2011年3月21日月曜日
アーミーを考える
さて。。。かれこれGWホビーを初めて10年以上たってしまったワケですが、最近色々ホビーについて考える時があります。最近は特に日本に帰ってきて昔いた友達とかとのゲームを懐かしむ事があったり、その友達とフォーラムなどでお話をする機会があったりとします。
そこで昔いたクラブチームのアーミー理論というもののお話をしようかなーと思います。
<追記:この追記は書き終わった後に足してますが。。。メッチャ長くなりましたので、読まれる方はご注意ください(汗)。長々と自分のバカ話に付き合ってくれる方には本当に感謝です。長くてスイマセン>
どちらかというと考え方だったりポリシー面が強い投稿になりますのであまり気にしないで“さらーっと”聞いといてください。<笑>
昔いたチームが Wisconsin Warhammer Fantasy Battles <WWHFB>というチームです。結構、昔からあるチームでウィスコンシン州のオフィシャルチームみたいな感じでチームをやってます。総勢メンバーはおそらく200を超えると思います。場所も充実しており5箇所の町が独自に支部を運営してる感じです。
そこで自分もFBを本格的に始め、そして色々と覚えました。住んでいた町がマディソンと言う所で、近くのプレイヤーがほぼ誰も居ない状態だったのですが、そこで仲良くなった友達と本当に微々たる量のモデルを使ってやってました。なにせ最初のゲームはスカ―ミッシュで250ポイント。二人あわせて500ポイントだったので、規模が伺えるかと思います<笑>。
まあそこでチマチマと一ヶ月ぐらい二人で“あーでもないこーでもない”と言いながら1000ポイントが集まった所でもう一人入って、そしてもう一人、もう一人と気付いた頃には8人ぐらいが毎週水曜日にゲームストアに集まるようになったのです。もちろんその時は2000ポイントは半分ぐらいの人が持ってませんでした。
その時、一番ベテランだったマットが一言
“みんな、トーナメントなんか出てみない?”
と言い。。。困惑気味ながらも8人中6人がミルウォーキーという町にトーナメントに行くことになったのです。
その週末のショックは本当に忘れません。まずほぼ全員がフルペイント状態。自分たちがギリギリ集めた2000ポイントアーミーを背景台も付けたりしている凝りよう。。。しかもその内の一つはその前の月のホワイトドワーフで取り上げられたスコーピオンキングのテゥームキングアーミー。。。本当にショックでした。
“ええっ!?アレってあのホワイトドワーフにのってたアレ!?”
な感じです。。。
そしてもちろん結果はボロボロ。。。自分は16人中、14位。。。一番スコアの高かったマットでさえ6位。。。
そしてその次の水曜日。。。
皆燃えてました。。。イヤ本当に。。。
アーミー編成、モデリング、ペインティング、背景台、色々な事を話しあったのを覚えてます。。。
そこから2年間、マディソンチームはクラブチームのトーナメントサーキットをまわりました。。。大体2カ月に一回ペースで開催されるトーナメントはもちろん、その月にイベントがあれば参加しましたし、リーグゲームもあったのでリーグを立ち上げました。
結果。。。自分たちのメンバーの中の一人がミッドウェストランページという大型トーナメント<中西部最大>で優勝したりしました。マディソンチームも上位には必ず食いこむチームとなりました。。。
そしてまあその時に自分たちのマインドセットというか考え方があらかじめ固まりましたねー。。。
まず第一。。。アーミーは全てのアーミーに対抗できるモノを作る。
基本的にはウォーハンマーをやると、相手にするアーミーって実は限られてきます。自分の友達の持ってるアーミーとかもクセがありますし、もちろん自分の好みも偏ってたりします。
でも自分たちが目指したのは“このリストで全てのアーミーと戦えるぜ!”というリストでした。
良く自分たちで言ってたのは“スケイブン、バンパイアカウント、ケイオスモータル、エンパイア”と同じリストで互角に戦えれば良いリストだ。。。
というリスト作りを目指しました。
アーミーって本当に偏ります。でも相手の持ってるアーミーに合わせると“いざ知らない人ト戦う”ってなった時に本当に困ります。トーナメントリストや本当にバランスのとれたリストっていうのは本当に難しいと思います。。。
次に皆で決めたのが“ユニットの使い方を覚えよう”でした。
どっちかというとFBの方がこれの要素が強いのですが、結構“このユニットって何ができるの?”って言うユニットが多いです。
さっき言ったバランスとは本当に無縁なあ変に偏ったリストで言うと
“ストロゴイバンパイアのフライングサーカス”<バンパイアカウントやキャラクターにこうもり変化持たしてガチに殴りに行くリスト>、
“スキンクスカーミッシャー・サウスランド”<全てブローダート持ちのスキンクで6を出すのみに命をかけたポイズンアーミー>
“スラン・マジックタレっト”<スランに鋼鉄の意思のバナーを持たせて25体のテンプルガードを持たせます。鋼鉄の意思、士気10、ふり直し可能、コールドブラッド、その上スキンクで的を目視するので敵を見る必要なしなリスト>
ユニット単位で言うと
“ブレト二アキャラクターハンター”<必殺の一撃、ふり直し有り、2+でヒット>
“フライングスキンク+ジャガーザウルス”<飛ぶスキンク、移動18のザウルス。。。二人ともユニットから抜けだして攻撃、そして逃げていくタイプのヒーロー>
“トロールのフェナティックキャリアー”<ナイトゴブリンのフェナティックを届かせるために再生能力を持ったトロールをナイトゴブリンの前に置く。フェナティックの初期で飛び出した時にトロールのベース分、距離が短くなります。もちろん傷は再生能力でちょっとは回復します>
“TKスケルトンヘビーキャルバリー、ブレイカ―”<スケルトンキャルバリーを16体入れて突撃、4ランク、バナーなどでユニットストレングスでオートブレイク狙いで行く編成。48センチチャージレンジ持ちでした。祈祷込みで>
こういう例をあげると変なアーミーやユニットで“それって最悪じゃねー”みたいな感じなのもいっぱいあります。でも最終的に偏ったリストやユニットは弱点もあります。それを知るのも重要だと思いますよ。バランスアーミーはこう言った変なリストとも対等に渡り合えるように作れるモノだと思います。
今上にあげたリストは全て普通のユニットやアーミーで対処できる方法があります。
これを習っていくのが本当に大事です。
ちなみにこう言う変なリストをいっぱい相手にしたり作ったりすると良いリストも出来ます。ダークエルフが本当に弱かった時代に東海岸GTを優勝したダークエルフなどはMSU<Multiple Small Units> というリスト作りをしてました。システムを良く読んで“攻撃役”と“隊列ボーナス役”をはっきり分けた上で運用するリストです。
ちょっとFBのお話になってしまった感じがしますが40kの方でもそういった編成やユニットバリエーションがありますよー。
歩兵万歳インペリアルガード<1500ポイントでラズキャノンが20発以上入るリスト>、
バイク万歳スピードフリークスとか<1850ポイントでふり直し有りのビッグシュータ<ダッカガン>が90発以上。。。ちなみにほぼすべてバイクでリーダーはパワーフィスト持ち>
エルダーウェーブサーペント突撃隊<昔はランドレイダーより硬かったウェーブサーペントをペアで運用して、メルタガン持ちユニットと接近戦ユニットをペアで突っ込むリスト>
ディーモンプリンス輸送部隊<ケイオスのガチガチにポイントを使ったディーモンプリンスをライノなどを使ってタンクの壁を作って突撃させるリスト。。。デーモンプリンスが接近戦に入ると敵がばさばさ死んでいきます>
などなど。。。昔はデーモンリストが無かったころにケイオススペースマリーンのルールを使ってオールデーモンなリストをやってた人もいたな。。。初期配置はモデル一体。。。コイツを1ターンの表で仕留めれればそこでゲーム終了だったり<汗>。。。ちなみにサモンポータルはその人の近くだったのでそこからすさまじい数のデーモンが接近戦に入ってきましたが。。。
まあ。。。こういった変なリストまで対抗できるようなリストを作りましょうってことかな。。。なんか言いたい事がズレてしまった気がしますが。。。
まとめると。。。変なリストはいっぱいあります。偏ったリストになりやすい人もいます。でも本当に良い、遊んでて楽しいリストは“全ての相手に対等に戦える”リストだと思います。もちろん偏った編成は“有利に立てる”のですがバランスのとれたアーミーは“本当に5分5分”です。でも何に対しても5分と5分なので何にでも対応できます。“ああーこのユニットどうする”って事がないです。
それを使いこなしたら本当に5分の勝負から自分の腕で6割、7割になってきます。もちろん自分のユニットを知る事は本当に大事になってきます。自分のトーナメントリストなどは同じリストで50戦とかやってました。戦歴を取る事はもちろんそれだけ使いこまないと自分のリストの弱点も分からないと思ったので<笑>時間も有りましたしねー。ちなみに50戦中は本当に色々困りましたよ。でもその困ったのが経験になります。チャリオットを森の中に突っ込んだ事もありますし、<自動ダメージが入ります>、川で立ち往生した事もあります。色々経験がつきますよ♪
でも本当にそういったリスト同士でやるゲームは楽しいですよ。皆さんもお試しあれ♪
長々とすいませんでした<ペコリ>
明日ぐらいに本日のフェニックスレギオンのお話を書きます♪
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4 件のコメント:
はじめまして。いつも興味深く拝見してます。
重みのある言葉で心に響きました。
参考にさせていただきたいと思います。
ありがとうございました。
いえいえ♪
いつも見てもらってるみたいで、ありがとうございます。
こう言う“わけのわからない”タイプの記事やネタ記事は多いですが、また見に来てください。
リクエスト等は随時募集中ですのでいつでも言ってください♪
目指すは「究極の汎用編成」という事でしょううか?
自分もいつも悩みますが…
「臨機応変な対応のできる編成」
↓
「どこかに『穴』とか欠点のない編成」
↓
「とりあえず無難な編成」
…に軟着陸です。
それでイイのか?
水ぱち殿
そういう時にするのはポイントの25%ぐらいを使って“トリック”を仕込む事です♪
基本的に75%ぐらいで硬い、臨機応変なアーミーを作っておいて何か隠し玉を入れると面白いですよ。
リザードマンで言うと<前の版しか相手にした事ないですが(汗)
空飛ぶトカゲとかステガドンとか。。。
昔で言うとポイントを使ってマークを付けていったり。。。
キャラクターを少しマジックアイテムを使ったりで隠し玉をしたり。。。
(実はこのザウルスは飛びます!とか)
それに使うポイントが少なくてもやり方しだいでは“色”を付けれますよ♪
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