですよ?

だって、俺は自分の美学と趣味に自信を持てるから。
だって俺は自分のウォーハンマーが最高だって世界に対して言えるから。
理由があり、根拠があり、自信があるのですよ。

さもなきゃ何千時間もペイントしてないですよ。単純に20年毎日1時間やるだけで1400時間ですし。大体私の平均ペイント時間って1から3時間ですしねぇ。たまに5,6時間とかやってるし。普通に1000時間は超えてると思う。

長いよ、しんどいよ、時には辛いよ、時には楽しいよ。でもそれを全部ひっくるめて最後に自分のフルペイントを全力で駆ってゲームをして、世界の人間相手に「これがオレのアーミーだ!」と言える瞬間が自分にとっての「確かにある趣味をやっててよかったと思う瞬間」ですよ。

でね、別にこれにフルペイントは必要がない。一体でもいいんだよ。別に。自分が作って塗った、世界に一つしかない自分が手に取って作り上げたモデルが自分の戦略と知略の元、相手と戦うんだよ。控えめに言って最高じゃねぇか。

それが私のごく個人的な考え方です。でもこの美学があって私は趣味が楽しいモノであり最高のモノであると思っています。でも根底にあるのは自分の美学であり、こだわりであり、自己満足であり、圧倒的なワガママです。

私はさっきも言ったようにフルペイントしてないミニチュアでは遊びません。
20年選手として私のスタイルを始める前の人や初心者さんが見て「スゲェ。カッケェ。全部塗ってる。俺にもできるかな!?分からない!でもやってみたい!」の感情を引き出せるようにやります。それをやってる人が「誰でもできるぜ!一緒にやろうぜ!分からなければ教えるぜ!」という風に沼に引きずり、じゃなかったサポートしていくのがコミュニティでありプレイヤーベースであり、趣味人なのではと思います。そういうコミュニティが好きで、自分のいう「良いコミュニティ」にしたいから自分の好みのコミュニティを作るためにやってます。

で、個人的に思うのは趣味人には美学は持ってほしいと思う。
それが趣味を楽しくするものだと信じてる。
結局味がないモノになってしまうと思うんだよね。飽きが来ちゃう。
深く考えるのが嫌って人もいると思うし、別に深く考えなくていいんだ。自分の趣味の何が自分にとって大事かを考えて。自分の理想の趣味ってなんなのかを見てほしい。それに向かっていく道筋が自分の「美学」だから。そしてその場所にたどり着いたらもう一度自分の理想ってなんだっけ?今の理想ってなに?って聞きなおしてほしい。その新しい目標は自分が遥か高い所にあったと昔思ってた「今」自分が立ってる場所よりもっと高い所にあるはずだから。でもそれを見た時、自分の足元をみて「うん、ここまで来たし行ける行ける」って思えるから。そしてその道中に周りを見て、景色を見て、他の道筋を歩いてる仲間を見て「いい場所だな」と思えれば、趣味って最高なんじゃあないかなと思う。だから続けられると思うし、楽しいと思い続けれると思うんだよ。だって趣味って「楽しいと思い続ける」のが難しいから。「今楽しい」は誰にでもできる。でも「皆でずっと楽しい」は難しい。でもできたら最高だからみんなでやってみようぜ!って思う。


とまあ、今日はこんな感じで終わります!
さて、9版でネクロンも始めるし、新しいジェネハンでギッツもコーンも組みなおさなきゃ!アイアンジョウもまだまだ検証の余地はあるし、新しいミッションもやらなきゃ!
皆様も良いホビーライフを!

2 件のコメント:

三宮の住人Y さんのコメント...

私はそもそも想像力のゲームなTRPG畑かつゲーマー脳の人間なので、フルペイントどころかノーペイントでもプロキシでも、極論ユニットの名前が書いてる将棋のごときペーパーベースでも全然問題ないのですが、そういうことを言ってしまうとミニチュアゲーマーの方からは怒られてしまいそうな気がします。

ただ実際に並べて戦ったときの、対戦相手との読み合いで生まれる偶然の戦場の光景が楽しいので結局頑張って塗ってはいるんですけどねー

今は9版でメインの一つに据える予定のCreation of Bileとデスガードの混合アーミーを毎日30ptsくらいのペースでひたすらペイントしております・・・プレーグマリーンがあと8体・・・orz

でも机上の空論だとインファントリーいっぱいコマンドス山盛りのオルクで「すごい勢いでやられ続けるけど目標達成で勝つ」のが案外いけそうでオルクを塗る浮気に耐えるのが辛い日々(´・ω・`;)

Bastet さんのコメント...

Yさん

返信遅れました、すいません。
ゲーマー脳とかいいながらメッチャ塗ってるイメージが凄く強いのですが(汗)
毎日30ptって二か月で2000ポイントぐらいですよね(汗)

オルクかー。いいっすよね。ウチもアストラで似たような事をやろうと考えてました(笑)