2020年10月5日月曜日

バッさんの未来語り アステラ・ミリタリウム編 一般ピーポー!略してパンピー!

 皆様こんにちは

暑さも大分落ち着いてきましたねー。最近は過ごしやすく冷房も入れずにペイントできるんで、かなり快適になりました。

実は最近ゴッズゲート戦線というウォーロードペイントイベントを開催しております。先日のSSにも合った通り8人参加の3陣営のウォーロードです。

 ウォーロードキャンペーンをご存じない方に説明しておくと、ウォーロードキャンペーンは一定の期間で塗るモデルなどを決めて、全員同じペースでペイントを行っていくイベントです。実は今回は2回目で、一回目は去年の同じ時期に開催されたAoS混沌4神のウォーロードを行いました。

私がやるウォーロードは大体何かのテーマに沿って行っていきます。今回は40kの世界で、全ての陣営がバランスよく分かれて、ウォーロードをやっていこうと思います。少しだけのSSを入れてストーリー感も出せればいいなぁと思っています。まあ、先の長い6か月間のイベントなので皆の出来具合などを見ながらゆっくりやっていこうかと思います。

 

さて、今日のブログ記事は引き続き40K!AoSオンリーの方はごめんなさい!最近9版が出た関係なのか、リクエストが未来戦争よりなので、答えてたら自然と40kになってしまいます。

今日は人類「アステラ・ミリタリウム」について語りたいと思います。

で、いつもの注意書きを。私は歴は長いですが、40kのゲームを良くわかっていない部分があります。少なくともAoSの方が理解がありますので、間違っていたらごめんなさい。なので私のアステラ・ミリタリウムの考慮に関してはかなり浅かったり、間違っていたりすると思うので、もっと詳しい方は他のアスタラ・ミリタリウムプレイヤーのみなさまに聞いてください!

アステラ・ミリタリウムプレイヤーの方でブログやっておられる方やツイッターでユニットレビュー書いておられる方も結構いらっしゃいますので、是非そちらもご参考ください!

 というわけで行きたいと思います。「バッさんの未来語り アステラ・ミリタリウム編 一般ピーポー!略してパンピー!」です!

 

 

さて、アステラ・ミリタリウムですが、昔はインペリアルガードと呼ばれておりました。というか書くと長いのでここからはガードと呼ばせていただきます!(文字しかないブログのくせにモノグサなブログ主) 

で、このガードですが超人類、悪魔、さまざまなエイリアン、超絶兵器が溢れかえっている遠い未来での、人類の軍です。帝国の鉄槌とか人類の防衛の要とか言われてますけど、要するのは人海戦術と戦車で相手を圧倒するアーミーです。ただ数が多いので、大量生産品の武器と防具でとりあえず数で押す感じですねぇ。

さて、ゲーム上でどんな感じと言われると、特性が色々あります。

・兵が安い

・兵が弱い

・戦車が硬い

・射撃武装が色々ある

・命中率(射)が低い

・弱い兵に命令を与えて、さまざまな事をできる様にする

 

で、アーミー特性的にいうと「射撃特化型モブアーミー」です。もちろん40kなのでそういう風に組まなくても良いですが、7割ぐらいのミリタリウムがこれに当たるんではないでしょうか?

ま、兵が安い!と言われて弱い!と言われるんですが、どの程度かというと。主要武器のラズガンは40kの武装の中でも最弱クラス。攻、貫通、ダメージ値だけで言えばグレッチェンの武器レベル。(射程や近距離での射撃回数が多いが)で、ステータスから行きましょう

移=6 普通。ほとんどの歩兵が6動く。

接=4+全ゲーム最弱クラス。これより弱いのはタウの射撃兵ぐらい

射=4+オルクより少しマシな程度。これ以下はほとんど存在しない

攻=3 最弱クラス。これより弱いのはグレッチェンぐらい

耐=3 最弱クラス。これより弱いのはグレッチェンぐらい

傷=1 最弱。まあ、これに関しては1傷がスタンダードなので

回=1 最弱。でもスペマリタクティカルスカッドと一緒だい!

指揮=6 (軍曹で7)まあ、ほぼ最弱。他の低指揮アーミーはギミックがある事が多い

防=5+ 裸でも6+とかがついてくる事を考えるとほぼ最弱。

    「武器以外は雑魚」と定評のあるクラフトワールドの市民や闇落ちした、そいつらの親戚より弱いという暗黒未来の最弱スペック。ただし1体5ポイント。パンピーオルク(ボウイ)でも7ポイントと考えると圧倒的に安い!これが人類クオリティー!

 とまあ、基本的な人類のスペックなぞそんなものです。人類帝国に関しては一番豊富にあって安い資源が人類の命なので、本当にゴミの様に使い捨てられます。

 

さて、ガードアーミーですが、本当に細かく分かれてるんですが大きく分けて戦車と歩兵がいます。で 、その上に「レジメンタル」(連帯)に属するか、そのほかの追加戦力になるかが分かれています。そして、その上に空軍の支援戦力もあります。

まずややこしいので説明すると。人類は亜人類とかサイカーを下に見てます。なので使えるので使うけど、実は死ねばいいと思ってるのが人類スタンダードだと思ってください。

で、サイカーや亜人類などを軍に編成できます。デメリットとしてレジメントルールという、スペマリでいう所の戦団ルールの適用がない事です。なのでオグリンやラットリングなどは連隊の一部ではないので連隊としてのルールが使えません。で、それに分類されるのが、オグリン系の大きな亜人類、ラットリングスナイパーの小さな亜人類、そしてサイカー達の不思議な(亜?)人類。

そのほかに空軍からの追加戦力があります。設定上ホルスの大逆と呼ばれる大きな内戦のあとに戦力の分散化が図られました。なのでガード(俗にいう陸軍)はエアロノーティカ・インペリアレス(空軍)から派遣される戦力を使って移動や航空支援を受けれます。なので厳密にいうと連隊の一部ではなく、派遣されてきてます。でもルール的には使えます。

で次がミリタリウム・テンペスタスという「電撃作戦用エリート兵」という兵士たちです。サイオンと呼ばれる人達ですねー。連隊の一部ではないのですが、コイツらもガードの一部として戦えます。ルール的にはコイツらだけでデタッチメントを組むとコイツら専用レジメントルールがあります。(ミリタリウムコデックスに1つ、サイキックアウェイクニング・グレイターグッドに6つ?だったかな?)コイツらは普通のガード連隊にいれてもコイツらは普通の連隊のアビリティが使えません。ただし、コイツらだけでデタッチメントを組むとコイツら専用のデタッチメントアビリティが使えるといった形ですね。ちなみにサイオンさんたちは正しくエリートなので策略とかと組み合わせれば結構な打撃を空中から降下してきて与えれます。9版で複数デタッチがしんどくなっても考慮の価値はありそうですねぇ。

 で、戦車。戦車はアステラ・ミリタリウムの花形ですよ!実は遠い未来の戦争でキャタピラ戦車が少ないのです。なので、武骨なキャタピラが好きなミリオタの皆様には朗報があります。アスタラ・ミリタリウムはキャタピラが多いですよ!なにせ第二次世界大戦とかにいそうな戦車を4万年後の未来に使ってますからねぇ!

さて、戦車を全部やってると10ページぐらいになるので、やりませんがパターン分けしてざっくり説明だけします。

まずは言わずと知れたレマン・ラス!スペースウルフのプライマークの名から来る武骨な戦車。おそらくレマン・ラスが人類史上一番多くの土を踏んでいる!と言われる程度にはどこでも出てきます。というのが、武骨さで壊れにくい!そしてメンテナンスしやすい!可燃性の燃料であれば、基本的にどの燃料でも動く!そしてとりあえず安価に製造可能!さらに武装も色々変えれる!という素晴らしいフレームなレマン・ラス。ゲーム上では主砲のバリエーションが高く、なんと半分までの移動距離で2発撃てます。副砲も最大3本詰めるので、かなり大きな火力。というかガードの火力は半分以上戦車から来るので、レマンラスがガードのほとんどの火力と言っても申し分ない程度には火力が高い。耐も8で防も3あるのでコストに比例してそこそこ固い。12傷もあるので早々落ちはしないし、策略でダメージ入っててもダメージ無しの状態で撃てたりするのでかなりの柔軟力。残念ながら9版でヘビィボルターのコストがものすごく上がったので、ポイントコストがかなり上がってしまった兵器でもある。

次にキメラシャーシに乗ってるバリエーション。まずキメラから。キメラは人類の輸送機。昔は最強の輸送機と言われていたが、最近は輸送機自体が高いのであまり使われていない様子。別に弱くはない。12体入るし、中に1体でも歩兵がいればなぜか6個のラズガンを操作できる。ヘビィフレイマーを2本詰めるので「汚物消毒」ビルドにして単独で敵部隊に突っ込むこともできる。このほかにヘルハウンドと呼ばれる火炎放射器を積んだ戦車もあり、そのバリエーション機が2つ存在する。

次にもキメラシャーシだが迫撃砲や対空砲などのバリエーション。サクッと

バシリスク:大型対空砲:射線が通ってなくても射撃可能。驚異の240”の射程。そしてヘビィD6だが振り直し可能。なぜかヘビィボルターかヘビィフレイマーを15ptで取らされるという意味不明な税金兵器がある。

ワイヴァーン: 小型迫撃砲搭載移動砲台:小さな迫撃砲を4個積んで4D6を移動しながら射線の通ってないところがばらまく迷惑な兵器。ティラニッドとかオルクとかには絶大な攻撃力を誇る

ハイドラ:対空砲。対空兵器としては使えるのだが、もはやレマンラスで主砲ぶっぱなして解決できる問題なので、バシリスクかレマン・ラスが蔓延している最近はあんまり使われているイメージがない。

マンティコア:小型ロケット搭載型移動砲台:。サイキック・アウェイクニングのタンクエースと呼ばれるアビリティで3ダメ固定のロケットをばらまけるようになり、9版で5ターン制になったおかげでかなり市民権を獲得した最近でのアメリカンドリーム達成者。一躍人気者に。毎ターン2D6発の攻10、貫通-2で3ダメのロケットをばらまく。ただし4回しか撃てないため5ターン目は単なる移動する金属の箱に成り下がる。ある意味4ターン目に残り1傷とかが一番おいしいビークル。最近はトップメタでも使われる程度には優秀らしい

デスストライク:ICBM。全ゲーム中の一番のネタ兵器。どこのレビューを見てもボロクソにしか書かれているし、ネタ兵器の割りにはネタもそんなに面白くないという辛口レビューをいただく、おそらく全ゲーム中一番使えない兵器。モデルはそこそこ格好いい。とりあえず接近戦とかがある程度に近づく戦場に大陸間弾道ミサイルなんてものを持ってきた時点で司令官の判断能力の有無を問う。まあ、0距離でICBMをグレッチェンに打ち込むというロマンの有ることは一度やってみたい気もする。とまあ、まず1発しか撃てない兵器で、2ターン目以降ダイスを振って、出目にターン数を足して8以上で発射可能になるという兵器。大体半分ぐらいのゲームでは発射さえさせてくれない。発射できてもヘビィ3D6で当たる度(射は4+)に致命ダメージが入る。射線は必要が無い。射撃したユニットのちかくにいるユニットに4+でD3致命ダメージ。計算してみると3D6発の平均値って11.5発で、4+で当たると考えて、少しうわぶって6致命を与えれる。そして4+でD3ダメージ。まあ、多くて8致命ダメージの為に支払うコストはなんと税金ヘビィボルター込みで150ポイント!ちなみにこのコストで言うとヘビィウェポンスカッドにラズキャノンを積んで6門入りつつお釣りが来ます。なんとコストがバシリスクより高い。相手が出してきたら「ああ。手加減してくれてるんだなぁ」と思っても良いと思います。

次は戦車ではないのですが、歩行兵器であるセンチネル君たち。2バリエーションあります。移動速度が少し早くゲーム前の追加移動もできる少し防御力が低いスカウトセンチネル。そして3+アーマーに耐6だけど移動力が少し低く追加移動ができないアーマードセンチネル。個人的に両方とも使い道があります。武装次第では物凄く性格が変わるユニットでヘビィフレイマーを積んで前線をガンガン突っ込んでもいいし、ラズキャノン積んで移動型砲台にするのもあり。耐がそこそこ高く傷もあり防も悪くないので結構生き残ってくれる。色々あって突撃して相手の射撃ユニットを拘束して足で2ターン相手の射撃特化ユニットをけり続けた経験もあります。一番の問題はリアルコスト。なにせ1台で5千円を超えます。3体ユニットで15000円程度かかるうえ1体50ポイントぐらい。

最後に戦略級兵器のベインブレイド。これにはバリエーションがかなりあります(確か8バリエーション)どのバリエーションも結構使えて、かなり正確が変わる。中からヘビィウェポンスカッドをバカスカ撃ってくる輸送機っぽいストームロードとかもいるし、相手のタイタニック級の兵器をぶっ壊すのに特化したシャドウソードなバリエーションもあります。基本的に26傷ぐらいあって3+セーブ。なんとスペシャルセーブが無いので、見た目より柔らかいです。なにせフル武装で600ポイントを超えてきます。ただラズキャノンを4門にヘビィボルターを10門とか積んでくるのでとんでもない火力になります。

 

で次の説明は命令システムについてお話ししておきます。まず指令官というユニットがいて、彼らが歩兵に命令を出すと様々な効果があります。射撃回数が倍になったり、追加移動したり、撤退後も撃てたり、近接攻撃を射撃フェイズにしたりなど様々です。これらを駆使すると6mvという普通の移動距離の歩兵がいきなり12以上の移動になったりとかします。これらを上手に使いこなして目標物確保や副次目標にもぐりこんだりするのが主なアステラ・ミリタリウムの戦い方です。55ポイントのユニットで近距離37発撃ってもマリーン相手には平均値で6ダメージ入ってセーブの後は2傷入る感じですからねぇ。処理が面倒ではある。


そして最後に連隊ドクトリンのなんとなくの説明。一つの連隊にしておけばボーナスがつきます。そしてそれは無数にある人類の星の特徴的な連隊の特性にもなっています。好きな所なのでちょっと説明しますね。

ケイディア:俗にいう軍事惑星。幼少の時よりラズガンのメンテナンスのやり方を覚え人口=戦闘可能人数をほとんど変わる事なく輩出し続けた惑星の連隊。少し前にケイオススペースマリーンのアバドンさんに母星をぶっ壊された。でも宇宙中に散ってるのでまだまだ戦闘継続中。ボーナスは歩兵と戦車のヒットロールのリロール系のアビリティ。傷を入れた相手に+1ヒットを与える壊れ策略を持っている。私の使ってる連隊です。

カタチアン:熱帯雨林惑星。幼少の時からトラとかワニとかと戦いながら熱く蒸し暑い惑星でのサバイバルを続ける人達の連隊。基本的にアステラ・ミリタリウムに徴兵される兵の代わりに補給物資を受け取り、母星の獣たちと戦って生きている人達。ボーナスは歩兵の突撃時の攻+1と戦車のランダム砲撃回数ダイスのリロール。色々なボーナスを入れると55ptの歩兵なのになぜかアホみたいな攻撃回数に化ける可能性のある連隊歩兵。

ヴァルハラ:極寒惑星。極寒の地でロシアのコサック帽みたいな制服なヴァルハラ連隊。昔は暖かかった惑星だったが隕石により衛星軌道がズレて極寒の氷の惑星となった。低温から逃れるために地中深くに生活を強いられるようになったヴァルハラ人。基本的にモーディア人と同じで表情筋が死んでいる。ストイックな人々。地中深くに住んでいるので狭い所におり、命の価値が他の惑星よりも安い。ただでさえ命の価値が安い帝国でも驚きのプライス。基本的には軽犯罪でも死罪とかいうレベル。ゲーム的には歩兵は指揮テスト時に死んでるモデルを半数にする能力と戦車は射撃する場合の残り傷数を倍にできるというアビリティ。

ヴォストロイア:工業惑星 。その昔、ホルスの大逆時に追加の戦力を送らず税金を滞納した事により今なお罪を償い続ける惑星。ヴォストロイアは全ての家族の第一子を軍隊に送るという伝統があり、地位などによる例外も一切ない。その第一子により構成されるヴォストロイア・ファーストボーンの連隊は装備も充実しており、訓練も行き届いた精鋭部隊。ヴぉストロイヤは周辺が暗黒宙域になっておりワープ航行やサイキックによる通信が不安定である。にも拘わらず戦車や兵を送り続けるという惑星。ゲーム的には24”以上の射程を持つヘビィウェポンやラピッドファイヤ武器の最大射程が6mv伸びる。変な話1PLとか45ポイントでプラズマガンが3本入る9版においてはかなり強い連隊だと思う。

アルマゲドン:工業惑星。大きな工業惑星のため、産業廃棄物や空気汚染によって惑星自体がハイヴ以外には住めない惑星。アルマゲドンは近年大きな戦争が数回行われた重要な惑星であり、オルクやケイオスの侵攻を度々受けている惑星。アルマゲドンで有名なのはスティール・レギオンと呼ばれる装甲機動隊。キメラや輸送機などに乗り、高速で移動する。ゲーム的にはラピッドファイヤ距離が延びる。戦車は貫通-1を貫通なしとしてのカウント。ヴォストロイヤと同じ理由で9版ではかなり強くなった連隊だと思う。

タラーラン:砂漠惑星。ホルスの大逆時にアイアンウォリアー兵団にウィルス爆弾を撃ち込まれ砂漠の星と化したタラーラン。地表が死の星と化したので地下に潜り生活をしている。砂漠での移動を得意とするため機動力を武器に戦う連隊。ゲームでは全力移動後にヘビィウェポン以外は射撃可能になるビークルは移動後に射撃ペナルティなし(9版では意味がなくなった)、そしてタイタニックなビークルが全力移動後にヘビィ武器をアサルト武器と同じように打てるようになる。9版でかなり弱体化した連隊。ビークルが移動した後に射撃するって全てのビークルについてしまった。策略などは良いものがあるので市民権はあるらしい。

モーディアン:常夜惑星。夜に包まれる惑星。モーディアの兵は他の連隊に比べても訓練を行う。モーディア人は笑わないといわれる程度には表情筋が死んでいる。恐怖も感じず淡々と敵を訓練の様に射殺していくのがモーディアンクオリティ。ゲームではユニットの全モデルがベースでつながっていると指揮と警戒射撃時にヒット+1ボーナス。ビークルは他のビークルの3”以内にいればよい。策略で1CP使わないといけなくなったのでこちらも弱くなった連隊だと思う。余談だが他のルールがついた連隊は惑星の説明で1ページもらっているが、モーディアだけは1/3だった。しかも他は惑星説明なのに、モーディアンは連隊の兵についての説明。おそらくメジャーな連隊では一番扱いが雑な連隊。


とまあ、ざっくりとしたアステラ・ミリタリウムの説明はこの辺ですかね。

 次に個人的な所感を行かせていただきます。まあ、あいも変わらず適当に言ってる事なんで読み飛ばしていただいても構いません。あくまでも今まで遊んできた中での感想です。

 

アステラ・ミリタリウムを強い、弱いメーターで行くと「若干弱め」という評価だと私は思います。理由としては単純にコデックスの古さですかね。射撃メインの8版とうって変わって9版は近接が強くなりましたし、ボードサイズが小さくなりました。確かに戦車が近接に入ってる間に撃てたり、戦車の移動後に射撃ペナルティがなくなっていたりで、本当にいいことも多いのですが、いかんぜんトレンドにイマイチついていけてない感じがしてしまいます。近接ユニットがブルグリンだけだったり、ラズガンがもはや2傷のプライマリス相手にならなかったり。目標物を取るのがターン終わりではなく自軍ターンの初めになったり。(1ターン生き残る必要がある)

主に最後の点がキツイです。アステラは基本的に歩兵が目標物を取るアーミーなのですが、歩兵が1ターン生き残るのが本当にキツイんです。 たかが55点とは言いつつも簡単に殺されすぎると継続戦闘能力が削れていくので8版の様に物陰に隠れて自分のターンで目標物を奪取!その後殺されて次のユニットが目標物を取りに行く!というのができなくなりました。

そして副次目標の「消耗」や「敵兵力を削れ」に凄く弱いです。基本的にアステラ・ミリタリウムというのは60から100体ぐらいの歩兵を持ってきます。そして8割ぐらい死んでいきます。なので副次目標という点でも少し弱点があるように感じます。

 

ただし!これも次のコデックスが来るまでの我慢です!だってコデックスが来れば全部一新される!という風に信じる!だってGWさんがこんなにリアルマネーのかかるアーミーを弱くしておくわけがない!!!(切実)55ポイントで5500円というゲームでも生粋のコストパフォーマンスの悪さを誇るインファントリーを10箱買う必要がある様なアーミーを弱くするわけがない!と信じてます。(大人の事情を知りたくない人はごめんなさい。新兵と言われるコンスクリプトになるともっとひどいです。)

で、この点で言うと実はコデックスが遅めの方が個人的に良いと思っています。版変わり直後にリリースされるコデックスはバランスが少しおかしかったり、イマイチ新しい版の経過が分からない状況で書かれるので、基本的には後半に出るコデックスの方がバランスの良いという傾向があると個人的には感じています。(中にはもちろん例外もあります!スペマリ、アイアンハンズとか、アイアンハンズとか!アイアンハンズとかっ!!!)

 まあ、今は正直スペースマリーン1強時代だと思っています。(少なくともカジュアルプレイでは)デスガードも強いしカストーデスも強いけど。トーナメントのカストーデスなんかもはやフォージワールド祭りですしねぇ。

強い弱いはともかく個人的には遊んでて楽しいアーミーです。やはり他のアーミーでは「殲滅!」ってなるのをミリタリウムは凄く冷静に「どの犠牲を払って、どこの部分を取りに行く」という冷静な判断を求められます。ある意味ストイックなプレイを要求されるアーミーですね。基本的に何に襲われても歩兵より強いので、どうやって目標物を相手から奪取していくか、どうやったら歩兵を生き残らせるかを考えながら、戦車や長距離砲で相手の火力を殲滅していくプレイが主流だと思います。使いどころがものすごくピーキーな優秀な策略も多く、上級プレイヤーになってくると「いやらしい」「上手」な策略の使い方で対戦難易度が一気に跳ね上がります。射撃しかできないはずなのに戦車で突撃したり、1ターン目からフレイマーをガン積みした戦車が前線に出てきたり、色々バリエーションもあります。

私は個人的に物凄く天邪鬼な所があるので、相手の「俺の最強ユニット」がウチの歩兵を一生懸命殴り殺してるのを見て「ほっこり」します。「俺60回攻撃するんだぜ!それを策略を使って2回!」とか言ってる人に「そうなんだー。凄いねー」とかいいながら自軍の兵が近接フェイズで血しぶき上げて虐殺されているのを見ながら「さてプラズマって何門ここに打ち込めるかなー」とか考えるのが大好きです。なんか面白いのが、もはやゴーントに殴られようが、バーサーカーに殴られようが、アサルトインターセッサーに殴られようが基本的には死ぬので、ある一定の火力以外は全て無駄なのを見ててニヤニヤできるタイプの人間なんですよねー。私は。

前に何回かあったんですけど、何かの奇跡で200ポイント級のキャラクターの突撃を目標物の手前で受けて1体生き残って、相手キャラクターから目標物を奪取して「ねえねえ、今どんな気分?どんな気分?」とかをやった時は最高に楽しかったです。(ヴォックスキャスター君は次のターンに爆散しましたが)我ながらいい性格してるよなーとか思いますよね。

 

私にとって40KやAoSって「名もなき兵」の物語なんですよね。なので、ヒーローとか超ド級の戦車は嫌いじゃないんですけど、私にとってあくまでも主人公は「名もなき歩兵君」なんですよ。なので、その無数にいる兵士の中でそいつが、相手のネームドキャラクター相手に目標物とかを奪取した瞬間って物凄く好きな瞬間です。正直グゥリマンとかのクラスのキャラクターなんかは「こんな小さな戦場にでてくんなし。指令室に帰れ。なんで帝国総司令が接近戦やってんだよ。部下使え、部下!」とか思ってるぐらいなので、そういう意味ではド級キャラクターのいないアステラ・ミリタリウムはあってる気がします。 


個人的に初心者さんに言いたいのは一言。「覚悟なしにアステラ・ミリタリウムは始めない方がいいです」素晴らしいアーミーだし、生涯付き合えるアーミーだと思う。ファンも多ければ、先輩も凄い人達がいる。だけど1000ポイントでも50から60体ぐらい歩兵がいるんで。リアルマネーもそうだけどペイントだけでも普通では考えられないほどの数を塗る必要がある。これが2000ptになってくると歩兵100体とかを普通に塗る羽目になる。良くも悪くも長く続けるアーミーだと思います。個人的には一番、初心者の挫折が多いアーミーだと思ってます。気軽に「アステラ・ミリタリウム始めますー」って言ってる人が最初の3か月で挫折するなんて、あることなので。正直スペースマリーンの様に無難に強いアーミーではないですし、処理は面倒だし、わかりにくい。なおかつ今の状態ではコデックスもサイキック・アウェイクニングも英語。最近はVigilusのサプリメント本がマッチプレイで遊べなくなった。などの問題もあります。

 

それでも覚悟を決めて遊びたい人は是非してください!時間とお金の投資の先には素晴らしい世界があると思っています。誰にもまねできない戦車軍。美しく並ぶ「群の美しさ」を体現したかのような歩兵。幅広いフォージワールドの不思議戦車。そして、他の陣営にはほとんどいないようなダイハードなベテランプレイヤー達。(正直アステラ・ミリタリウムはベテランプレイヤーとか本当にアステラ・ミリタリウムが大好きなプレイヤーが多いと思う)ぶっちゃけ言うとアステラ・ミリタリウムって40kで一番「泥臭い」アーミーだと思います。でもね、それが良いんだ!泥臭い中たくましく生き抜く軍。ハイパー人類や超絶エイリアン、サイキックなバケモノに意味の分からない悪魔。新ハイテク装備から古代ハイテク装備などが蔓延してる遠い未来で誰でも持ってる大量生産品のただの光線銃を持って、大量生産品のフラックジャケットを着て、もはや何と戦ってるのも分からない戦場を泥臭くたくましく戦う!これがアステラ・ミリタリウム。カラフルなアーマーを着てる超人類?皇帝の信仰心で奇跡を起こす戦う尼さん?旧ハイテクなスペースエルフ?新ハイテク装備をもって戦うタウ星人?そんな綺麗な物ではなく泥、土、と埃にまみれた戦いが好きな人にはアステラ・ミリタリウム。是非お勧めです!

 

という感じです。皆様いかがでしたか?初めての40kのアーミー考慮。うまく書けてたら良いのですが。またコメントやツイッターで教えてくださいませ! リクエストも待ってまーす!

6 件のコメント:

三宮の住人Y さんのコメント...

特殊部隊ミーハーな私は帝国特務局をいつかはやりたいなぁとか思っていますが、リアルコストに二の足を踏みますねやはり…(山と積まれているケイオス軍の箱から目をそらしつつ)

脳内ロスターを編成しても、スペマリと同等以上に硬い連中を目標マーカーから白兵戦込みで排除しつつ生き残るのが大変なので、最近はスペマリコデックスが出たら

「パワーソードがS+1/-3/1のステータスに変更されるなら、S4に届くのでひょっとすると定番のブルグリンではなくクルセイダー5人x3ユニット+従軍僧編成とかもありなのでは・・・!?」

とか思っていたりします。

コデックスが出るまではIGはしばらく忍耐の時代が続きそうですね・・・

匿名 さんのコメント...

う~む、やはり厳しいアーミーなんですね
マリーンと混成部隊を気軽にできるなら違うんでしょうけど・・・

オルクの方が良いのかなぁ・・・

Bastet さんのコメント...

匿名さん

こんにちは。
完全に個人的な意見になるのでご容赦いただきたいのですが、40Kはメタが頻繁に入れ替わるゲームなので強い、弱い、使いやすい、使いにくいなどが頻繁に変わります。なので今の状況で厳しくても1年後に初心者にもわかりやすい、簡単なアーミーに化ける可能性があったりもします。

なので、個人的に一番オススメしているのは「プレイスタイル」や「見た目」を重視することですかねー。ぶっちゃけ、どのアーミーでもカジュアルプレイなら全然遊べます。

プレイスタイルの違いで言うと
オルク:射撃も近接もできるが、ダイスで数を振って低確率を頑張って出していくアーミー。ヘンテコな機械が多くて「博打要素」が多いアーミー。というイメージです。近接が強いというイメージですが、実は射撃もできる万能アーミーですが、数が多いので「モブアーミー」の一角となっております。

アステラ:射撃特化のアーミー。近接ユニットが一つしかない。平均的に弱いユニットと物凄く固くて優秀な戦車で数撃ちながら相手をつぶしていくアーミー。博打要素というよりかはリスクヘッジの要素を使いながら「固い」プレイを要求されるアーミー

というイメージです。
でも、ぶっちゃけ見た目を愛せるのが一番良いですよ(笑)

匿名 さんのコメント...

返答ありがとうございます

愛せるかにリアルコストの話が加わるとどうしても・・・w
アイアンジョーもですが緑のやつらは塗ってて楽しいですし

ナワ さんのコメント...

お疲れ様です。とりあえず、Bastetさんのロスターを見てからブログ読もうと温めておりました笑。
私が記事の内容をどこまで理解できたかはともかく、いつになく熱量を感じる記事でした。
引き続きブログ楽しみにしておりますので、よろしくお願い致します。

Bastet さんのコメント...

匿名さん
リアルコストはどうしても、仕方ないです(笑)

ナワさん
昨日はありがとうございました!
ミリタリウムは本当に愛のいるアーミーなので、物量も凄くなりますよー(笑)
個人的には見た目が好みのアーミーなので、やはり熱が入ってしまいます